2013年4月 6日 (土)
2012年12月27日 (木)
経皮的連続PCO2/Sp02モニタ
そう言えば少し前に経皮的連続PCO2/Sp02モニタのデモをしてもらった。その時はなんとなく聞いていたが、数日前にCOPDの急性増悪が来てマスクを装着した。酸素化は良く換気が問題であったが、マスク換気が功を奏してうまく離脱できた。
この時血ガスを取らないと離脱の評価はなかなか難しいがこういう時あったら確かに便利だなぁと後で気づいたので備忘録。
センテックデジタルモニターシステム
まぁ静脈血で見れば済むことだけど連続測定は魅力的ですね。ただ250万とか言ってたっけ??
Engström Carestation
お気に入りのエングストロームケアステーションが販売中止となりました。
そんな珍しいもん買うからだよっと叱咤されそうですが、エングストローム社は人工呼吸器では老舗です。フロートリガーやMMVを世界で最初に取り入れたり、トリガーウィンドウを可変できたり先駆技術をリードしてきました(人工呼吸器総合サイト:備忘録)。現在もFRCや内因性PEEP、呼吸代謝が測定できたりと他社には無い機能を装備しています。さらにデーテックスオメダと合併したことによりモニター機能も充実していて操作性や履歴の表示もかなり向上しています。
2012年12月 4日 (火)
ウィーニングは必要ない?
Why are we still weaning?…との話題がこれからクローズアップされるのか?
そんな本日、Drから思いついたようにがあり、「あの患者さんそろそろだと思う。最近の呼吸器勉強してないんよ。離脱の方向へ持ってって」と依頼がありました。そんな時、信じてもらえるか否か?また自分自身が信じるか否か?、は別にして、このようなプロトコールはひとつの後ろ盾となります。流行りものにただ乗っかるのは大嫌いですが、参考になる根拠材料としては使えるので、自分のため備忘録としてリンク貼っときます。
ちなみに本呼吸器はSBTモードが装備されているので便利です。久々に使ってみよ♪
あっ…それと日頃からのアピールも大事ですね。お手伝いさせて頂くには辛抱強く信頼関係を築く努力をしましょう。
2012年10月12日 (金)
新マスク
NIVの鼻マスク新製品を使用してみた。これは良い
ウチではカテーテルマウントの事を「象の鼻」と言う通称で看護師さんは呼んでいるが、見るからに象の鼻的な印象がある。各メーカーが色々な形状を模索してリークを無くそうと努力されたと思いますが、ここには行き着かなかったようですね。見た瞬間ナイスアイデア!と思いました。SASのPtにも睡眠中のリークが気にならないと好評とか…。今のところ鼻用しかなく、フルフェイス用が出てくれることを期待します。
こちらは電子化関係。
血圧、体温、SPO2を測定すると電子カルテと連動することが可能です。諸問題はありますが、時代はその方向へ流れて行っています。この手の機器は今後増えていくことが予想されます。
そしてパチンコAKB
とうとうパチンコもエンターテイメントメディアとコラボの時代。一定の時間になるとそのシマ全台でコラボしたAKB新曲のPVが流れ出します迫力。
2012年9月 5日 (水)
似て非なり??
在宅呼吸器の進化は止まりません!ここまでくれば病院であっても大方の施設を賄えるレベルまできていると思います。コンパクトで静か、操作性にも優れ、バッテリーも搭載、ログの表示機能も充実しています。ブレンダーは必要ですが60L/minのO2が流せます。さすがにパワー不足は否めませんが、ほとんどの症例はこれでいけてしまうとは言いすぎでしょうか?ご興味のある方は各業者さんに問い合わせてください。
ところでこの2機種は似て非です。かたやTEIJINのNIPでマスク専用、もう一方はフクダライフテックのVELIAで気切もいけます。あと、iBAPASと呼ばれるいわゆるボリュームターゲットがNIPには搭載されていますが、VELIAにはありません。双方のフル装備でお互いがOEMで売れば良いのに、色々な事情があるのでしょうね。だけどフル装備欲しいなぁ…。
今年の呼吸器学会で展示されていたらしく在宅人工呼吸のカリスマ、四季早々さんのページでも紹介されていました。さすが
2012年7月31日 (火)
Lower Rate
人工呼吸器とペースメーカーは、自己が無くなったら器械的に強制が入ると点で似ていると思う。強制が入る時は自己と被ることが起こり得るので、ファイティングやフュージョンなどと言う呼び名で、整っていない状態の事を示す。
ペースメーカーはLowerRateという脈の最低保障の考え方だが、人工呼吸器の呼吸回数はそういう発想で無い場合が多いのではないだろうか?強制換気の換気回数が増えるほどファイティングの頻度が高くなるし、ファイティングを避けるにはPSがやっぱり一番優れいてると思う。余計な沈静がかかっていなければ、大概の場合必要な分だけ自力で呼吸してくれるだろうし、もし不足しているなら不足分だけサポート圧をかけてあげれば良い。それでも足りなければ吸気時間を設定して、最低保障分の呼吸回数を設定してあげれば良い。
人工呼吸器は無呼吸時バックアップ機能が普通でアラームは鳴るし、設定も大きく変わってしまう物が多い。すなわち呼吸回数はLower Rateで良いのでは?そういうコンセプトのバックアップ換気の装置はないような??
なんか最近、呼吸器のモードはPCVとPSVだけで良いのではないかと思ってきた。
はい。おまけスライドで登別のクマさんです。今後も小出ししていきます(^^;
2012年5月16日 (水)
above PEEP
PCVで換気することが主流?なりつつある人工呼吸の換気モード。確かにメリットは沢山あるが現場の看護師さんが動作をよ~く理解して行なっているかと言うと、若干疑問が残ります。
都合により患者さんに装着中の人工呼吸器の機種を変更することになりました。「設定は同じでよろしく」とDrの指示。PCV、PIP10cm PEEP5cmの同じ設定で呼吸器を交換したところ、突然換気量が下がってパニック状態になったと連絡がありました。above PEEPの問題だったようです。
above PEEP
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気道内圧の設定方式として、PEEPを独立してPIP(peak inspiratory pressure)を決める方法と、PEEPに上乗せする吸気圧レベル(above PEEP)がある。 前者では、PEEPの変更に伴い吸気圧レベルが変化するので換気量も増減する。後者では、PIPはPEEP + 吸気圧レベルとなる。
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同じ換気状態を維持しようとすると、Aでは15/5、Bでは10/5ということになります。今回の場合Bの機種からAへ変更したのでこんな事態になったと言えます。
above PEEPを検索しても意外と出てないですね。治療の標準化はあまり好きではありませんが、用語の標準化は是非とも早急に進めていただきたいものです。
どうしたの急に?って声が聞こえてきそうですが、はい。切れる前の蛍光灯状態です。何かのスイッチが入ったようですが、直ぐに息切れするのでご心配なく
2012年3月27日 (火)
第11回呼吸器セミナーにて…
年毎に盛況を増す呼吸器セミナーは今年も盛会でした。なんと350名を超える参加者が本州最南端のしょぼい大学の講堂にあつまり、熱気ムンムンでした。
口火のM先生個人的には過去最高の講演でした。何が良かったって、我々の立場と奮闘を充分考慮された内容だったからです。「はっきり言って医者よりみなさんの方が詳しいことはたくさんあります。医者は”わからない”と認めるのが怖いだけです。良い治療を行うには皆さんの力が必要なのです!」涙が出そうなくらい感銘。内容もシンプルで明快なぜ酸素化に陽圧が必要かを明快に解いてくださいました。あざ~す(=゜ω゜)ノぃょぅ。
しかし、今年は裏方で世話をする役から外れたのですが、担当の若者世話人の気が利かないことと言ったら…あまりにも行動の鬱滞が目に余るので、耐え切れず自らさっさと作業を始めたら、「それ順番違いますよぉ…」「なら、てめぇがさっさとやれや」とは言いませんでしたが、あれではレスポンスを求める医療現場では使い物になりませんね見てますかぁ~貴方のことですよぉ(その中に教え子も数人いましたが…)
彼らをフォローするとしたら、許可が出なければやってはいけいないと思っているようですが…。しかし、言われる前に動くことは若干リスクは伴うものの、評価は最高です!(詳細は2006年9月)失敗を恐れずガンガン積極的に動いてみようぜぇ~。メリハリがあった方が後で良いきっと思い出になると思いますよ
2012年3月11日 (日)
HPMに行く予定が
昨年震災で中止になったHPMに、今年も参加する予定でお江戸に出発したのが金曜日。
電カル更新の絡みから関東のおっきな病院に見学に行きました。ここについては、詳しくは書きませんが少々驚いたのがスキャンセンター。ペーパーレスと言えど、電子化できない書類は沢山あります。それらはすべてスキャンして参照用に保存するわけですが、そのための選任者がなんと6人。一日中チェックしてスキャンしておられるそうです。
電子化って一体…。考えさせられる一場面でした。
土曜日はHPMに行くぞ!出発したのですがちょこっとだけ寄り道しようとここへ
東京はみぞれ混じりでめっちゃ寒くて…。そんな中よう待ってまで行こうと思うよなぁ。
その後カフェで今後の予定について瞑想。HPMの会場をちょこっとかすって、ルミネよしもとへ。どうせたいした芸人も出ないし、寝るんやろなと思ってたところが、とんでもない想定外。まぁ笑えるのなんのって流石はプロ!と思いっきり感心させられました。また”生”の雰囲気がたまりません。涙流して笑いこけて幸せな気持ちになりました。
翌日、今日こそはHPM行くぞ!って予定は最初から無く神奈川県技士会主催の呼吸器セミナーに参加しました。特筆すべきはAPRV。「病態をきちんと理解しろ!」「医師と一緒にやれ!」と小谷先生めっちゃ熱かった。臨床ですからね。ブームに乗るようなノリで行ってはならないのは当たり前。教訓、教訓。それにしても応募総数1000名で半分くらい断ったそうで…やっぱ都会やなぁ。
3日間で庶民的に食した一覧はこちら
親子丼 玉ひで
チョイ悪どころか、本悪オヤジの出張日記でした
より以前の記事一覧
- 吸入薬の標準吸入手順 2012.02.20
- 循環器とSAS 2011.09.29
- オキシマスク 2011.08.01
- バッキングとファイティングの違い 2011.05.09
- 人工呼吸器口コミ比較 2011.04.13
- 第10回呼吸器セミナー 2011.03.28
- VentView 2011.02.12
- 第12回山口中央呼吸ケア 2011.02.06
- 2陰性のフロー波形 2011.01.25
- HT-70 2010.12.14
- MostGraph-01 2010.10.07
- シール法、埋め込み法 2010.08.21
- 吸引特需 2010.06.23
- ディスポF回路 2010.06.16
- 動脈カテーテルからの採血?? 2010.05.11
- エングストローム・ケアステーション 2010.04.13
- ワイド、わいど 2010.03.08
- 人工呼吸器の動向 2010.03.05
- 匠 2010.02.15
- 続々・第9回呼吸器セミナー予告 2010.02.02
- 続・第9回呼吸器セミナー予告 2010.02.01
- 心停止の判断にETCO2。○か×か? 2010.01.29
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