国会見学ツアー
これぞ国家の行方を決定する最高機関!一度は見ておいて損はないと思います。
このポジションから写真を撮るのもそう簡単ではないですし、警備も厳しいものがありますが、私的にはここ数年それなりにそういうことに関わってきましたから、あるていど特別扱いのコースを提供して頂けることになりました。ちなみに一般の方でも普通のコースであれば当日申込みでわりと簡単に見学できます。
やっぱり、歴史と風格を感じさせる雰囲気は厳格な気持ちにさせられます。
参議院の本会議場にも入ることが出来ました。こちらには衆議院と異なり天皇陛下のお席があって、もともと貴族院と言われる名残りを感じさせます。いつもテレビで見る景色ですがやっぱり生で見ると、また違った感動が得られました。
話題の今井恵理子氏の名札も既に整っていましたが、なんでも新人議員が前の方に位置されていて、当選回数が多いほど後方に位置されるようなしきたりになっているそうです。前方の大臣席にあたる、仕切りの向こうが「行政」。こっち側が「立法」で、三権分立が見た目にも明確にわかるような設計になっているそうです。
最もインパクトがあったのは天皇陛下専用のお部屋。皇后さますら入室を許されないおひとり専用のお部屋とのことでした。さすがに写真は撮ることが出来ませんでしたが、ガラス越しに肉眼で拝見すると身の引き締まる気持ちになりました。正面玄関からこの陛下専用のお部屋に辿り着くメインストリートと言うか階段があるのですが、そこは陛下専用の通路だそうで建立以来他の人間は誰ひとりただの一度たりとも通ったことが無いそうです。
格差社会とかっていろいろ批判がありますが、やはり人を敬うある程度の封建的な社会は存在すべきだと感じた次第です。
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