「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

(牛馬は何を語るのか コレクション展)

★牛馬は何を語るのか コレクション展

 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日)

(WEBサイト→)

kandanissho.com

 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描かれ方は様ざまです。農耕馬、乳牛、亡骸、風景に溶け込む牛馬、そして半身の馬・・。

 本展では、それら神田日勝が描いた「牛馬」に注目します。様ざまな描かれ方をされてきた「牛馬」たちが、我々観る者へ「何を」「語って」いるのか、ご覧いただければ幸いです。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、神田日勝記念美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

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[文学展]★雪が降る 本の中にも、文字の上にも展

(雪が降る 本の中にも、文字の上にも展)

★雪が降る 本の中にも、文字の上にも展

 北海道立文学館、2024年11月23日(土・祝)-2025年1月19日(日)

(WEBサイト→)

www.h-bungaku.or.jp

 北海道の冬は白い世界が広がり、雪が降ったあとの樹木は、枝に雪が降り積もり幻想的な雰囲気が醸し出されます。子どもの頃はうれしくて、楽しかった雪景色ですが、大人になるにつれ段々大変でちょっと憂鬱な気持ちになります。でも季節が廻ると一面の白い世界が訪れます。本のなかにも、文学作品のなかにも吹きは振っています。作品のなかでは、ロマンチックな雪や、嬉しいとき、悲しいときに振っていた雪や開拓の苦労に伴う雪など、いろいろな雪が描かれています。

 本展では、北海道ゆかりの作品から雪を描いた小説、詩、短歌、俳句、川柳、絵本を紹介。文学の中の雪の冷たさ、温かさを感じてみてください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

 

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[特別展]★ロートレック フィロスコレクション 時をつかむ線 展

(ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線展)

★ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線 展

 札幌芸術の森美術館、2024年10月12日(土)-2025年1月5日(日)

(WEBサイト→)

artpark.or.jp

www.stv.jp

 大衆文化が爛熟した19世紀末パリ。ベル・エポックとよばれるこの時代に活躍した画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年-1901年)は、歓楽街であったモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人たちを描きました。本展は、ロートレックのグラフィック作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションで構成されています。

(ロートレック『エルドラド、アリステッド・ブリュアン、彼のキャバレーにて』、
1892年、リトグラフ)

 コレクションの最大の特徴である素描作品を核に、ポスター、版画、さらにロートレックの手紙や写真など作家の内面に迫る作品と資料、およそ260点を展覧いたします。「1展もの」の素描は日本初公開となるほか、ポスターの下絵などロートレックの制作過程を伝える資料もご覧いただけます。

 時をこえて、ロートレックが生きた19世紀末のパリの活況を存分にお楽しみください。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌芸術の森美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

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[特別展]★三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人びと展

(三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人々展)

★三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人びと展

 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2024年11月29日(金)-2025年1月19日(日)

(WEBサイト→)

nam.go.jp

 本展は、三重県内3会場で開催され、18-19世紀に活躍した松浦武四郎、大黒屋光太夫、村上島之允など、三重県出身の先人たちとアイヌ文化との関わりを紹介するものです。松浦武四郎の日誌や文献を中心に、絵図や民具などの展示を通じて、アイヌ文化やアイヌ語地名などをご紹介するとともに、北海道探索の歴史と現代の観光情報もまじえて展示いたします。この機会を通じて、アイヌの歴史・文化への理解を深め、現代社会における多様性の尊重とアイヌ民族の現状について考える契機となることを目指しています。

(貝澤雪子「アットゥシ(樹皮衣)」)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ウポポイ/国立アイヌ民族博物館さま(HP)よりお借りしました。

 

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[特別展]★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展

(北方民族の衣装展)

★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展

 北網圏北見文化センター、2024年12月14日(土)-2025年1月26日(日)

(WEBサイト→)

hokumouken.com

 北海道からサハリン、ロシアのアムール川流域にかけて暮らしてきた諸民族の衣装や道具類には、一見すると似た文様が施されています。しかし子細に見てみると、民族によって構成や色遣い、技法に違いが見られます。本展では、北方民族博物館の所蔵資料のなかから、おもにサハリンからアムール川流域にかけての諸民族の衣装を中心に、共通性と違いをご紹介していきます。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立北方民族博物館さま(HP)よりお借りしました。

 

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[企画展]★板津邦夫 追悼展

(板津邦夫『星と太陽と月』、2000年、北海道立旭川美術館)

★板津邦夫 追悼展

 北海道立旭川美術館、2024年12月3日(火)-2025年3月16日(日)

(WEBサイト→)

artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp

 板津邦夫(1931年-2023年)は、長らく旭川を拠点に、北海道の抽象彫刻を牽引してきた作家でした。本展では、2023年に逝去した故人を偲び、当館収蔵の作品から作家の軌跡を振り返ります。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

 

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[企画展]★遠藤ミマン モチーフを語る展

(遠藤ミマン モチーフを語る展)

★遠藤ミマン モチーフを語る展

 苫小牧市美術博物館、2024年12月10日(火)-2025年3月16日(日)

(WEBサイト→)

www.city.tomakomai.hokkaido.jp

 遠藤ミマン(1913年-2004年)は、勇払原野や樽前山など苫小牧周辺の風景を題材に、豊かな色彩と印象的なモチーフで独自の画風を切り拓いた作家です。「モチーフを語る」は、遠藤ミマンが1961年(昭和36年)に『苫小牧民報』に投稿したエッセイシリーズで、自身の作品に登場するモチーフについて記述されています。本展では、このエッセイを手掛かりに、当館収蔵の遠藤ミマン作品と彼の言葉をご紹介いたします。

 

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、苫小牧市美術博物館さま(HP)よりお借りしました。

 

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