清水寺・鉄道博物館

京都旅行三日目は、雨天だった。朝食は駅ビルのイノダコーヒにて。京都在住の知人が言っていた「京都人はパンとコーヒーが好き」という仮説が本当に他の都市に比べて有意なのかは分からないが、美味いが高いイノダコーヒに朝から列を作る程度にはパンとコーヒーが好きらしい。MZ25。

市バスに乗って清水寺へ。この日は終日雨模様だったので、そんな中で子連れで屋外を観光することに家族は反対であった。しかし、典型的な京都と言えば清水寺は外せないという持論を押して強行。しかし雨に加えて清水の舞台も工事中で、テンション下げ下げ。目が死んでいるのはそのせい。BCL0980、MZ17。

風景を撮ろうにも、光は乏しいし雨でコントラストが下がるし、カメラも自分も濡れるしで、厳しいコンディション。 この例では、LightroomのDehaze効果でコントラストと色味を強調してヌケ感のある仕上げにしているが、だからって愉快に写真になるわけでもない。MZ45、MZ25。

私が寂しそうにしていると、「写真に入ってあげるよ」と上の子が声をかけてくれた。100枚のキーパー写真よりその言葉が嬉しい。MZ17。

気を取り直して、音羽の滝。この水を飲むと、向かって左から、健康、恋愛、学問の願いが成就するそうな。小学二年生にまだ恋愛は早すぎる。MZ17。

この後、下の子はぐずりだし、妻は怒り出しで、撤退。京都駅近くの新福菜館へ。妻の好物とのことで、子達にも好評。笑顔が戻って来た。BCL0980、MZ17。

雨でも楽しめる場所と言えば、博物館。雨でなくても行くつもりだったけども、鉄道博物館へ。入るといきなり新幹線0系のお出迎えで団塊ジュニア世代のテンションは上げ。MZ17。

大人は鉄道の歴史などの薀蓄を眺めて行くだけで楽しい。子供そっちのけで見ていたい。MZ17。

子供達も、列車やその他のレトロな雰囲気の展示を見つけては「あれ何」「これ何」と聞いてきて楽しそうだった。電車を下から見られるのもまた面白い。MZ17。

最も盛り上がったのが、非常ボタン。踏切や駅ホームの非常ボタンを押せる。実生活で押すと大変なことになるので、ここで押しておきたい。踏切で倒れる人の役を親がやって、それを子が非常ボタンで助けるというごっこがめちゃ楽しい。子達には「本物は絶対に押すな」と何度も何度も念押ししておいたが、後日自分が通勤時に非常ボタンを目にした際には何気なく押しそうになったのが恐ろしい。MZ17。

上の子が大人気の車掌さんお仕事体験の抽選に当たった。車内アナウンスとか各種点検とかいろいろ体験できた。最近の車掌さんは業務にスマートフォンも活用しているそうな。MZ17。

建物の外には、梅小路の円形車庫とターンテーブルが保存されている。ここは超広角レンズや魚眼レンズの出番だ。BCL0980。

その他、管制室とか運転シミュレータとかジオラマとかの展示が盛りだくさんで、半日では回りきれない規模の施設だった。また来たい。MZ17。

その後、西利の千枚漬けと菱岩の高級弁当を買って、大阪へ。やっぱり京都は2泊3日じゃ足りないな。MZ17、MZ25。

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