まず、嬉しかったニュースを一つ。"^_^"
『菅直人氏引退受け、グループ後継に西村智奈美氏 「草の根を実現」
立憲民主党内の菅直人元首相が率いるグループ「国のかたち研究会」は13日の会合で、菅氏の政界引退を受け、西村智奈美・前党代表代行を座長に選出した。
西村氏は「菅氏が体現してきた市民政治、草の根民主主義を私が先頭になって実現していきたい」と述べた。会員は衆院選前の16人から、衆院選後は新人の参加などで22人に増えた。【池田直】(毎日新聞24年11月13日)』
今回の衆院選で菅直人氏(78・衆院14回)が自発的に引退したのだが。菅氏(MYごヒイキのひとり)については、機会があったらいつか書きたいと思う。<原発事故の時の首相が菅直人氏でよかった。(ノ_-。)>
その菅氏が、元祖・民主党を立ちあげた後、ず~っと続けていたの勉強会グループが「国のかたち研究会」。この会は、今でも立憲民主党内に残っているのだが、西村智奈美氏が座長に就任すると尻、嬉しくなった。(^^)
是非、本当に国民の生活と安心を守ることを第一に考えた平和・リベラル志向の草の根民主主義の政治理念をしっかりと守って欲しい。西村氏なら安心して託せる。(**)
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ところで、私が一度は離れかけていた立民党を、もう少し支持しようかと思い始めたのは、野田佳彦代表が。当初、言ってていたほどには、国民党や維新の会と積極的に連携しようとしていないからだ。(・・)
衆院選前も2党の代表に会ったり、維新で抗議を行なったりしたが、両者との関係はほとんど近づかず。国民党とは若干、選挙区調整を行なったが、維新とは100以上ぶつかったままだった。(~_~;)
野田氏は当初、小沢一郎氏を選挙対策の責任者に起用し、国民や維新と選挙協力を行なうことも考えたようなのだが。形式的には野田氏に次ぐ「総合選挙対策本部長代行」なる地位を与えたものの、何も指示を出さなかったとのこと。
小沢氏はこれでは動きようがないと嘆いていた。(~_~;)
野田代表は、最初から他党の協力を求めrより、できるだけ立民単独or中心で与党が作れるように、全国各地に候補者を増やす方針に切り替えたからだ。(**)
<この姿勢を貫く限りは、mewは立民党を支持する。(・・)>
11日の衆院での首班指名では、結局、自民党と公明党は石破茂氏の名(221票)を書いたのだが、決選投票になっても、野田佳彦の名を記したのは立民党と共産党+無所属1(160票)だけ。
あとの政党の議員は、みんな自党の代表の名を書いたため、無効票(84票)とされた。(-"-)
小沢氏は案の定、「84票の無効票が野田氏に入れば内閣を取れた。よく考えるべきだ」と語っていたというが。(共同11.13)
93年の細川政権の時のように、自民党から政権を奪取さえすればいいというだけで、基本理念がバラハバラの政党8つで連立組んでも、1年も持たないのは経験済みだろう。<小沢は自分の言うことをきいていれば、崩壊しなかったと思っているらしいが。^^;>
また、何と(あの)国民党の玉木雄一郎代表までがTVでこんなことを言いやがっていたというのだ。
『玉木氏は「野党第1党が各野党をまとめることが必要だったんではないですかね」と返答。「我々、何カ月も何年も前から言っていますけど、基本政策の一致の協議をしっかりやること。憲法観や外交安全保障、原発含めエネルギー政策、国家運営の基本政策でバラバラだと、名前は書くけれども、できた政権で何をするんですかね?」と、腰を据えた議論の必要性を訴えた。(スポニチ24年11月11日)』
え?これは、立民党が政策協議をまとめなかったせいなんですか?(・o・)
まあ、維新は基本的に政治理念が異なる政党だけど。国民党は、もともと同じ民主党にいた議員が多いし。リベラルな経済・社会政策はほとんど一緒なので、2020年に全面的に合流したところ、玉木代表らが最後の最後に「どうしてもイヤだ」って、残ったんだよね。(-"-)
まあ、玉木氏は最初は自民党から出馬したいと考えていた保守系政治家ゆえ、憲法改正や安保強化を重視しているし。軍事や経済の増強を考えれば、原子ゼロを目指すこは考えられないので、立民党の党の方針には賛同できないというのだ。(・・)
元民主党の支持母体である連合が、分裂後もこの2党を支援しているのだが。憲法は「???」」なのだけど。電力や自動車などの労連は、原発推進を予定しているため、脱原発を主張する政党や候補とは相容れず。選挙で支援できないと言い出しているという。<連合東京は、都知事選でも蓮舫氏でなく小池知事を支援した。^^;>
先日、元連合会長の古賀伸明氏(72)が旭日大綬章を受章してインタビューを受けていたのだが。
古賀氏は元祖・民主党が作られてから連合の一員として支持。ちょうど09年~12年に連合会長になった時と民主党が政権をとっていた時と重なっているのだが。
『当時の国政運営を「皆で選んだ首相が決めたことに反対して足を引っ張り合い、稚拙だった」と回顧する。』(時事11.03)<小沢Gと非小沢Gの戦いが。(ノ_-。)>
ただ、連合は共産党嫌いが多いので、古賀氏も共産党は距離を置くべきだと、そして、国民党と早く合流すべきだと主張するのだ。
『玉木氏に対しても、岸田政権下の予算採決で賛成に回ったことを挙げ、「政権を全肯定する行為だ。あり得ない」と手厳しい。
その上で、両党の合流を唱える。「玉木氏は原発、安全保障、憲法といった基本政策にこだわっている。立民が歩み寄るべきだ。一緒にやるには大きな方が譲るのが組織の鉄則だ」(時事通信24年11月3日)』
mewは、何で政治の基本政策において、大きい党が譲るのが鉄則なのか理解できない。<企業経営とは違うんだから。>
小さい政党の意見は尊重するが、多数の支持を得ている基本政策の法を優先させるのが民主主義の鉄則だろう。(-"-)
立民党を支持している人の多くは、立民党が「憲法改正に慎重」だから、「脱原発」を目指しているから、支持しているのであって。その基本政策を捨てたら、逆に半分ぐらい支持者が減るのではないだろうか?
連合の、他の組合の中にも、改憲推進の立民党など支援できないという人が続々と出るはずだ。(・・)
古賀氏の考えは、本来の立民党を潰すことにつながるので、許容できない!!<野田代表も許容すべきではない。>
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野田佳彦代表は13日夜になって、小沢一郎氏と都内の日本料理店で会食したとのこと。
『小沢氏は、立民の比例代表の得票が衆院選で伸び悩んだと指摘。与党が過半数割れした衆院選結果について「ヒットを打ったのではなく、フォアボールと相手のエラーで得点しただけだ。参院選は厳しい」と、野田氏に伝えた。(共同11.13)』
衆院選では、小沢氏は総合選挙対策本部長代行の役職に就いたものの、本人が目指していた立維国の一本化はできず(時間もなかった。)
『会食後、野田氏は「いろいろご指導いただいた。(参院選に向け)思いっきり仕事をしてほしい」と記者団に話した(同上)』というが、
どうか小沢氏が「何が何でも政権交代」で強引な選挙協力、候補者調整に動かないようにと。あくまで立民主導で(基本政策は曲げず)、板買いが納得行くような形の選挙区調整を進めて欲しいと。折角の願っているmewなのである。(@_@。
THANKS