【テニス・・・西岡良仁が主催する「Yoshi's CUP」が14,15日に開催され、川西飛生(高3)が2連覇を果たした。この大会は、西岡が自ら資金を出して、ジュニアを対象に行なっているもので、既に4回めを迎える。
優勝者には海外などでの活動を支援するため400万円が贈呈される。本年度は、優勝者への副賞として、西岡、錦織が学んだ米国のIMGアカデミーへの短期留学も贈呈された。このような活動をしている西岡をリスペクトしつつ、応援している。
今週、西岡が元ウェザーニュースキャスターの女性と結婚を発表した。(*^^)v祝
試合に帯同するようなので、よりアグレッシブに&精神的に落ち着いて(試合中にカッとすることがあるので)いいプレーができればいいと思う。<テニスは12月末から新シーズンを迎える。錦織は今月30日開始の香港OPに出場予定。】
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昨日の「自民、123万に固執。維新と国民党を両天秤か+維新・前原が国民党に共闘を呼びかけ+競馬」の続きを・・・。
折角、自公が衆院で過半数割れしたので、本来なら野党が一丸となって、政府・与党を壊すことができるといいのだけど。逆に自民党としては、何とか野党をバラバラにして、政権交代の危機をしのぎたいところ。
しかも、幸い、少数野党の国民党、維新の会は、立民党主導の大野党の一部として活動することを望まず。まずは、政策を一つにしぼり(いわゆるワンイッシューで)、政権与党と交渉し、自分の政党の存在感をアピールすべく、必死になっている。^^;
自公与党は、過半数割れしながらも、何とか今年度の補正予算、そして来年度の本予算を成立させなければいけないのだが。狡猾な自民党は、2党を両天秤にかけ、自分たちの都合のいいように利用し、この危機を乗り越えようとしているようだ。(-"-)
さらに、野党連携を防ぐべく、国民党と維新の会が対立するように、仕向けているような感じさえする。(>_<)
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先に与党に飛びついた国民党は、自公国3党で「103万の壁」に関する協議を行ない、国民党が主張する178万円への引き上げを目指すと合意を交わした。しかし、与党は来年度の税制改正大綱に、所得税の控除額を(178万円にははるかに届かない)123万円に引き上げる内容を明記することを決定。国民党は激怒して6回めの協議を中断。現段階では協議再開の見通しが立っていない。(-"-)<国民党は衆参の補正予算に賛成したのに。「御用が済んだらポイ」された気分かも。^^;>
自公が国民党に強気で出ることができたのは、維新の会が、教育無償化の協議を行なうことを条件に、自民党に歩み寄り、こちらも、野党でありながら(しかも、組み替え動議を出しながら)補正予算で賛成に回ったからだ。_(。。)_
このことを知った国民党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は18日、Xに、維新が財務省(横に自民税調)と密約を交わしていたかのような見解を投稿を行なったのには、少し驚いた。
『自民党、公明党は、国民民主党に提示した「123万円案」をそのまま盛り込んで、今週20日(金)にも税制改正大綱を取りまとめるとのこと。3党の幹事長間で合意したにもかかわらず見切り発射とは驚きました。
もともと、財務省の戦略は、
・維新の新体制が発足次第、関係部局が接触
・当初予算の修正等で盛り込める政策を探る
・国民民主、維新、立民で予算に対する影響が最も「安上がり」の政党と握る
ということだったようなので、最近の維新幹部の発言を聞いていると、維新と握る算段がついたということなのでしょうか。
いずれにせよ、私たち国民民主党は、選挙で約束した「手取りを増やす」政策にこだわり「178万円を目指して」引き続き頑張ります。
応援よろしくお願いします。』
これには、維新の吉村洋文代表がすぐに18日にXで反論の投稿を行なった。
『玉木さん、我々は何も握っていません。103万円の壁突破には賛成の立場です。憶測は控えて頂いた方がよいかと。
地獄の底まで、本気で腹括ってやる、一緒に178万円目指してやろう、というなら、協議しましょう。
但し、パフォーマンスはなしです。僕らも実現したい公約がありますので。』
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玉木氏が、維新の提案が安上がりだと書いていたのは、国民党の主張する178万円引き上げをすると6~7兆円と大規模な税収減になるが、維新の提唱する教育無償化は年6千億円しかかからないからのようだ。^^;
維新元代表の橋下徹氏は、Xにこんな投稿をしていた。
『自民党は維新と合意したら年約6000億円の財源で済む。地方に責任を負わせればもっと安く済む。そして国民民主党を無視できる。』(18日)
『自民中枢は、国民民主の年収の壁引き上げよりも、維新と組むべきという声が強くなってきた。ここで維新と国民民主が分断されるか、タッグを組むか。後者しかないだろう。』(18日)
『維新と国民民主が自分の手柄だけを考えれば政府与党の思う壺。まさに囚人のジレンマ。
維新と国民民主は分断されずに横連携することによってこそ一緒に手柄を取れる関係。(19日)』
要は、自分がバックについている吉村代表が提案しているように、国民党が維新と連携すべきだってことね。^^;
その維新の会は、19日になって、自公と教育無償化に関する第1回の実務者協議に臨んだのだが。何だかこちらも、維新の思い通りに行かなそうな感じになっている。^^;
最初に、協議会の名称を決める時点でもめてしまい、自民党の小野寺政調会長が退席したというのだ。(・o・)
『自民党、公明党、日本維新の会は19日、教育無償化について議論する、第1回の実務者協議を開いたが、協議の名称に「教育無償化」という言葉を入れるかについて意見が噛み合わず、結論を次回に持ち越しとなった。
維新の前原共同代表は、政府の補正予算に賛成した理由として、「能登復興予算の増額」と「教育無償化の協議体設置」を挙げていた。
協議後に会見した維新の青柳政調会長は、「『教育のあり方に関する検討チーム』という仮称を示されたが、『教育無償化』を名称に入れてほしい。当然の前提だろうということで、次回までに回答をもらうことになった」と説明した。
青柳氏は「(自民の)小野寺政調会長が離席してしまった。その場にいたら、そういう話にならなかったのでは。自民党の参加者の、個人的な理解の差異があったと思う」と述べた。(FNN24年12月19日)』
国民党が「103万円→178万円への引き上げ」にこだわるように、維新は「教育無償化」という政策、言葉にこだわっているのである。
『青柳氏によると、2025年度予算案の審議が進む2月中旬をめどに、高校授業料無償化の制度設計を行うことを目指し、各党が検討課題を持ち寄り、優先順位をつけていくことで一致したという。
また、青柳氏は、教育無償化の推進には「3党とも前向きと確認できた」として、次回の協議を年内に行うことも明らかにした。
一方、協議とほぼ同時刻に、維新の前原共同代表と自民の渡海元文科相が国会内で会談したことが、FNNの取材で分かった。
維新が求める教育無償化について、意見交換を行ったとみられる。(同上)』
<維新の場合、自民党幹部とも馴染みがある前原誠司共同代表の動きも見逃せないのよね。^^;>
個人的に、半分ぐらいは、国民、維新のやり合い、自民党の駆け引きなどの政局的な話を興味深く見ているところがあるのだが。
ただ、国民党も維新も、ひとつの政策だけで勝負をしているわけで。<国民党はそれだけで、政党支持率が野党第一党になっていたりもする。>
他にも大事な政策、予算が色々あるのに、メディアや国民の注目がそちらの方ばかりに行くのはいかがなものなのかな~と、何かモヤモヤしているmewなのだった。(@@)
THANKS