泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

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 鬱。
 自分がこれまでにした発言が断片的に集められ、文脈関係なしに非難の対象に。非難と受け止めていたのはその場で自分だけかもしれないが、間違いなく非難であるということは、ここ最近の様子からわかっている。
 出席者全員が本音と建前を使い分けて、ひとり正直に話をする自分だけが悪者として叩かれる。状況が好転しない理由は、わかりやすいところに向けられる。とにかく理由探しをしないと、みんな納得できない。一番身近で状況を見てきた者の意見を聞こうともせず、状況を見てきたことがない者が判断を下して、対応策をとることの確約をとらせる。
 いらいらすると自分も態度に出てしまい、相変わらずこんな仕事に自分は向いていないのだと思い、今の法人に自分は必要なんだろうかとも思う。直接に利用者家族と深く関わると、あまりうまくいくことがない。すぐに嫌われる。嫌われれば、悪い噂話は狭い地域の中で広がる。そのうちに、誰のために何のために必死になって働いているのかもわからなくなる。
 昼からずいぶん日に当たったため、軽い頭痛。朝からほとんど何も食べていないが、その気にもなれない。大泣きして、少しすっきりしたいのだが、まだ泣けない。苦しい。