カテゴリ「第31期竜王戦七番勝負第1局」の記事
感想戦(1)
終局直後
―― 一局を振り返って、全体的にいかがでしたか。
羽生 ずっと難しいと感じては指していたのですが、少しずつ中盤の終わりぐらいは、苦しいのかなと思いながら指していました。
―― 角換わりは作戦で?
羽生 そうですね。予定の作戦で。
―― 指せると感じた局面は?
羽生 ずっとハッキリしない局面が続いていて、よくなったと思ったのは最後の最後ですね。
―― 七番勝負を勝利でスタートしました。
羽生 いいスタートがきれたので、次も頑張ります。
―― 2年連続で公開対局でしたが。
羽生 静かに観戦されていたので、いつもと変わらず指せました。
―― 一局を振り返ってどうでしたか。
広瀬 難しいのですが、盤上に駒が少ないので、結果的にはそれが悪いほうに出てしまった。
―― 2局目の抱負を。
広瀬 内容的にはいい勝負ができましたので、次は頑張ります。
―― 公開対局は?
広瀬 普段と変わらず指せました。
羽生竜王が開幕戦を制す
開幕戦を羽生竜王が制しました。終局時刻は19時23分。消費時間は、▲羽生7時間59分、△広瀬7時間59分。第2局は10月23、24日(火・水)に福岡県福津市「宮地嶽神社」で行われます。
先手勝勢
図の▲3九桂と受けた手を見て阿久津八段は「先手は再びバリケードを築きました。次に▲4三馬の王手金取りや▲1一成桂と香を取る手があります。両方は受からないですね。先手が勝勢といっていい局面になりました」と話した。
先手優勢だが……
青野照市九段、高田尚平七段、千葉七段、佐々木慎六段の継ぎ盤と佐藤康会長、阿久津八段の継ぎ盤、2面で検討されている。どちらの継ぎ盤も先手優勢で一致しているが、図の△3九飛に明快な勝ちは見つかっていない。
先手が厚い
渋谷ヒカリエ大盤解説会(2)
渋谷ヒカリエ大盤解説会(1)
セルリアンタワー能楽堂
セルリアンタワー能楽堂は、2001年東急電鉄の旧本社跡地に建てられたセルリアンタワー地下2階に開設されました。世界に向けた伝統文化の発信機能を担い、さまざまなジャンルの日本の伝統文化の発信、多彩な公演活動が行われています。
(能楽堂では公演の行われていない日に自由に見学できる時間が設けられています)
【セルリアンタワー能楽堂】
http://www.ceruleantower-noh.com/
【twitter セルリアンタワー能楽堂】
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