このため、まず、Windows Vista を用意しなければいけませんが、うちにあるのは Upgrade だったので、Windows XP からインストールしました。Windows XP が立ち上がってきた状態では、driver がかなり不足している状況ですが、最短で Pro Tools LE を用意するのが目的なので、すかさず Vista にアップグレードしました。Vista が立ち上がってくると、ほとんどの device(s) が使用可能な状態でしたが、graphics が今ひとつなので、Solaris CIFS サーバーから、去年秋ぐらいの GeForce の driver をコピーしてきてインストールしました。また、Internet Explorer は使いたくないので、Firefox 3.0.1 も同様にインストールしておきました。
これで、Pro Tools LE 8 をインストールする準備ができたので、やはりサーバーから、Windows 版の PTLE8 installer をコピーしてきてインストールしました。ここでは、まだ iLok が必要な option 類はインストールしません。PTLE8 が立ち上がってきたので、template から session を作成して、少し触ってみました。ところが、plug-in がほとんどないシンプルな session でも、再生すると、すぐに error -6086 が出てしまいます。メッセージによると、"The operating system hold off interrupts for too long." ということで、playback engine の hardware buffer のサイズを大きくするように、とあります。しかし、default の 512 samples から、最大の 2048 samples に変更しても、改善しません。Drum machine VI (virtual instrument) の Boom の中で単独で play するだけでも、音が途切れてしまいます。一応、SMBus, SMU driver を含む NFORCE4 chipset driver をダウンロードしてインストールしたり、BIOS をいじってみましたが、改善しませんでした。
次に、iLok が必要な Music Production Toolkit 2 や 003 Factory Bundle をインストールしました。iLok に関する問題は発生しませんでしたが、interrupt 関連の error -6086 も、特に改善されるということはありませんでした。Vista での Windows Performance Index は、Processor 5.4 (AMD Ahtlon 64 X2 6000+), Memory (RAM) 5.9 (Patriot DDR2-800 4-4-4-12 2x2GB=4GB), Graphics 5.9, Gaming graphics 5.5 (EVGA GeForce 8600 GT DDR3 512MB), Primary hard disk 5.7 (Seagate SATA2 320GB) と、すべて 5 を超えていました。また、Vista SP1 をダウンロードしてきて、インストールしましたが、特に状況は変わりませんでした。
そして、いよいよ、Windows 7 Beta 32-bit Ultimate にアップグレードしました。数回の再起動の後に、最終的に Windows 7 が立ち上がってくると、そのまま PTLE8 を起動できる状況になっていました。iLok に関する問題もなく、Vista の時と同じように PTLE8 が使えました。ただし、interrupt による error -6086 や音が途切れる症状はそのままでした。その後も、いろいろ試してみましたが、解決まで
当初の目的だった、Windows 7 上で Pro Tools LE 8 を起動することに関しては、成功したと言えます。Interrupt 関連の error -6086 に関しては、Vista と Windows 7 で、同じように発生したので、これは全く別の問題として考えなければいけません。実は
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