VirtualBox には、Guest OS にもよりますが、
Guest Additions があり、VMware の
VMware Tools のような機能を提供します。Guest Additions を Guest OS にインストールすると、Host OS と Guest OS 間で、mouse cursor の移動が seamless に行えたり、copy and paste ができるようになります。また、screen の解像度も上がるようですが、Fedora 8 では、
1360x768 や、1280x800 まで設定できましたが、OpenSolaris では、
1024x768 のままでした。(*)
なお、Guest Additions をインストールするには、VirtualBox のメニューから、Devices > Install Guest Additions... を選択すると、インストールされている VBoxGuestAdditions.iso (Host OS が Windows の場合は、C:\Program Files\Sun\xVM Virtual Box\VBoxGuestAdditions.iso) がマウントされますが、このときに、他の ISO イメージがすでにマウントされていると、何も起こらないので、注意が必要です。通常、G
uest Additions をインストールするのは、Guest OS の ISO イメージをマウントして、Guest OS をインストールした直後など、まだ、Guest OS の ISO イメージがマウントされていることが多いので、注意が必要です。
OpenSolaris については、ディスクにインストールして、最初に guest で user account を作りましたが、その後、自分専用のアカウントを作成して、それでログインした後、T
erminal の shell から、su コマンドを打ちましたが、権限がないとのことで、root になれませんでした。そこで、最初に作った guest アカウントでログインし、OpenSolaris のメニューの System > Administration > Users and Groups で、自分のアカウントの user privilleges で、Console User (Manager System ad the Console User) と、Primary Administrator (Can perform all administrative tasks) を追加しましたが、それでも su で、root になることはできませんでした。/etc を調べると、user_attr というファイルがあり、インストール中に作成したアカウントは、guest::::t
ype=normal;profiles=Console User,Primary Administrator;roles=root となっていましたが、私のアカウントには、;roles=root が抜けていました。とりあえず、マニュアルで edit したところ、無事、su コマンドで、root になることができました。
2008-08-03 update(*) Guest Additions には、この他に、Folder sharing という便利な機能があります。
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Guest Additions Folder sharing - VirtualBox #11Tags: computer_technology