5/25(日)に、1995 GEO Prizm (white)を、$100 で処分しましたが、Ricky と名乗っている buyer は、とんでもない scam 野郎でした。今後、善良な市民がだまされないように、ひょっとして検索エンジンで引っかかるかもしれないので、VIN# 1Y1SK5262SZ034694 も記述しておきます。

今まで、車を処分するときは、すべて donate していたので、$100 とはいえ、売却するのは、初めてでした。そこで、昨日、DMV の "Requirements for Selling Vehicle" などのページを見ながら、手続きを確認していましたが、Certificate of Title (pink slip) がないのに、気がつきました。たしか、2ヶ所、サインしたのは覚えているのですが、その後、buyer が、そのまま持っていったようです。

また、NRL (Notice of Transfer and Release of Liability, REG 138) が、重要であることも、再確認しました。これは、pink slip の上の方にも付いていて、切り離せるようになっていますが、online で PDF がダウンロードできるほか、DMV のサイトで online で submit できます。一応、PDF をダウンロードして、出来るだけ記入してみましたが、buyer の住所がわかりませんでした。ひょっとして、Ricky という名前も、偽名かもしれません。

今朝、8am に、towing の車を手配して来る、という約束でしたが、夜中の 2:49am に Ricky からメールがあり、8am には行けなくなったから、連絡してくれ、とありました。10am 過ぎに、携帯電話に連絡すると、寝ていたようで、10分後に、call back するとのことでした。しかし、11am を過ぎても連絡がないので、もう一度電話すると、towing の車を手配しているから、10分後に call back するとのことでした。その後、12pm に電話があり、30分でこちらに来るとのことでした。1pm 少し前にもう一度電話があり、towing の車は、到着しているはずで、本人も 5分で来るとのことでした。アパートの前に出ると、towing の車がいたので、車があるアパートの裏に回ってもらいました。

しばらくして、Ricky が来ましたが、前回帰り際に置いていった $20 の残りの現金 $80 と、車のキーを交換した後、NRL と、Bill of Sale (REG 135) を記入してもらいましたが、わざときたない字で書いたようで、かなり読みにくい字です。City は、HAYWHEAD と書いてあるようですが、確認すると、HAYWARD だが、spell は確かじゃない、とか言っています。Towing の運転手が HAYWARD じゃないかというので、訂正してもらいましたが、自分が住んでいる city の名前の spell を忘れるとは、怪し過ぎます。住所を確認するから、driver license を見せてくれ、言うと、急いで来たので、忘れてきた、と言い出しました。これは、もう確信犯です。運転してきた車の registration を見せろ、というと、友人の車で来たので、自分のではない、と言いました。確かに、先日とは違う車ですが、運転免許証を忘れるほど、急いで来たのに、わざわざ友人から車を借りてくるはずはありません。とにかく、住所を確認できるものは、持っていないようです。そのうちに、逃げるようにして、帰っていきました。

一応、Ricky の運転してきた車の license number と、towing company の名前を、急いで控えておいて、何かあった場合、police が track できるようにしておきました。すぐに、住所を確認しましたが、HAYWARD には、1222 DROSE という住所はありません。似たような通り名もなく、明らかに偽の住所です。これでは、Ricky という名前も、偽名に違いありません。一応、携帯電話の番号と、aol.com のメールアドレスは、つながっていますが、いつでもキャンセルできるものですし、もともと偽名で登録してあるはずなので、今後、track できなくなる可能性が高そうです。

携帯電話に電話したところ、street 名も普段あまり書くことはなく、spell 間違いだと思うから、あと5分でうちに着いたら、確認して call back する、と言いました。もちろん、電話はないので、30分程度して、もう一度電話すると、mechanic にいるから、あと5分で間違いなく call back すると、同じようなことを言っています。City だけではなく、自分の住んでいる street の spell も間違える、など、もし本当なら、余程の低脳野郎です。

これは、もう scam に間違いないので、今後のことを考えて、Liability (法的責任) の Release を確実にしなければいけません。そこで、近くの Police Department に行って、事情を説明し、車はくれてやってもいいが、Release of Liability だけは、間違いなく完了できるように、相談したところ、DMV などにコンタクトして確認してくれました。NRL を提出すれば、buyer の情報が偽でも、DMV に record されて、私の liability は、release されるとのことでした。最寄の DMV の office へ行こうと思いましたが、Redwood City か、Santa Clara へ行かなければいけないので、すぐに自宅に戻り、online で file しました。NRL の FAQ によると、通常 24時間以内に、record されるとのことなので、今週後半に、DMV に電話して、確認する必要があります。(*)

車自体は、もともと donate するつもりだったし、くれてやってもいいのですが、偽の名前と住所を使って、取引しようとは、せこい奴です。このため、今日も半日つぶれてしまい、今後もいくつか注意することができたので、面倒なことになりました。一応、$100 ($20 札 5枚) は、本物のようですが、わりに合わないことになってしまいました。


2008-05-30 update
(*) -> NRL recorded at DMV

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