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自分にぴったりの映画を選ぶための9つの秘訣

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(著)

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Photo by:iStock

 休日の夜、平日の慌ただしさから解き放たれて、リラックスしながら映画を楽しむ時間は至福の一時だ。だが、時には映画選びに失敗したと思うことだってあるだろう。大切な夜をそんな失敗で台無しにしないため、自分にぴったりの映画を選ぶ9つの秘訣をお教えしよう。

1. ストレスが溜まっていたらコメディ

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 ストレスが溜まっていたらコメディがお勧めだ。何のひねりもないが、緊張感溢れる映画ではストレスが溜まるばかりなのだ。しかも、生物学的な理由だってある。ある研究では、コメディ映画を観て笑うと、血管が22%拡張することが判明している。これはストレスホルモンと真逆の効果だ。

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2.ホラー映画もストレスに最適

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image credit:unsplash

 ホラー映画にはそれとは逆の効果がある。実際には危険が迫っていなくとも、ストレスホルモンとして知られるコルチゾールの濃度が高まる。だが、心臓に病気を抱えているのでなければ安心して欲しい。必ずしも悪い影響ばかりではないからだ。心拍数やアドレナリンが増加することで、スリルが楽しさに変わるのだ。

3.ついていない時はシャッフルで映画をチョイス

NetflixRoulette.net(英語サイト)でこれから観る映画を決めてみよう。ジャンルや映画かテレビドラマかといった簡単な基準を決めた後は、天に運を任せて”Spin”をクリックするだけだ。

4. 悩んでいるときは悪いニュースやドキュメンタリーを見るべからず

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 人生の悩みを抱えている場合、ニュース・ドキュメンタリーから参考になるような逸話を得られそうなものだが、かえって問題が大きく感じられる場合があるらしい。ある研究によれば、15分間悪いニュースを見ただけで、自身の問題がより絶望的に思えてくるそうだ。心を乱すようなドキュメンタリーは当たり障りのない日だけにしておこう。

5. 子供と一緒に映画を観る時はベクデル・テスト

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 家族と一緒に映画を観るつもりなら、子供への影響はしっかり考えておいたほうがいい。これは単純に映倫の区分に気をつければ済むというだけの話ではない。例えば、男女の平等を気にするなら、ベクデル・テストを試してみるといい。これは1980年代に開発された劇中に登場する女性の平等な扱いを評価するテストで、以下の質問によっておこなう。(1)映画の中に2人以上の女性が登場するか?(2)彼女たちは互いに会話を交わしているか?(3)その会話の内容は男性以外についてのものか?

6.おすすめの映画紹介サイト

 SuggestMeMovie.com(英語サイト)を利用するという手もある。サイト名通り、お勧め”映画を提案”してくれるサイトで、年代、ジャンル、IMDbのスコア、キーワード(ブラッド・ピットなど)を入力すれば、トレイラー付きでお勧め映画を紹介してくれる。

7.ニッチな映画紹介サイト

  AGoodMovieToWatch.com(英語サイト)はよりニッチな映画を紹介してくれるサイトだ。サイトのアルゴリズムが考慮するのはIMDbとロッテン・トマトのレーティングと、独自の基準のみだ。大手映画館のヒット作以外の作品を推薦してくれるため、切っ掛けがない限りは知りもしなかったであろう映画に巡り会うことができる。

8.子供向け映画紹介サイト

 家族向け映画を選ぶ際に、最終的な決定権を握っているのは両親だ。だが、童心を忘れた大人に子供が心から楽しめる映画を選べるわけがない。KidsPickFlicks.com(英語サイト)なら子供による、子供のためのレビューを読むことができる。この小さな批評家たちの意見が、世間一般の意見と必ずしも一致しているわけではない点が面白い。

9.子どもの成長にあわせてファンタジー映画を

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 子供が少し大きくなったら、ファンタジー物を勧めてみよう。実はお子様の教育にいいのだ。最近の研究が明らかにしたところでは、想像力に富んだ映画を15分見せるだけで、子供の創造性テストのスコアが向上するらしいのだ。お勧めは『ハリー・ポッター』シリーズの魔法を使うシーンなのだとか。

References: Mentalfloss

本記事は、海外の情報をもとに、日本の読者向けにわかりやすく再構成し、独自の視点で編集したものです。

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この記事へのコメント 31件

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  1. レンタルビデオみたいな気軽な物ならワカランでもない悩みだなぁ。
    悩むくらいなら一話完結物で巻数の多い物がいいと思うよ。
    ルパン三世セカンドシリーズなんてもの凄い時間潰れるぞw

  2. 最近はちゃんとしたのを観るのが疲れるので、アクション物ばかり観てる

  3. レンタルショップでジャケットや裏面のあらすじ読んだりしてダラダラ選ぶ時間が好きだ

  4. 気になってる映画があればいいんだけど、見る映画を一から探すのって難しいんだよね。
    J-COMに加入してるから、気になった映画を適当に撮り溜めして見てる。
    レンタルビデオは借りるのも返すのも面倒くさいから利用しなくなったな。

  5. 2時間じっと一つの話見てるのが辛いオレに最適な映画は無いのか
    1時間でも辛い
    テレビも録画してシークしながら見る感じ

  6. 世界の終わりを迎えた気分の時には重苦しいドキュメンタリーを視聴して
    なんか救われた気分を得ようとするんだがアレは逆効果なんか?

    1. ※9
      けちをつけるつもりはないんだけど、何でそうなるのか理由が知りたい。
      自分の感覚では逆効果になりそうなんだが。

  7. その日の気分によって、恐がったり、しんみりしたり、大笑いしたり
    あらゆるシーンに対応できるので
    とりあえずB級ホラーにしておけばいいと思ってる。

    1. ※11
      そのチョイスだけで歳が分かるなw
      5のベクデル・テストはいかにもアメリカ的で、ネタとしては面白いかもしれないけど、
      情操教育に有効かどうかは疑問だなぁ
      政治的であったり教育的な配慮の行き届いた毒のない映画を数本見せるより、それぞれ
      別の方向に偏った毒のある映画を百本見せた方が学ぶものは多そうだけど
      っていうかこのテストにかけると「駅馬車」みたいな古典的傑作のほとんどは子供に
      見せられなくなっちゃうよ

      1. ※23
        のように拗らせた人間を増やさないために
        子供のころからある程度異性に慣れさせておこう
        という教育なのか。よく分かった

      2. ※23
        「とってつけたように」と女を付属物のように感じさせる時点で、そもそも基準をクリアしてないのだから、出すことないのにね。(それなら初めからレザボアみたいに男だけの映画にされたほうがマシ。)そういうふうにしか女性を出せない監督は、23のように女性が出てくること自体を出しゃばりだとか邪魔だとか感じてしまう、そして実際そういう邪魔なタイプの女性しか認識していない(そうでない女性のことは認識すること自体拒否していて想像もできない)類の男性なのだと思う。

        1. ※27
          私は映画の質の話なんてしちゃいないよ
          男性だけ出る映画や、女性だけ出る映画があったって良い
          という当たり前の発言に余計な文章を付け足しているせいで
          まるで世の中に、女性を話にうまく絡められず
          男性のみの出演する映画でしか良作を残せない監督ばかり
          と言っているようになっていて笑えたから。

  8. ベクデル・テストって初めて聞いたけど、「(1)映画の中に2人以上の女性が登場するか?(2)彼女たちは互いに会話を交わしているか?(3)その会話の内容は男性以外についてのものか?」この質問よくできてる。女性同士の交流がなかったり、あっても恋話だけとかいう映画、確かにけっこうあるんだよね。魅力的な個性を持った男性像が描かれるのに比べて、判で押したような女性像しか出てこない映画。映画自体は面白く見れたとしても、たまにモヤモヤすることもある。そういう監督は女性各人の個性には価値見出してなさそうで。

  9. だれかロードムービーのお勧め教えて。
    「オンザロード」はいまいちだった。

      1. ※24
        映画の質ってパーセンテージで判断すべき物ですか?宝塚歌劇団の舞台に男が上がらないのは教育上悪影響だと思いますか?歌舞伎は性差別的だから子供に見せるべきではないと思いますか?芸術表現をポリティカルコレクトネスによって価値付けするのは文化的リンチの危険をもたらすと思うんですよ。そういう事です。

    1. ※16
      「えびボクサー」ふざけてる訳じゃなく、旅とは己の内面と向き合う行為であるという事を描いた、本当に優れたロードムービー。

      1. ※26
        見てみます、ありがとうございます!
        ※28
        ありがとうございます。でもアルバトロスかあw。

  10. レンタル店で選んでる時間が好きってのはわかるな。ネット配信じゃ味わえないワクワクがある。

    1. ※20
      ※9じゃないけど…欝の時に欝映画見るとなぜか癒されるよ。
      自分の波長と映画の波長がいっしょだと無理せず見られるから安らぐのかなぁ

  11. 5番はポリティカルコレクトネスにジェンダーイクォリティな映画の目安にはなるのかもしれないが、それが即ち子供に良い影響を与える良質の映画とは限らない。男だけの探検隊や登山隊、宇宙船内や坑道内のお話に「女性も出せ」「女性に重要な役割を演じさせろ」と言っても無理。
    どうもアメリカ映画に感じていたモヤモヤの原因が解った気がする。スペクタクルにもアクションにもサスペンスにも取って付けたように女が出てきて家庭や社会を語ったりする。こういう基準をクリアしようとしていたんだな。その瞬間に映画が失速するのは言うまでもない。
    「女の出ない映画に駄作無し」は淀川長治さんの遺した映画の真理。きちんと順序を踏めば子供はサム・ペキンパーからだって暴力の虚しさや信義の尊さを学ぶのだ。子供をナメてはいけない。

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