ブサヨ、中韓のポチと呼ばれて…

最近のネット上の言説を見るに、「左翼」というものは「反日」であるらしい。また、「左翼」とういうものは「自衛隊は人殺し」という認識で、左翼教師は自衛隊員の子供をクラス全員の前で「○○さんのお父さんは人殺しです」などと言うらしい。どうもピンと来ない話である。

僕は昭和39年の生まれで、いわゆる「戦後民主主義教育」を受けた世代である。小学校時代の担任にはかなりバリバリ左翼の先生などもいたのだが、親の職業で差別するようなことはなかった。運が良かったのかね。

とはいえ、僕自身はその戦後民主主義教育を基本的に受け入れていて、第二次世界大戦の日本に関しては、中国への進出に正当性は感じないし、南京では捕虜、民間人の不当な殺害、暴行、強姦などが多発したいわゆる南京大虐殺と呼ばれる事件が、その正確な犠牲者数などはわからないがあったと思ってる。仏印進駐から日米開戦に至った過程は成り行きまかせに近く、いわゆる大東亜戦争が「アジア解放のための戦争」というのは後付けだろうと思っている。

従軍慰安婦に関しては、中国戦線で日本軍の兵士による強姦が多発したため、性欲を満足させる慰安所が軍の主導で設置されたものであって、軍が直接人さらいをしていなくても軍及び国の責任重大であると考えている。

また、国籍や、出身地域、民族で差別されるというのはあってはならないことだと考えているので、在日朝鮮人だとか被差別部落だとか、アイヌだとか、岩手県出身だとか(笑)いう理由で差別することはとても嫌だ。

こういう考えはどうやら現代ではブサヨであり、中韓のポチであり、反日であるらしい。実際僕は匿名掲示板でそのように言われている。本人は別に日本を潰したいとか、中国に吸収されたいとかこれっぽっちも思ってないのだが…