芝川駅
芝川駅 | |
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駅舎(2022年9月) | |
しばかわ Shibakawa | |
◄沼久保 (2.3 km) (4.8 km) 稲子► | |
所在地 | 静岡県富士宮市羽鮒1231 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■身延線 |
キロ程 | 19.2 km(富士起点) |
電報略号 | シワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
113人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)3月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
芝川駅(しばかわえき)は、静岡県富士宮市羽鮒にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。
富士方面からへの折返し列車も平日は朝夕で1本ずつ、土休日は夜に1本ずつ設定されている。普通列車のみが停車する。
歴史
[編集]当駅は、かつては急行「富士川」の停車駅であったが、1995年(平成7年)、「富士川」が特急に格上げされると通過駅(客扱いが無い)とされ、普通列車のみの停車駅となった。
年表
[編集]- 1915年(大正4年)3月1日:富士身延鉄道線が大宮町駅から開通し、その終着駅として開設[1]。旅客・貨物取扱開始。
- 1918年(大正7年)8月10日:富士身延鉄道線当駅 - 十島駅間開通[1]。
- 1938年(昭和13年)10月1日:富士身延鉄道を国が借上げ[1]。
- 1941年(昭和16年)5月1日:国有化、鉄道省身延線の駅となる[1]。
- 1972年(昭和47年)9月20日:貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海が継承[1]。
- 1995年(平成7年)10月1日:急行「富士川」の特急への格上げに伴い普通列車のみの停車駅となる。
- 1998年(平成10年):無人駅化。
- 2012年(平成24年):駅舎を改築。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線と側線3本を有する地上駅になっている。線路はほぼ北西から南東に走り、駅舎は線路の北東側に設けられている。のりばは駅舎側が1番線、向かい側が2番線で、それぞれ富士方面、甲府方面列車が発着する。
平日は朝と夜に1本ずつ、土休日は夜に1本ずつ富士駅 - 当駅間列車が存在する。甲府方面は1日13往復である。
側線はいずれも駅の稲子方で本線から分岐したのち、沼久保方で再び本線に合流する形となっており、うち1本が駅舎と1番線の間に、2本が2番線の南側に敷かれており、南側の内側の側線は電化されている。
ホーム稲子方端は緩やかな坂となっており、これを下った所から駅舎へ、1番線と先述の側線1本を越えて構内踏切(遮断機・警報機付)が伸びている。現駅舎は簡易なものだが、旧駅舎は瓦葺の屋根が印象的な大きな木造建築なものの、無人化後窓口等は壁で塞がれてしまっていた。
その他駅構内沼久保方、島踏切脇には木造建物があり、身延工務区の芝川休憩所となっている。また駅舎沼久保方脇には独立したトイレがあり、稲子方脇には乗務員の宿泊所がある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 身延線 | 上り | 富士方面[注釈 1] |
2 | 下り | 身延・甲府方面[注釈 1] |
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待合室(2022年9月)
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ホーム(2022年9月)
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構内踏切(2022年9月)
利用状況
[編集]「富士宮市の統計」「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は113人である[2][3]。
1993年度(平成5年度)以降の推移は以下の通り。なお、2001年度(平成13年度)- 2009年度(平成21年度)の統計は非公表である。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)571 | [3] |
1994年(平成 | 6年)534 | |
1995年(平成 | 7年)491 | |
1996年(平成 | 8年)493 | |
1997年(平成 | 9年)456 | |
1998年(平成10年) | 404 | |
1999年(平成11年) | 361 | |
2000年(平成12年) | 319 | |
2001年(平成13年) | 非公表 | |
2002年(平成14年) | ||
2003年(平成15年) | ||
2004年(平成16年) | ||
2005年(平成17年) | ||
2006年(平成18年) | ||
2007年(平成19年) | ||
2008年(平成20年) | ||
2009年(平成21年) | ||
2010年(平成22年) | 200 | |
2011年(平成23年) | 188 | |
2012年(平成24年) | 198 | |
2013年(平成25年) | 178 | |
2014年(平成26年) | 153 | |
2015年(平成27年) | 144 | |
2016年(平成28年) | 156 | |
2017年(平成29年) | 159 | [3][2] |
2018年(平成30年) | 156 | |
2019年(令和元年) | 154 | |
2020年(令和 | 2年)123 | |
2021年(令和 | 3年)113 |
駅周辺
[編集]富士宮市芝川地区中心部。駅周辺には商店等があり、富士宮市役所芝川出張所を始めとして芝川郵便局、富士宮市立芝富小学校、富士宮市立芝川中学校、富士宮警察署芝川町交番、富士宮市中央消防署芝川分署等の公的施設が集中している。駅裏手には、王子エフテックス東海工場芝川製造所がある。
芝川は駅の西200m程の所で富士川に注いでいる。芝川を遡る形で進むと4km程で西山本門寺、6km程で芝川甌穴、10km程で白糸の滝や音止の滝に至る。
駅前ではタクシーが客を待っていることがある。芝川タクシーの営業所は市役所芝川出張所の裏手にあり、駅から近い。
なお、駅に近い観光スポットとしては、駅の西700m程の場所にある富士川の釜口峡が挙げられる。
バス路線
[編集]「芝川駅」停留所にて、宮バスの路線が発着する。
- 宮11芝富線:新田 ※平日土曜1本のみ運行
- 宮12稲子線:上稲子落合 ※平日土曜3本のみ運行
- 宮13香葉台線・宮14稗久保線:富士宮駅南口 ※平日土曜2本のみ運行
- 芝川会館 ※平日土曜のみ運行
- 各路線日祝日と年末年始は運休。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22-23頁。
- ^ a b “富士宮市の統計 令和4年版” (PDF). 富士宮市. p. 60 (2023年3月). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
- ^ a b c “6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。