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甲斐岩間駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
甲斐岩間駅
駅舎(2022年9月)
かいいわま
Kai-Iwama
久那土 (1.5 km)
(1.5 km) 落居
地図
山梨県西八代郡市川三郷町岩間948
北緯35度29分31.55秒 東経138度27分45.76秒 / 北緯35.4920972度 東経138.4627111度 / 35.4920972; 138.4627111座標: 北緯35度29分31.55秒 東経138度27分45.76秒 / 北緯35.4920972度 東経138.4627111度 / 35.4920972; 138.4627111
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 60.3 km(富士起点)
電報略号 ヒマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
121人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1927年昭和2年)12月17日[1][2]
備考 無人駅
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甲斐岩間駅(かいいわまえき)は、山梨県西八代郡市川三郷町岩間にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。

六郷地区の代表駅で、特急ふじかわ」を含む全列車が停車する。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅である。線路はほぼ南北に走っており西から見ると駅舎、1、2番線の順に並んでいる。1番線に甲府方面列車が、2番線に富士方面列車が発着する。この他に短い側線を1本有しておりこれは構内久那土方で1番線の線路から分岐して落居方面に進み、当駅の構内で途切れている。

ホーム久那土方端から階段とスロープが降りており、そこから構内踏切(遮断機・警報機付)が駅舎に通じている。この構内踏切は1番線の線路と先述の側線を越えて駅舎に至っている。

開業当初からの木造駅舎は2001年平成13年)に建て替えられ、簡易なものとなった。この2代目駅舎はコンクリート平屋の小さな建物で、内部には待合所とシャッターが閉じられたままの窓口がある。かつては駅員が配置されていたが、1999年(平成11年)に身延駅管理の無人駅となった。

また無人駅化後も暫くはキヨスクが駅舎内部で営業していたが駅舎建て替えに伴い、2001年1月30日をもって閉鎖となった。

無人駅のため、予め別箇所で購入するか、列車乗車後に車内で購入する形となる。ワンマン列車の場合は整理券を取り、下車駅または乗換先の列車内で精算となる。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 CC 身延線 下り 甲府方面[注釈 1]
2 上り 身延富士方面[注釈 1]

利用状況

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平均乗車人員
1950年 1,160
1980年 845
2005年 259
2006年 247
2007年 235
2008年 241
2009年 241
2010年 225
2011年 196
2012年 194
2013年 182
2014年 171
2015年 187
2016年 177
2017年 140
2018年 121
  • 1950年の乗車人員は423,568人であった。これを1日平均にするとおよそ1,160人になる。
  • 1980年の乗車人員は309,363人であった。これを1日平均にするとおよそ845人になる。
  • 2005年の乗車人員は94,385人であった。これを1日平均にするとおよそ259人になる。
  • 2006年の乗車人員は90,354人であった。これを1日平均にするとおよそ247人になる。
  • 2007年の乗車人員は86,148人であった。これを1日平均にするとおよそ235人になる。
  • 2008年の乗車人員は88,197人であった。これを1日平均にするとおよそ241人になる。
  • 2009年の乗車人員は87,855人であった。これを1日平均にするとおよそ241人になる。
  • 2010年の乗車人員は82,074人であった。これを1日平均にするとおよそ225人になる。
  • 2011年の乗車人員は71,576人であった。これを1日平均にするとおよそ196人になる。

駅周辺

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町内六郷地区中心部にある駅で、周辺にはその中心集落・岩間の町並みが広がっている。市川三郷町役場六郷庁舎(旧・六郷町役場)は駅から北へ300m程の距離である。沼久保駅以北の身延線の駅では甲府盆地に出るまで富士山を見ることが出来ないが、当駅付近に限り山頂付近を見ることが可能。

この辺りは印章生産が盛んな場所であり、六郷地区における印章の生産高が日本の生産高のうちの約半分を占めたことがある。このため整備された駅前広場にはそれを示した石碑が建てられている他、駅から徒歩2分程の場所には町の印章資料館が設けられている。

隣の駅

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※特急「ふじかわ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
CC 身延線
久那土駅 - 甲斐岩間駅 - 落居駅

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

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  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22-23頁。 
  2. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、91頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「無人駅改築で次々撤去 身延線、消えゆくトイレ JR東海」『朝日新聞朝日新聞社、2001年6月7日、東京地方版/山梨、35面。

関連項目

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外部リンク

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