2012年 09月 01日
【開催案内】デンマークの実践に学ぶ、これからの学びを考えるワークショップ
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私がデンマーク留学中にお世話になった「ガルバ・ディアロ」が今月来日します。それに合わせて、「青少年・若者の教育・キャリア・就労支援フューチャーセンター」と協同し「フューチャーセッション」を開催します。デンマークと日本の学びを比較しながら、これからの学びや教育の可能性について一緒に思いを巡らせましょう。
お申込はコチラまで。また私の留学先でもあり「ガルバ・ディアロ」が教鞭をとる「Krogerup højskole」の手記をコチラにまとめています。
ご好評により早々に定員に達しました(9/8) お申し込み頂きありがとうございます。
以下、告知文より引用です。
『世界一幸福な国デンマーク』(※1)
ここで行われている学びの姿は、一体どういったものなのでしょう。
「Crossing Borders Japan(CBJ)(※1)」と「青少年・若者の教育・キャリア・就労支援フューチャーセンター(※2)」は、デンマークからNGO「Crossing Borders」の代表であり、デンマーク発祥のオルタナティブ教育システム「フォルケホイスコーレ(Folkehøjskole)」で平和構築と地球市民(global citizen)育成のためのプログラムを実施している「ガルバ・ディアロ(Garba Diallo)」をお招きし、日本におけるこれからの学びのあるべき姿・グローバルな視野を持った学びや教育の可能性を模索するセッションを開催致します。
「ガルバ・ディアロ」を通じて、デンマークと日本の差分を感じながら、これからの学びの未来を一緒に考えませんか?
「ガルバ・ディアロ」が教鞭をとる「フォルケホイスコーレ」とは、個々人の対話をその教育方針の中核とした、高校や大学など既存の学校システムとは一線を画す、全人的な総合教育プログラムを実践する学校の名称です。そして「ガルバ・ディアロ」が「フォルケホイスコーレ」で実践している「Crossing Borders」の活動は、日本にて問題が顕在化している教育や学び、特に青少年の学び・教育における問題や、教育機関を卒業した後に訪れる働き方・キャリア形成を考えるにあたり、大きなヒントを与えてくれるものでしょう。
対話をベースとした社会的な課題解決の検討手法として話題の「フューチャーセッション」と、国際的な課題解決を対話をベースとして「フォルケホイスコーレ」での実践をもとに解決を行う「Crossing Borders」とのコラボによって、国内外のノウハウをもとに新たな解決方法のヒントを探っていきます。
※1)「世界一幸福な国デンマーク」
アメリカの研究組織、ワールド・バリューズ・サーベイが各国の個人を対象に調査した「幸福度ランキング」(2008)
※2)「Crossing Borders Japan」
クロッシングボーダージャパンは本部デンマークのNGO、Crossing Bordersの非公式の協力団体です。Crossing Borders は世界各地において主に多文化間でのコミュニケーションが難しい地域を対象に、継続的に対話の機会を創出し、若者を中心に平和構築に向けた教育・啓発活動を行い、平和構築の糸口を見いだす活動を続けています。 CBJではCrossing Bordersの活動の普及、デンマークと日本との多文化間協力の促進をミッションとして、日本にてワークショップやレクチャー、啓発活動を行う任意団体です。
※3)「青少年・若者の教育・キャリア・就労支援のフューチャーセンター」
「持続可能な社会の実現」に向けて大きな障害となっている「青少年・若者の教育・キャリア・就労支援」問題について、関連・興味のある人々が中立的な立場で対話を行い、問題に対する理解を深め、問題解決の方向性・視点を得る「フューチャーセンター」という手法を用いて、より良い解決策の模索を模索しています。
【問題の背景と活動の主旨】
少子高齢化社会にあって、将来のある若者・青少年をいかに社会の中で健全に育てて、明日の社会を支える一員として活躍してもらえるかどうか、今後の日本にとって重要なテーマであるにもかかわらず、現在の労働市場においては若者を社会に暖かく迎え育てていくどころか、それとは全く逆の方向、すなわち社会から排除するような行為を行っているといっても過言ではない状況が続いています。これは、採用する企業の側の問題としてとらえればよいのでしょうか?あるいは、就職先を選り好みしてしまう学生の問題としてとらえればよいのでしょうか?教育機関の問題としてとらえればよいのでしょうか?あるいは社会全体の問題としてとらえるべきことなのでしょうか? 様々な要因が絡み合った重要課題ともいえる「青少年・若者の教育・キャリア・就労支援」というテーマの問題解決に当たって、「フューチャーセンター」での対話により、問題解決の方向性を見出していきます。
<日時、場所>
2012年09月23日(受付14:30、開始15:00-18:00、懇親会18:00-20:00)
費用:2,000円(懇親会ドリンク、スナック込み) ※学生は参加無料
定員:50人(先着順)
会場:エコライブオフィス品川(東京都港区港南1丁目8番35号)
<プログラム(予定)>
1)受付:14:30〜
2)セッション:15:00〜
・アイスブレイク(ガルバ・ディアロ氏)※日本語通訳付
・チェックイン
「僕らは自分の意志で”生き方”を選択しているだろうか?(君島氏、磯村氏)」
・ダイアログ
・インスピレーション(ガルバ・ディアロ氏)※日本語通訳付
「デンマーク フォルケホイスコーレンでのfreedom&Opportunity」
・シェアリング
3)懇親会:18:00〜20:00
・ガルバ・ディアロ氏との対話
ファシリテーション:ガルバ・ディアロ(Garba Diallo)
登壇者:君島 一雄 (青少年・若者の教育・キャリア・就労支援のフューチャーセンター主宰)
進行:磯村 歩(株式会社グラディエ 代表取締役)
協力:エコ+クリCafe
by isoamu
| 2012-09-01 15:34
| デンマーク