法律関係の士業をしている義理父は７０才過ぎ。毎日ピシッとスーツを着て、生き生き働く姿はかっこいいです。

さてさて。今年は副業解禁など
以前からから言われていた社会基盤の変化が
目に見えるかたちで起こってきました。

年金の支給開始年齢はだんだんと
上がっていっています。

先日キャリアの専門家Nさんと

話していたら、

「定年したあと、５年、１０年と

貯金だけで食べていかないと

いけない状況になっていく。

だけど、定年後に、

今まで会社で培った

知識、経験、スキルを活かして

再就職するのは

かなり難しい。

現役で働いているうちから

自分でできる仕事を

作っておくか、

計画して仕組んでおかないと

いくら大企業で働いていた人でも

看板がなくなったあとは大変。

清掃や警備、

介護などの仕事につくのも

超難関だよ」と。

「今からとにかく考えて

力をつけていかないと

選ぶこともできない」

「老後破産するひとも

増えるだろう」とのこと。

うーん。

今でそうなら、

わたしたちの世代ではどうなるの？

もはや、年金が支給される

年齢に生きてるか、

わかんないな～（笑）

とも思います。

でも、

歳を重ねた先に、

自分らしくない暮らしをするのは

できるだけ避けたい。

体が動くうちは

自分を活かして社会に

役立つ仕事をしていきたいし、

死ぬまで生き生きといたい。

そんなふうに思った時、

「あれ？今まで

自営業、フリーランスで働くのって

大変だなあと思ってきたけど、

やがてこの働き方が

みんなのヒントになるってこと？」

と、気が付いたんです。

自営だと

「経費使えていいね」

なんて言われがちですが、

会社に属していないぶん、

退職金は出ないし

年金もそんなに多くない。

稼ぎが増えても

税金はかなりのものになります。

そのなかで

どうしていくのか、

考えるしかない。

そこで鍛えられるものは

これから自分が

多様なライフキャリア支援を

していく時に、

役に立ちそうだなって思います。

・・・と、これはわたしの場合ですが

どんな立場でも、

無駄にはならないように

汎用性持って

向き合っていくと、

いいことありそうですね。

死ぬまで幸せに暮らしたいから

そんなわけで、

人生１００年時代と言われているいま、

「死ぬまでのあいだ、

どう豊かで幸せにいきていくか？」

は、かなりのテーマ。

若い頃は

今を生きることでも

精一杯になりがちだけど、

６０代になってから

いざどうする？

就職支援・・・？

・・・となると、かなり

対処療法的な策に

陥ってしまいます。

「そんなこと、

誰も教えてくれなかったよ」

と思ったとしても、

いつの時代も、

国や学校、企業から

用意された情報というのは、

そういうもの。

日本では、前提として

当てはめ型（旧来の）のものしかなく

個々の多様な「生き方」をもとにした

キャリア教育や支援が

行われていないからこそ、

意識して

舵をとり、自分から

情報の取捨選択をし、

自分のあたまで考え、

学びとり、

実践を繰り返すことを

習慣にしたほうがいい。

そして、今のように

スピードが速い時代では

「学ぶことと仕事で実践すること」は

一生両輪と思った方が良いでしょう。

え、そんなの大変そう。

不安だなあ・・・

と思うかもしれません。

そんな時、いちばんラクになる方法は、

不安にはまって

ぐるぐるし続けるのでもなく、

目を背けるでもなく、

フラットに時代の状況について

勉強してみること。

そして、想定されることから仮説をたてて

どう前向きに取り組んでいくか。

え～！どうしようって

初めは思うかもしれません。

でも、３０年スパンくらいで

考えると焦らないですし、

目の前のことも全部スキルに

していこうと取り組めるので、

根本治療に近くなります。

変化が多い時代だからこそ

変化をタネに。

自分から面白がって

取り組んでいったとき、

ワクワクが出てくるのを楽しみに。