Android-x86導入が難しい方に、代替としてお勧め出来るか
据え置き・外付けTP使う入り口として、価値があると思う。
Android-x86のような設定の手間が少なく、導入しやすい。
欠点は4kでデレステを遊ぶには性能が今ひとつ足りていない。
性能面ではAndroid-x86の完全な代替にはなりません。
デレステで4k表示させて突き抜けたいなら、Android-x86しかありません。
Shieldは性能的にデレステ 4k 60fpsは無理です。
[Yes! Party Time!!] と[イリュージョニスタ!]は負荷高いので、4kでは30fps近くまで落ちます。
Shieldはあくまで2k用として使うなら、現時点では優秀だと思う。
とにかくAndroid-x86のような導入の煩わしさが無いのが一番良いところ。
環境を整えるのに必用な部品・機材が少ないので、導入が楽。
GPU相性を考える必用が無いのと、対応GPUを探す必用が無いので、とても楽。
買って届いて、USBメモリ経由でapkを直に入れたら、すぐ遊べます。
2kで遊ぶなら、音の遅延・操作の違和感はありませんでした。
いつもの[Never say never]を2k13.3インチを接続して遊んでみましたが、練習無し・ぶっつけでプレイでもフルコン出来ました。
純粋なAndroid機、高性能機としてどこまで使えるか
動作そのものは早い方です。
普段Android x86使ってる身としても、ストレスは感じませんでした。
厳密に比較すればちょっと遅れているなと思うことはありますが、そこは性能の差なので仕方が無いです。
Shield K1と比較では、そこまで性能の差が無いと思ったのですが、DL速度やローディング速度に断然の違いがあったので、eMMCでの違いで動作速度の早さに違いがあるかも。タブレットと違って消費電力も気にする必用が無いので、常にフルパワー発揮出来る構成になっているというもありそう。
問題はやはり3Dレンダリングでの性能。
4k 60fpsは無理なので、解像度は2k限定なら良いと思う。
この他、対応アプリの多さを取るなら。
現時点ではAndroid-x86よりも、Shieldのほうが優れています。
2.5K・4K TPとの組み合わせが可能か
ADBで内部・端末解像度を変更すれば、4k(3840x2160)まで変更可能。
但し、HDMI出力が可能な解像度は2k(1920x1080)、4k(3840x2160)対応のみ。
2.5k(WQHD 2560x1440)の出力は出来ませんでした。
ADBで4kに変更すれば、デレステでも4k出力は可能ですが、性能不足のため実用的ではありません。
やはり、2k以外は期待しない方が良さそう。
デレステ・ミリシタとの具合
2kならデレステ・リッチで60fps維持できます。
4kは時折30fpsまで落ち込むので、『2k限定ならとても実用的』という感じです。
ミリシタはどのちみち4k無理なので、ミリシタ遊ぶなら良いかもしれない。
ミリシタは解像度は気にする必用がないのと、Android-x86と比較して起動でコケることがない。
安定した環境で外付けTPを使いつつ、電池残量を気にせずじっくり遊ぶなら、Shiledの方が良いです。
総じて、導入のしやすさと安定性・対応アプリの多さで優れていると思います。
外付けTPを使いたいがAndroid-x86の敷居が高い場合、ここから始めるのが良さそう。
その他にもAndroid x86と比較して、HDMIから簡単に音が取れるのが良い所。
本体も小さいので、設置場所を気にせず済むし、リモコンも意外に便利。
差し支えない範囲の問題として。
上部のステータスバー、下部のナビゲーションボタンが表示出来ません。オーバーレイ表示も許可出来ない様です。
HDMI2.0対応なので、HDR出力は一応可能でした。(YCbCr 4:4:2 ・12bit出力)
但し、出力するにはアプリケーションがHDRに対応している必用があります。
そのためHDRは『一応付いている』って程度です。