gillespoire

日常考えたことを書きます

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

学校健診で陰部を調べる 〜いつの時代でもおかしいよ!


女子中学生ら、下着を外す。「今の時代、おかしいのでは」〜はぁ??


日テレニュースから引きます。
下半身って、「陰部」という意味ですよね?

なぜ?小学校の健康診断で医師が女子児童の下半身をのぞく 群馬県みなかみ町 下半身触診も…「本当に必要なのか」保護者からは不安の声相次ぐ


毎年4月から6月に学校で行われる子どもたちの健康診断。しかし、私たちの元には、群馬県みなかみ町にある小学校の内科健診で、「娘が医師に下着を引っ張られ、下半身を見られた」と、不安を抱く母親からの声が寄せられました。いったい何が起きているのか取材しました。

(日本テレビ調査報道班 及川光昭・前田怜佳)

担当した70代の学校医は「成熟と成長のずれ、第2次性徴を見るのがとても大事。乳房の発達も目で見て確認した。触ってはいない。肌に触れたのは肝臓の肥大を確認するときだけ。陰毛の確認は全ての生徒に行った。それほどショックを受けるとは思っていなかった」と話している。

学校健診を「内科医」としておこなったのですよね?小児科健診ではない。

■母親「学校健診で医師が娘の下半身をみた」「生理来てる?」


「娘が学校の健康診断で、男性医師にパンツの中を見られました」


こう話すのは、群馬県みなかみ町の小学校に通う高学年の女の子の母親。6月4日に学校の内科健診が行われた際、男性医師が娘の下着を引っ張り、下半身をみたといいます。


小学校高学年の女児の母親

「当日、娘は生理中だったので、とても嫌がっていました。上半身は、ブラジャーをつけていたのですが、持ち上げられそうになったので自分でおさえたと聞いています」


また、同じ健診で「下半身をさわられた」と話す男子児童もいるといいます。


小学校高学年の女児の母親

「『あなた生理来てる?』と聞かれた子もいるみたいです。子どもの発達を見るためにパンツの中をみるのはおかしいと思います」


母親は学校に訴え、警察にも相談したといいます。


今回、小学校の健診で行われた下半身をのぞく行為。みなかみ町教育委員会や学校は、7日、保護者会を開き、診察した男性医師も同席し経緯を説明する予定だということです。

その会見は一体どうなったのか?ABEMATimesから引きます。

担当した70代の学校医は「成熟と成長のずれ、第2次性徴を見るのがとても大事。乳房の発達も目で見て確認した。触ってはいない。肌に触れたのは肝臓の肥大を確認するときだけ。陰毛の確認は全ての生徒に行った。それほどショックを受けるとは思っていなかった」と話している。

正気か?この医者?ヤフコメを見ます。

𖠋𖠋𖠋


何が専門であろうと検査項目だけ診察すればよろしい。

体の成長に伴って心も成長する。

それが第二次成長でしょう?

それなのに何が「そこまでショックを受けるとは思わなかった」ですか。

このお医者さんの年齢的な感覚もあるのかも知れませんが、現代の子を診るに相応しいとは思えないです。


学校の先生も「何の検査か」と医師に聞いたようですが、中断して教頭や校長に確認するなどもう一歩踏み込んだ対応ができたら良かったなと思います。

学校の先生も不審に思って、この校医に訊いたのですね。

装輪タヌ機動車


記事でも少し触れられていますが、今回の医師は小児の内分泌疾患(性ホルモンの異常)の専門医で、それも山梨大学医学部教授、更に日本小児内分泌学会小児内分泌疾患検討委員会性分化・副腎疾患委員会委員長を務めたいわばその分野で国内の第一人者レベルの医師。


>しかし、事前の同意や説明を軽視する姿勢からは、生身の人間ではなく研究対象、サンプルとして児童を見ているような印象を受けてしまう。


これに関しては、それまで見てきた患者と学校検診のギャップがあると思います。

大学病院の専門医となると、診察する相手は親や本人が症状を自覚して他の病院などから紹介状を受けて受診してくるような患者が主でしょう。

そのような自覚ある患者を専門医として診ることに慣れて、単なる学校検診の児童に対しては事前説明が必要という意識が欠落していたように思います。

一体何者なんでしょうか?デイリー新潮から引きます。

「診察についての謝罪はしない」 小学校検診でパンツをのぞいた小児科医が語った“本音”


群馬県みなかみ町の二つの小学校で実施された健康診断で、複数の児童が大山建司校医(78)からパンツの中をのぞかれた、と被害を訴えている問題。渦中の医師を訪ねてみると、悪びれずに自身の正当性を主張し始めた。


今月4日、大山氏が二つの小学校で1~6年生計100人ほどを診た際、複数の男子・女子児童から“パンツを引っ張られて中をのぞかれた”と被害を訴える声が上がった。


 彼が校医を担当したのは昨年に引き続き2回目で、前回も同様の行為があったそうだが、騒動には発展していない。今回は泣き出した児童がいたので大ごとになったのではないか、とみられているという。


「7日の夜には、みなかみ町の教育委員会が保護者を集め、説明会を開くまでに至りました。そこで教育長の田村義和氏が謝罪し、今後は校医を替える旨を発表しましたが、当の大山氏はパンツの中をのぞいたことについて“思春期早発症の確認のために行った”“今になれば、事前に説明する必要があったと思う”などと弁明したのです」(群馬県政担当記者)

この行為と発言、ちょっとあり得んな。しかも2回目となると、確信犯です。

大山氏の真意を探るべく、直接ご本人に話を聞いた。


 説明会での“間違ったことはしていない”との発言については、


「今も気持ちは全く変わっていません。私の専門である性徴や性成熟について、詳しく診る必要があったと思っているからです。例えば、発育が早すぎる思春期早発症が起きていて、これを放っておいた場合、すぐに身長の伸びが止まってしまいます。しかし、早期発見を行い、急いでホルモン治療などの適切な処置を取れば、身長を伸ばせるかもしれません。私はリスクを見逃したくないのです」


 たしかに、大山氏は2011年まで山梨大学大学院医学工学総合研究部の教授として小児内分泌学を専攻していた、その道のエキスパートである。

思春期早発症の治療は仰る通りだが、初期から特徴的身体症状が出ます。もっとも早く気づくのは家族です。頻度は児童1万人に20人前後です。新潮は他の小児科医に意見を聞いています。

さる小児科医に見解を求めると、


「小学校の検診でパンツの中を診るなんて聞いたことがない。思春期早発症の発見が大切なのは理解できますが、児童全員の下着の中をチェックする必要はありません。身長や骨格、女子だったら胸の膨らみなど他の項目でも判別が可能だからです」


 また別の病院経営者も、


「大山氏は典型的な“専門バカ”。自らの興味関心ばかりに目がいき、他人の気持ちに想像力を働かせることができない人です。そもそも、説明をした上で同意を得て医療行為を実施しなくてはいけない、という現代の常識であるインフォームドコンセントが理解できていない」

小児科医でなくても、医師ならおそらくみな同じ意見でしょう。

大山氏に、世間との認識のズレがあったのではないかと尋ねると、こう答えた。


「検診内容について、事前の説明は必要だったと思います。そこについては説明会でも謝罪したつもり。ただし、診察の中身は正しいものだったので、そこに関しての謝罪はできません。それでも教育長や校長先生から単に“謝ってください”と言われましたが、もし、その謝罪内容が診察に関してであれば、私が悪いと認めるのと同じじゃないですか」

陰部や乳房の検査は診療行為として間違っていないが、学校健診としては間違っているでしょう?とんでもない医者がいたものです。一体どこの大学出身なのか?

名前:大山建司(おおやま けんじ)


生年月日:1946年2月9日

年齢:78歳

学歴:慶應義塾大学医学部(偏差値72.5)

職業:小児科医


経歴

昭和45年3月慶應義塾大学医学部卒業(医学博士)。 平成4年6月山梨医科大学小児科助教授。 平成10年4月山梨医科大学医学部看護学科臨床看護学講座教授。 平成15年4月山梨大学大学院医学工学総合研究部教授。


受賞歴

2008年日本小児内分泌学会学会賞

2003年第5回小児分子内分泌研究助成賞

2002年Novo Nordisk Growth 賞

2001年成長科学協会研究助成

2001年分子小児内分泌研究会第3回研究助成賞

2000年成長科学協会研究助成

2000年Novo Nordisk Growth 賞

1999年Novo Nordisk Growth 賞

1998年成長科学協会研究助成

1997年Novo Nordisk Growth 賞

小児内分泌の専門家なのですね。しかし慶應なのか!・・・・。ああ、思い出しましたよ。数年前、ある会合でお目に掛かりました。母校の先輩ということで名刺交換もしました。名刺を見たら山梨大の教授(小児看護学)でしたね。現在は普通のおじいさんにしか見えなかったけどな。今母校の卒業者名簿を見たらまだ山梨県在のようですが、如何なる経緯でみなかみ町の学校医を務めることになったのか?息子の母校でもある高校をご卒業ということは、出身地でもなし。不思議です。


 言いたくないですが、大山先生あなたおかしいです。小児科を長く続けてきたのなら、当然学校健診が如何なるものなのかよくご存じのはずです。もし専門の小児科健診のつもりで臨んだと本気で言うのなら、認知機能に問題がある可能性があります。百歩譲って指定された項目以外のことを研究目的で調べたいというなら、当然事前に児童と保護者にインフォームドコンセントをおこない同意書を得てなければ研究発表だってできません。そんな常識すら知らなかったと言うなら(あるいは「サービス業務だし親切行為なんだからその程度はいいだろう」と無視したのなら)、あなたの感覚は犯罪者すれすれです。学校健診で胸部聴診することにクレームするやからには腹が立ちました。しかし、こういう非常識なことをしたり言ったりする先生がいると、我々もものを申しづらくなります。