家に帰って来ようぜ

ふじひろです。

日曜日　朝

4時、いつも通り目が覚める。

仕事は休み。

走りに行けるわけでもない。

隣りで寝ているまりちゃんは今夜夜勤。
ゆっくり寝かせてあげなきゃ。

私はいつもの如く22時前には寝てしまったが、
まりちゃんは録画しておいたドラマを遅くまで観ていただろう。

布団の中で目を閉じてるといつしか寝ていた。

目が覚めると8時半。

うおぉーー

我ながらよく寝たもんだ。

それでも
まりちゃんはまだ寝てるので、スマホを触ったり寝てしまったりしながら時間が過ぎて。

スマホが鳴る音で起こされた。

12時前のことだ。

市内局番？　固定電話からだ。　誰だ？　仕事か？

父の入院する病院からだった。

母に電話したけど繋がらなかったので、私に連絡してきたそうだ。

電話内容を結論から言うと、

心筋梗塞の方は容体が安定してきているんだけど
肺炎の方がなかなか良くならず、薬を強くしても効果がみられないそうだ。

だから覚悟しておいてくれと。

うう〜ん
何とも言えないけど

父さんがんばれー

家に帰って来ようぜ…

先生、看護婦さん、よろしくお願いします。

『苦しんでないといいんだけど…』

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