2006年 07月 10日
テポドン騒動が第二次朝鮮戦争に発展しない5つの理由
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〔1〕祖国を分断された朝鮮民衆は民族統一の方向性を主体的に選択している
〔2〕東西冷戦の終結によりイデオロギー的人工的対立構造がすでに存在しない
〔3〕イラク戦争で失敗したブッシュ政権には新たな戦争を開発するパワーがない
〔4〕安保理で憲章第7章を含む制裁決議が成立したとしても国連軍を編成できない
〔5〕米軍はすでに韓国から撤収を開始している,日本軍は憲法上参戦できない
←ご協力お願いします!
明朝未明の国連安全保障理事会で日本が英米仏を含む7カ国とともに提出した北朝鮮制裁決議案が採決に付される.ロシアは棄権ないし欠席に回ると想定されるが,焦点は中国の動向である.もし中国が拒否権を発動するなら,この決議案は成立しないことになる(この場合イラク戦争の例に習えば米国を中心とする有志連合が制裁を実行することになる).中国は棄権に回るというのが私の予測である.なぜならこの件で中国が拒否権を行使するということは,中国が金正日軍事独裁政権の延命により深くコミットすることを意味せざるを得ないからである.このようなことは有り得ない.なぜなら,すでに政権担当能力を失った金正日総書記は現時点において国外に脱出していると推定されるからである.(馬場英治)
To be continued...
〔2〕東西冷戦の終結によりイデオロギー的人工的対立構造がすでに存在しない
〔3〕イラク戦争で失敗したブッシュ政権には新たな戦争を開発するパワーがない
〔4〕安保理で憲章第7章を含む制裁決議が成立したとしても国連軍を編成できない
〔5〕米軍はすでに韓国から撤収を開始している,日本軍は憲法上参戦できない
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明朝未明の国連安全保障理事会で日本が英米仏を含む7カ国とともに提出した北朝鮮制裁決議案が採決に付される.ロシアは棄権ないし欠席に回ると想定されるが,焦点は中国の動向である.もし中国が拒否権を発動するなら,この決議案は成立しないことになる(この場合イラク戦争の例に習えば米国を中心とする有志連合が制裁を実行することになる).中国は棄権に回るというのが私の予測である.なぜならこの件で中国が拒否権を行使するということは,中国が金正日軍事独裁政権の延命により深くコミットすることを意味せざるを得ないからである.このようなことは有り得ない.なぜなら,すでに政権担当能力を失った金正日総書記は現時点において国外に脱出していると推定されるからである.(馬場英治)
To be continued...
by exod-US
| 2006-07-10 19:31
| 金正日ミサイル乱射事件