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enbug diary


2005-09-01

_ Kopete

昨日試しにKopeteを使ってみたんですが、 どうも使い勝手が悪い... というか、私が使い方分かってないだけかもしれませんが。 結局ksircに逆戻り。 IMとして使えば悪くないのかもしれないけど、 IRCではごてごてし過ぎて、どうにも表示が意味不明で。

_ 書類仕事

と言っても大したものではないけれど、 どうして書類仕事ってこんなに疲れるんだろうなあ。 ちっとも楽しいと思えんのです。 こういうことやっていると、 公務員がいっぱい給料貰っても構わんよなーと思えてきます。

_ 今日のフランス語

今日はネタじゃなくって、もうちょっと真面目に。

普通フランス語の名詞には必ず冠詞を付けます。 不加算名詞でも、「du」とかの冠詞があって、 ここんところは英語と随分違うところです。 実際冠詞を付けないと、 さっぱり何言ってるのか分かってもらえないって話も耳にします。 私はいっつも付けてしか言わないので、 体験としては分からないのですが。 仮に男性名詞か女性名詞か分からなくっても、 適当に付けた方が付けないよりマシ。 どうせフランス人はそんな細かい文法事項は日常で気にしやしませんから。 「それはleじゃなくてla」とか教えてくれることはありますが。

しかし付けない場面というのもあって、 題名とかには付けない。 ここのところの区別がいまいちピンと来ないので、 「なんで?」とフランス人に訊いても、 「そういうもんだから」という答しか返ってきません。 まあ、その辺のフランス人は言語学者じゃないんだし、 深く考えたことなくて当り前なんでしょうけど。

英語も似たり寄ったりで、題名には冠詞を付けないことがよくあるし、 似たようなものなんだろうなあとは思ってますが、 外国人学習者としてはもっと論理的に納得が行く説明が欲しいところです。

冠詞と言えば、 どっかで「(英語で)全体を表すとき、定冠詞を付けない、 なぜなら、定冠詞を付けると、全体のうちの特定一部を示すからだ」と いうような説明を見た気がするんですが、 これってあんまり正しい説明とは言えないですよね。 実際、フランス語では全く逆で、定冠詞で全体を表します。 だから、定冠詞だからとか不定冠詞だからとか言う訳ではなくて、 その背後にある哲学がそうだから、としか説明できないのが現実だと思います。 結局「そういうもんだから」と言っているのと大して違いはないような。

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2005-09-02

_ Jabber vs. IRC

一体 Jabber と IRC のどっちの方がいいの?って話をしてて、 どうも IRC に拘る理由って、慣れているから、ぐらいしか理由がでてきません。 何か他にもうちょっとマシな理由はないんでしょうか。 私自身が Jabber 使ってないので、私にはよく分かりません。

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2005-09-03

_ Braderie

野暮用で土曜日だけど会社に行ってこようとして、びっくり。 そう、今日からBraderieだったんだ! 完全に失念してました。 なんか外うるさいなあとは思っていたんですが。 すげー人の数です。 しかも Tramway、 止まってるし。

諦めて普通に買い物に行きましたけど、 もう人多過ぎ。 当分外出たくない。

_ GRUB 2

いまいち気力が湧かないので、他人のパッチ当てだけ。

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2005-09-11

_ 四年ぶりのプロバンス

マルセイユの山

出張でProvenceへ行き、 仕事が終わってから、 二晩ほど友人のO夫妻のところに泊まらせてもらいました。 思えば、四年ぶり、 あー、あれからいろんなことがあったなあ、 精神的にはあれから随分変化したもんだなあ、 などと感慨に耽ってしまいました。

以前にMarseilleへ行ったのは最初の海外旅行のとき。 フランスは最初の国ではありませんでしたが、 初めての経験に良い意味で多くのショックを受けたものでした。 あれからたったの四年で「そこにいる」こと自体が別段大したことではなく、 むしろ「国内旅行だから楽」なんて状態になるとは。

しかしProvenceは素晴らしい土地だと思います。 改めて、フランスという国の多くを経験した上で、 同じ土地に訪れ、 一体今度はどう感じるのか若干不安ではあったのですが、 実際には同じぐらい「いい所だなー」と感動してしまいました。

そりゃ、いいことずくめってわけじゃないですよ。 でもね、私はProvenceの方が自分に合っているって気がするんですね。 海の存在は大きく、温暖な気候、きれいに晴れ上がった空、 降るときには雷どかどか鳴らして思いきり降ってくれる雨、 乾燥しているおかげで気温が高くても快適な空気。 駅とか以外では変な匂いもしないし、 「生きてるぞー」って雰囲気が伝わってくる。 ああいうのが自分のスタイルなんだなあ、と。

それに引き換え、私の今住んでいる所のどんより具合にはうんざいするなあ。 帰ってくる電車の中で車窓を眺めていて、 天候が段々悪化しているのを見るにつけ、 「あー、またこののっぺりぬめぬめバカ暗世界へ帰還かよ!」 と暗澹とした心境に陥ってしまいました。 ま、ここにはここの良さもいっぱいあるんですけどね。

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2005-09-12

_ サーバ

いくらか画像を置いてダウンロードさせてたら、 OpenBrick で運用している自宅サーバが朝から落ちてしまってました。 ここんところ、結構安定してたんだけどなー。

帰ってきてからリブートしたけど、 どうも復帰しない感じだったので、 ディスプレーとか繋げて確認したら、 リチウム電池が切れてるらしく、 BIOSで止まってしまってました。 しょーがなく、ごにょごにょ弄るも、 カーネルが途中で止まってしまう。 何度か繰り返して、おおそうだ、 このマシンは音源がシリアルとぶつかって、 Linuxはちと問題ありなんだと思いだし、 再びBIOS設定に戻って、サウンドは無効に。

これでまた動き出したけど、 また再起動かかったときにこんな七面倒くさいことはやってられんので、 何とかしなきゃいけません。

解決策:

  1. リチウム電池の換えを見付けてきて、直す。
  2. いっそのこと他のマシンに移行する。

さて、どうしたものか。 NSLU2 なんてのも面白いことは面白いけど、 わざわざARM用にクロス環境を作るのは面倒だし、 何と言っても、メモリが少な過ぎます。 さもなければ、 OpenBrick NGMac mini 辺りか。 OpenBrick NGはタダで貸してもらえるだろうから、 コスト的には有利だけど、 安定性には若干疑問がある。 しかしi386ベースだから、楽は楽。 Mac miniは値段がちと問題だけど、 ハードウェア的には魅力が大きい。

その辺のルータを使うとねえ、 ネットブート時にDHCPサーバをどう設置するか、 なかなか悩ましいことになってしまうから、 ある程度好きにカスタマイズできるマシンでないと駄目だし、 うるさいマシンは嫌いだから、 これぐらいしか良い選択肢が見付からないんですよね。

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2005-09-13

_ 日記書きの心理

とても正しいと感じましたね。 私は今まで始めてはやめ、また始めてはやめ、の繰り返しですが、 読んでもらうことだけを目的にしていた時期、 読んでもらうことを全く考えずに暴走していた時期、 まあいろいろやってきました。 今は、まあ、2:8ぐらいかな。 読まれることを全く意識していないわけではないけど、 そんなに比重は高くしてませんね。

結局プロのライターみたいに金貰ってやってる訳じゃないし、 やって楽しいとか得る物がある(ような気がする)とかないと、 やっても続かないですね。 長年やっている人は「惰性で続けている」みたいな、無我の境地に達することができるのかもしれませんが、 私はそうはなれそうにないです。 書くのはあくまで自己満足のためと割り切っていいんじゃないでしょうか。

しかし最近ねえ、 割と日記なりブログなりを書く人が増えましたよね。 おかげでね、情報交換がpull型に大きく傾いちゃった気がします。 メールの使用量が圧倒的に減ってしまいました。 私の場合、IMに移行したとかそういうのはないんで、 やっぱ日記/ブログの影響なんだろうなあと思います。 これが良いことなのか悪いことなのか。 いずれにしても、情報交換目的に書くのをやめづらくなってしまった気がしたり。

ちなみに、「recurse」の最後は濁らずに「s」だと思いますよ。 「curse」からの類推ですけど。

_ 隣に座ってる女性の胸をチラ見するゲーム

何か昔自分も山程作ってたアホなプログラム(セクシーではない)を思い出してしまった。 きっとこれ作った本人は面白くてしょーがないんだろうなー。 こういう自己満足は私も好きだ。

_

この前、O氏宅で一緒に飲んでせいか、 自宅に帰ってきても、酒を飲むようになってしまいました。 最近あんまり酒飲まなくなってたのに。 ちょっとぐらい酒飲んでも金欠にならない程度には貧しくなくなったことに感謝しますよ、ほんと。

そう言えば、 確か学部二回生だか三回生ぐらいの夏、 暑くて喉が渇くので、毎日ビール飲んでいた時期がありました。 そして月末になり、貯金の残額を見て唖然。 うーむ、その後すぐにビール買うのはやめて、 食費をけちって何とか食い繋いだ覚えがあります。 でもアルコール自体をやめるという思考にはならず、 懐が少し回復した翌月には、もっと安上がりな方法として、 ウィスキーを清涼飲料水で割って薄く飲むという手を思い付き、 実行してました。 天才と馬鹿は紙一重なんて言いますが、 馬鹿はときどき上手い手を思い付くもんです。

でも今はビール飲み放題! だってフランスは日本よりかなり安いもんね。 あれって、ほとんど税金だから、税率次第で値段が全然違うんですよね。 ベルギーだとさらに安いんだけど、 ま、そこまで頑張る気はありません。 私はあんまり飲みませんが、 ワインも日本よりずっと安い。 倍ぐらい違います。 輸送料なんですかねえ。 こっちで日本酒を入手しようとすると、すげー高いんで、 似たような事情なんだろうと思うんですけど、 何でかはよく知りません。 (と言いつつ、今は日本酒飲んでるけど。)

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2005-09-15

_ CEATEC JAPAN 2005

うちの会社がCEATECに出展するとかで、 10月の頭、一週間ほど日本に帰国します。 どの日が空いているのか、 まださっぱり分からないんですが、 暇のある人がいたら一緒に飯でも食いに行きましょう。 東京にしかいませんが(京都人、すまん)。

しかし出展者にちっとも載ってないんだけど、 本当に大丈夫なんだろうなあ...

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本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ sk [スケジュールが都合つくなら、飲みに行きましょうよ。]

_ おくじ [さすがに毎晩駄目ってことはないと思うんで、とりあえず連絡取りやすくするためにプリペード携帯でも入手しようかと思ってま..]


2005-09-16

_ 日本語やばい

何か最近日本語使う機会が少なく過ぎて、 マジやばいよ! 本当に日本語が頭に浮かぶなくなってきてるよ!

今日翻訳とか久しぶりにやってて、 「Invoicing」って一体日本語で何て言うんだっけ? って、本気で悩んじゃったよ。 「facturer」とかフランス語の方が先に出て来てしまう始末。 絶対まずい。

インターネットのおかげで、一昔前と違って、 いくらでも簡単に海外から日本の情報にアクセスできるようになっている(はず)だが、 それでも機会が減るのは事実なわけで、 日常生活送ってないと見かけないものって、 結構あるんだと思う。 そして、しばらく見ないと忘れてしまうのだな。 この前も、鶴折ってくれとか頼まれて、 ウェブで検索してカンニングしないと分からんかったし。

一体他の海外在住日本人たちは大丈夫なんだろうかと、 他人のことより自分のこと心配しておけって状態なのに、 思わず考えてしまった。

そういや、 翻訳してみたおかげで、 自分がいかに日本語でものを考えなくなっているのか、 よく分かった気がした。 対応する日本語の単語が出て来ないんだもん。 大体学習の初めの頃って、頭の中で逐語訳っぽく外国語を理解しているもんだと思うんだけど、 言語に慣れてくると、 次第にそれが抜けていってしまう。 これ、必要だからそうなるってのがあるんだろうけど、 翻訳の時にはえらい迷惑な話で、 意味は分かるが、訳語が浮かばないという困った状態になる。

だからどーしたって言われると、 いや、翻訳ってのはやっぱり別の能力なんですよね、 としか言いようがないんだけど。

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本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ こ〜りん [私は,隣の机に日本人がいるので,日々の会話の半分以上は日本語です. むしろ,グループがギリシヤ人x2, フランス人x..]

_ おくじ [イギリスって、研究室によっては日本人だらけですからねえ。何でなんでしょうねえ。]


2005-09-18

_ 出会い系spamに返事をしてみました

そうか、やっぱりしつこくまたメールが送られてくるんですね。 面白そうだから、私も一度ダミーのメールアドレスで遊んでみようかな。

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2005-09-22

_ Kat

へえ。 KDE用のデスクトップ検索環境で、 SQLite3ベースだそうです。 次のMandriva Linuxに含まれるらしい。 今のところ、全文検索はないみたいだから、 誰かやらないかな?

_ 暖房

最近寒くなってきましたが、 二日前の夜、どこからか不穏な音が聞こえてきました。 翌朝目が覚めて、何か暖かいな、もしかしてと思って確認すると、 集中暖房を入れてくれたようです。 こりゃ非常に助かります。

_ 化粧美人

今日買い物してたら、 完璧なる化粧美人を見ました。 すげー間近で数秒目が合ってしまいました。 いくら物珍しい生き物が棲息していたからって、 そうじっくり見るなっつーねん。 じろじろ見られるのは好きじゃない、 美人であろうとなかろうと。

フランスでは、 ああいう化粧によるモデル的完璧さを持った女性を結構見かけます。 キャリアのある女性に限られますね。 そうしなきゃいけない圧力でもあるんでしょうか。 そもそも化粧ってのがこっちの世界で開発されてきたためかもしれませんが、 日本ではあそこまで完璧なのは滅多に見たことありません。 化粧の有利な顔の造りとかあるんでしょうねえ。

世の中には化粧大好きな男性がいっぱいいて、 そういう人には素晴らしい世界かもしれないけど、 私は化粧が嫌いなので、そういうのを見ても 「よー頑張るなー、肌が酸欠で窒息死するんでない?」 とか感じるだけです。 化粧剥しても同じぐらい美人だったら最高だけど、 そういうのは全く見たことがなく、 期待薄だと考えてます。 チョー悲観的。

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2005-09-23

_ スピードの鬼

最近速度性能の向上みたいなことばっかりやって、 今月だけで6倍は速くしましたよ。 まあ、元々があんまり速くなかった訳ですが。 んで、更に4倍速くする方法も見付けました。 合計で24倍のスピードアップ。 どうだ参ったかって感じですね。

しかし何か昔から私はこういうことばっかりやっているような気もします。 某研究室でも、そういう仕事やったしねえ。 あれは特に他に手を入れづらい仕事だったから、 他も弄っていいなら、ずっと速くできたんだけど、 それでも10倍は速くしたはずだから、まああれはあれでいいか。

こういう仕事って案外(私には)面白くって、 一つには速い方がストレス溜らないからってのもあるでしょう。 人間は自分が圧倒的に遅いのは知らんふりして、 コンピュータには無限の速度を求めますから。

それ以上に、謎解きの面白さなんでしょうね。 ある意味、科学実験にも似ています。 速度が上がれば何してもいいってわけではなくて、 ちゃんと動いているものを壊さないようにやらなきゃいけないし、 そう勝手に仕様を変更できるわけではありません。 だから、いかに互換性を保持しつつ、 最大限の速度を引き出すかって問題なわけで、 しかも、やってみないと分からないことがたくさんあります。 ある程度以上システムが複雑であると、 実際にどのぐらい速くなるか、あるいは、ほとんど効果がないか、 はたまた、逆に遅くなったりしないか、 試してみないとよく分からんことが多いのです。

プロファイラやベンチマークが有用なのは間違いありませんが、 与えられた条件がどういうものなのか、 何を仮定できて、何は出来ないのか、 しっかり洞察することが大切です。 一般的状況ではどうしようもなくても、 特定条件下ではいろいろやれたりするのは、 アルゴリズムを勉強された方ならよく分かるでしょう。 現実世界では誰も「君、これはこう仮定できるんだよ」なんて教えてくれはしませんから、 思考する能力は大事です。 何に対しても言えることですが。

ところで、 私がやっている中でも、さっぱり速度に気を配らないものもあって、 代表格はやっぱりGRUBです。 少なくともCPUの速度に関しては、はなっから無視してますからね。 CPUがボトルネックになるような複雑なことを何もしないですから。

ふと思ったのは、 実は速度に気を遣わない方がどうかしているのかもしれません。 だって、一昔前まではコンピュータは決して十分に速いとは言えなかったでしょう。 あの頃のプログラマは大なり小なり速度を意識していたように思います。 最近、富豪的プログラミングだか何だか知りませんが、 こういうところに神経を伸ばす必要がなくなってきたんですねえ。 いや、素晴らしいことだと思いますけどね。 やっと人間がやりたいと思ったことだけ書けばいいようになってきたんですから。 まあ、まだそのレベルには足りませんが。 ディスクI/OとTCPスタックの処理がもうちっと速くなってくれないと、 完全に無視できるようになるのはまだまだ先のことでしょうね。

_ Libre Software Meeting 2005 Operating System Design and Implementation

ちっとも見てませんでしたが、 jun0さんが言及しておられた のを見て、 少し眺めてみました。 今年はLSM行きません(行けません)でしたから、 あんまりNealやMarcusが何をしゃべったのか分かってませんでした。 参加したVincentに尋ねてはみたものの、 何か曖昧でさっぱり要領が掴めなかったり。

あいかわらずMarcusはまめだなあ。 同じスライドを使い回さずに、ちゃんと新しいのを作っているし。 偉いよ、ほんと。 それに比べてNealは手抜きだな。 前も同じのを見た気がするじょ。 もうちょっとちゃんとやれと、とっちめてやるべきか。

しかし、Hurd/L4もそうだが、 Hurdの問題は、口を動かす奴ばっかりで、 手を動かす奴がほとんどいないってことです。 前からアカデミックな色が無きにしもあらずって感じだったけど、 Hurd/L4はほとんどどっかの無意味な大学研究OSプロジェクトと化しているのでは。 これが本当に研究プロジェクトなら文句はないけど、 GNUがvaporwareになっちゃいかんのだよ。 最近は私自身が手を動かしていないから、 連中の前でひとくさり垂れるのは控えるようにしているけれど、 それでも相当に気に入らないですね。 誰かGRUBを代わってくれたら、今すぐでも何とかしてやるところなんですが。

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2005-09-24

_ Subversionのウェブ・インターフェース

少し調べてみて、あんまり満足行かなかったけど、 覚書。

annotate/blameをサポートしているものが非常に少ない。 調べた限りでは、 InsurrectionWebSVN のみ。 ViewCVS はバグのせいで一時的に無効化しているらしい。 Trac のSubversionインターフェースは貧弱で、正直よくみんなこんなので耐えられるなあと思った。

Insurrectionは機能的には悪くないけど、 UIが好みでない。 JavaScriptでポップアップ・メニューを作るのは、 見た目には面白いかもしれないけど、 常用するには鬱陶しい。

WebSVNは一覧から直接クリックできる情報が少ない上、 ファイルを手を加えずにダウンロードすることができないように見える。 しかもリビジョンが多いレポジトリでは耐えがたく遅い。 これでは使い物にならない。

というわけで、本命はViewCVSか。 blameが機能するようになれば、特に問題はないように思える。

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2005-09-25

_ 中核メンバが何を考えているのか分からない

中核メンバ (Marcus & Neal) が何を考えているのか掴めないので苦労しています。

観察しても分からないのであれば、 きっと何も考えてないんですよ。 こういうのを実証主義とか言うんでしたっけ?

真面目に言うと、 Marcusの考えはAPIがちゃんとしてれば、 実装は後から差し替えれば良いってことじゃなかったかな? 私もそれでいいと思います。

しかしまあ、 ハックするのに、他の人が何を考えているかなんていちいち気にしてたら、 進むものも進まなくなるので、 極論を言えば、無視してやっちゃえばいいと思います。 私は基本的にそういう方針で、 変なライセンスを押しつけて困惑させないようにするとか、 コーディング・スタイルを合わせるとか、 その程度の気遣いはやりますけど、 技術については後から摺り合わせていけばいいじゃないかと考えます。 とりあえず書く、 出してみて、よろしくなければ書き直す。 これが唯一無二の建設的議論を促進する方法じゃないでしょうか。

コードあんまり書けない人ほど、 コードが打ち捨てられることに抵抗を示しますが、 コードがどんどん書ける人の場合、 コードが没になるかもしれないなんて心配するだけ無駄です。 心配している間に書けますから。 私はコードなんていくらでも書けると信じているので、 書き捨てることに全く未練がないですね。 実際、昔書いたコードなんて、ほとんど持ってないし。 大事なのはコードそのものじゃなくて、 書く過程で得られる経験、知見、洞察でしょう。 こういうのは血となり肉となる訳で、 言ってみれば副産物でしかないコードを後生大事に持っても仕方ないと思うのです。 ま、使い道のあるコードは使っているから消えないですけどね。

よくわからんのは自分に low-level programming の経験というか造詣が足らんだけちゃうのかと思うようになってて

井上さんの御経験を存じ上げてないので、私には分かりませんが、 とどのつまり、プログラミングなんてどれをやっても似たり寄ったり、 必要な知識が異なるぐらいのもんです。 本質的には同じことじゃないですか。 だからこそ、時代/分野を越えて通用する技術ってのがあるわけで、 若いうちにはいろいろ手を出して、 そういう普遍的な部分を身に付けておくのが(実利的に)好ましいんじゃないでしょうか。 ま、興味を感じたことを気の赴くままにやってみるのが一番でしょう。 若い時が一番エネルギーと吸収力に優れているんだし、 歳食ってから、あーあれもやっときゃよかったー、なんてつぶやくぐらいなら、 早目に不毛かもしれないと思うことにも首突っ込んで損はしまいと思います。

_ 開発のための開発

ちなみに、 私みたいにこの世界に深入りしてしまった人間にありがちなのは、 何もやってないわけではないのに、 段々本論から逸れていってしまうということです。

最初は本当に自分がやってみようと思ったことに手を出します。 やがて、それを進めるには周辺のツール、ライブラリ、開発環境などを何とかしないといけないと気付き始めます。 やがて、本当にやりたかった方じゃなくって、 関連したプロジェクトの方がメインになってしまいます。 しかも、これが再帰的に繰り返されます。 気が付くと、全然違うことやってたりする訳です。

古株のHurd関係者なら誰でも知っていることですが、 私も最初はGRUBなんかやる気はありませんでした。 でも今ではどっちをやりたかったのか分からないぐらいになり、 会う度に「いつになったらまた戻ってくるんだ?」とか訊かれる始末。 そして今はGRUB本体じゃなくって、 開発環境の方に移ってしまってます。 私はやれてないことの話をするのが好きでないので、 何やっているかはIRCで一度ぽつっと漏らしたぐらいですが。 ちゃんとやれてから話します。 そして、これが永遠に続かないことを痛切に願ってます。

それはそれでいいのかもなあと、 最近は諦め気味に考えるようになってしまいました。 趣味の開発は仕事の息抜きみたいなもんだし、 あんまり必死になるのも問題だからねえ。

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2005-09-27

_ 銀行

期限切れ寸前のカードの更新を放置していたので、 新しいカードを貰いにいきました。 それから、小切手振り込みました。 日本行きのためにTCを作ろうとして、これが四苦八苦。 日本ならユーロ立てでもすぐに発行してもらえるけど、 こっちだとすぐには発行できないようです。 最初何を訊かれているのかさっぱり理解できなくて、 お互いに苦労しました。 また、土曜日の朝に取りに行かないと。

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2005-09-28

_ 買い物

今日は買い物のために一日休みを取りました。 朝、すげーだるーと思ってベッドに横になったら、 そのまま眠ってしまって、 気がつくと夕方に。 まずいので慌てて起きて出かけて、 Printempsへ。

現在所持している旅行鞄は今回の旅にはちと小さ過ぎるので、 まずは鞄を見に行く。 結局納得いくものが無くって、 妥協してもいいかと思うものが一つあったけど、 質問しようと思った時に限って売り場のおばちゃんがどっかに消えてしまっていたので、 もういいやとやめることにした。

普段スーツをほとんど着ないので、 多分私は二着しかスーツに合うシャツを持っていない。 だから、買い足し。 サイズの表記が違うし、どうもよく分からんので、 首周りを測ってもらったけど、 どうも納得できないので、 一着試着して確認する。 こっちだと40-3ぐらいで十分であることがよく分かった。 これ以上でかいと、袖が余ってしまう。

なかなかいい値段がするので(その辺はPrintemps)、 二着は安めのPrintempsブランドにして、 一着だけPierre Clerenceにした。 多分これだけあれば何とかなるだろう(と思いたい)。

鞄は日本で買うかな。 今持っているやつは実家にでも送ってしまうか。 しかしエコノミーだと大抵の航空会社は20kg制限なので、 実はあんまりがっしりした鞄だと逆に困ってしまう。 アルミを使った鞄なんかだと、 7、8kgぐらいあるから、 内容物は12、3kgしか入れられない。 これはかなりきつい。 でも普段結構詰めてみても、総重量12kgぐらいにしかならないことが多いから、 案外詰められるのかもしれない。

_ GRUB bootable with GRUB

GRUBをGRUBで起動できるようにって話が出ていたけれど、 これは別段新しい話ではなくて、 前から私も考えていたことではありました。 現在使っているPCに早くGRUB 2をインストールしたいところですが、 いきなりインストールするのはまだまだ恐いので、 GRUBでGRUBを起動すれば簡単にテストできそうです。 というわけで、ちゃっちゃと自分で書いてみました。 その過程でMultiboot Specificationにバグが見付かったりしたので、 まあやった価値はあったかと。 GRUBはMultiboot準拠のカーネルを起動できるだけでなく、 それ自体がMultibootに準拠しているなんて、 まあ何て美しい。

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2005-09-29

_ 検索エンジンからやってきた検索ワードに勘で答えてみる

ネタに乏しいので、自分ちにやってきた検索語を適当に拾って、適当に答えてみる。

ext3 遅い
確かに。
ext3 と xfs
ファイルの削除を除けば、xfsの方が速い。
_FILE_OFFSET_BITS size_t
_FILE_OFFSET_BITSはoff_tに影響するだけで、size_tには関係ありません。
perl ruby どちらが
CPAN使いたいか、ワンライナー大好きでぎりぎり切り詰めたいなら、perl。そうでなければruby。
イギリス ソフトウェア 特許
ソフトウェア特許の法的有効性はありませんが、ロビー活動が熱心です。
linux ファイルシステム 破壊
御愁傷様です。日頃のバックアップを大切に。
reiserfs tail
ブロックの大きさより小さいデータをかき集めて、一つのブロックに詰め込むことが出来ます。空間効率はよくなりますが、速度性能は犠牲になります。notailオプションで無効にできます。
let me see 辞書
EBライブラリを使っているので、EPWING形式なら何でも。

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2005-09-30

_ BTreeFolder2にacquisition wrapperは禁物

Zopeのファルダにacquisition wrapperを突っ込んじゃいけない訳ですが、 というのもacquisition wrapperはpickleできないからで、 それはそれで良いと思うのですが、 2.7だとこの問題が起きないんですよね。 2.8に限って起きるし、 常に起きる訳では無いようです。 2.8からはBTreeFolder2が標準添付されるようになって、 その過程で微妙に実装が変化しているのかもしれませんが、 そこまで追いかける気になれないので、 よくは分かりません。 できればBTreeFolder2はacquisition wrapperだったら自動的にaq_baseしてくれると助かるんだけれど、 とっても不親切なので、 自分で気を付けないといけないようです。 全然違うところで暴発してくれるので、 何が悪いか理解するまで何時間もかかっちゃったよ。

_ 阪神優勝

また阪神が優勝したそうですね。 私が日本を離れてから、たてつづけに優勝するってのは一体どういうわけなんでしょうか。 ほとんど嫌がらせに近いと思うんですが。 きっと戻った頃にはまた弱くなっているんだろうし...

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