2024/12/10 カー用品 PR

【GRヤリス カスタム】スポーツ走行を楽しむのにベストな選択|BBS RE-V7|

GRヤリス BBS RE-V7 装着イメージ

世界最高峰のレース、NASCARで使われるレーシングホイールをベースとするRE-V7。GRヤリスの足元に伝統の7本クロススポークが宿る。




トヨタ車チューナーも太鼓判

オイルショックや厳しさを増す排ガス規制で国産スポーツカーが牙を抜かれた1970年代半ば。パワー不足を補う救世主として現れたのがターボチャージャーだ。「有名チューナーがこぞって販売したターボキットがはやり、市販車にも採用されるようになって……ターボの黎明期(れいめいき)からずっとモータースポーツとチューニングに関わってきました」と述懐するアイコードの代表、鶴田昭臣さん。シグマオートモーティブ(現サード)でレースメカニックやエンジニアとしてキャリアを積み、90(平成2)年にトヨタのお膝元、愛知県豊田市にアイコードを設立した。

「1JZ、2JZに3S-GTとターボ車だらけでチューニング業界が盛り上がったけれど、次第にNA(自然吸気)が主流になり、国産車の代わりになるクルマを求めていたときに着目したのがポルシェでした」

以前からドイツ車、特にポルシェの製品精度の高さに一目置いていた鶴田さん。「シャシーダイナモで計測すると、カタログ値キッチリのパワーが出るんです」。ポルシェに魅せられ、空冷964、993、水冷996、997と、歴代911のパーツ開発とチューニングを精力的に手がけるかたわら、全日本GT選手権で某チームのレースメカとして携わり、ル・マンやニュルブルクリンクなどの耐久レースに参戦するなかで、BBS鍛造ホイールのすごさを知った。

「鈴鹿でJGTCマシンの993GT2をセッティングしていたとき。プッシュアンダーが酷かったのですが、BBSに履き替えたらピタリと収まりました」

自社のテスト車には必ずBBSを履かせてセッティングする。「250km/hを超える高速域で石を踏んでもセンターディスクが歪まない。そんな圧倒的な強度はレースだけでなく、一般道でも大きな安心につながります」。
 
GRヤリスにはRE-V7を履かせた。「高強度の1ピースで足(スポーク)が多いから応力分散に優れる。このホイールはスポーツ走行を楽しむのにベストな選択です」と太鼓判を押した。


BBS
RE-V7
[ビービーエス アールイー ブイセブン]

価格:11万6600円 
サイズ:18×9.5J・インセット45、P.C.D.114.3、5H
カラー:ブラック(BK)、ゴールド(GL)、ダイヤモンドシルバー(DS)、ダイヤモンドブラック(DB)


●力強い7本クロススポークで形成する強じんなセンターディスク。スポーク側面に施した「えぐり」など、軽量化も徹底追求している


●BBSがワンメイク供給するNASCARのレーシングホイールがモチーフ。リムエンドまで伸びる足長クロススポークで大径に見せる


●「このホイールをベンチマークにすれば足まわりのセッティングに注力できる。精度が高いことの証です」とBBS製品を高く評価するアイコードの代表、鶴田さん

〈文=湯目由明 写真=伊藤吉行〉

■問い合わせ先
BBSジャパン
TEL:03-6402-4090
https://bbs-japan.co.jp/

ドライバーWeb編集部