プリキュア誕生(1~2話)↓
2人の喧嘩友情話(1~9話)↓
ゴリラ(10話)↓
キュアミューズの登場&謎(11~14話)↓
話が落ち着いてきた期(15~19話)↓
キュアビート登場&加入・3人での戦い(20~28話)↓
クレッシェンドトーンとの出会い(29~31話)↓
キュアミューズの葛藤&加入・4人での戦い(32~37話)←今ココ↓
ノイズの登場&復活(38~44話)↓
最終決戦(45~47話)↓
後日談(48話)
マイナーランドの王、メフィストが
無理矢理の設定を引っさげて長らくの洗脳から解かれ、
キュアミューズが正式なプリキュアメンバーとして加入してウハウハなプリキュア一行。
しかしこれで物語が終わったわけではありません。まだ12話も残ってるし。
ここで新たなる黒幕との戦いの幕が開けるわけです。いちなんさってまたいっち~な~ん♪ ぶっちゃけありえな~い♪
ここから先は突っ込み所のオンパレード。レビューできなかった部分もあるので、精一杯書いていきます。


メフィストが地上で洗脳から解かれた同じ時、マイナーランドでも事態が動いていました。
トリオの1人であったファルセットが禍々しい姿へ変え、真の黒幕である「ノイズ」への忠誠を意を表したのです。
それに伴い残るトリオのバリトン、バスドラもファルセットによって醜い姿に!
徐々に姿を見せつつある黒幕
「ノイズ」の存在。お話も佳境に迫ってきました。
ノイズとは何なのか? 続く37話で音吉さんが明かしてくれました。

その昔、ノイズは突如メイジャーランドに現れ、世界中の音楽を無きものにしようと暴れ回った。
それに対抗したのが音吉さんとクレッシェンドトーン。(あれ? プリキュアじゃないの?)
激闘の末にノイズはクレッシェンドトーンを魔境の森に封印するも、隙をつかれ音吉さんによって石版に封印されたそうな。
しかし封印されながらもノイズは意識を保ち続け、メイジャーランドを脱出し、メフィストの洗脳を始めとして
ハウリング(劇場版参照)などの魔物を操り、世界中の音楽を消し去ることを画策していたというもの。
メフィストの洗脳を聞きつけた音吉さんはさるノイズ復活に備えて対ノイズ用のパイプオルガンを作ることに。
本人によればこれで演奏すればノイズとて一溜まりもないそうです。
この話をしていた時点では未完成ですが、それでも演奏すれば音符を掻き集めるくらいの力は持ってるみたいです。
それにしても…黒幕登場のシーンというのに、肝心のプリキュアが出てこないのはどういうことでしょうか?
作中では(というかシリーズ共通で)プリキュアは「伝説の戦士」という設定なので、こんな時こそこの設定の出番では?
それにしても浮いてるなぁ。メイジャーランドを救ったのがクレッシェンドトーンと音吉だって。メッチャ浮いてるよ名前。
根っからの日本人っぽいのに娘の名前はアフロディテ。つまりアフロディテの旧姓は調辺。
要するにアフロディテの本名は
調辺アフロディテ。浮きすぎっていうか… DQNネームすぎるっていうか…
アフロディテみたいに音吉さんにも横文字の名前があると思いきや、後に登場するノイズも普通に「音吉」と呼ぶ始末。
ひょっとしたらメイジャーランドでは他の呼び名があったりして。
ザ・ミュージック、とか。…え? センス無い?
何れにせよ「伝説の戦士プリキュア」の設定を生かすチャンスだったのに、残念です。
音吉さんも昔ノイズと戦ったことがあるならあったで響達に知らせる機会はいくらでもあったのに、例の如くだんまり。
本人は「黙ってるつもりはなかった」とのことですが、多分聞かれなきゃずっと黙ってたんだろうなぁ。
どこまでも精魂曲がった連中だなぁ調辺一族は(´・ω・`)
それにしてもノイズは「ノイズ復活」の為に不幸の楽譜を手に入れようとメフィストを洗脳しましたが、
洗脳時代のメフィストの不幸の楽譜に対する行動倫理はどう考えても「人々を不幸にする」為。
後々分かりますが、ノイズの最終的な目的は間違っても人々を不幸にすることではありません。
う~ん、いくらなんでもメフィストが意味を履き違えすぎてるような…? どうやったらこんな間違いを…?
本筋の話が一向に進みませんが、それほど私の中では突っ込むことが多すぎました。
では改めて本筋のお話の方を見ていきましょう。

前述の通り、キュアミューズを加えてメンバーが4人になったプリキュア御一行。
早速4人での活躍といきたいところですが、純粋に4人で活躍するお話は恐らく37話のみ。(次回以降新たな展開があるため)
この回では3連続で新技バンク披露、強化ファルセット大活躍など見所満載の回。
特にファルセットの強化のされっぷりは凄まじく、3人版「パッショナートハーモニー」を自力で防いだり、
合体技の「スイートセプションアンサンブル・クレッシェンド」を未完成の不幸のメロディを歌って不発に追い込ませるほど。
スイプリ独自のあざとさこそありましたが、それなりに見れる回だと思います。

さて続いて38話。お話は新たな展開を迎えます。
アコが学校の帰り道で突然怪我をした
全然小さくないしぶっちゃけ気持ち悪い小鳥と出会います。
放っておくわけにもいかないので家に帰ってその小鳥治療することに決めたアコ。
共に音楽を聴いたりと意外と粗利が合うことが発覚。アコはその小鳥に「ピーちゃん」と名付けて飼うことにしました。
視聴者側にはほぼバレバレですが、この小鳥の正体こそが真の黒幕であり、本当に倒すべき相手であるノイズ。
前回でファルセットが不幸のメロディを歌ったためにようやく長らくの封印から解かれたようです。
ただ不幸のメロディが不完全だったため完全復活とはならず、小鳥のような姿でしか復活出来なかったそうです。
私の考えではノイズ=ピーちゃんは小鳥になったことでノイズとしての記憶を失い、
完全復活することで記憶が元に戻り、小鳥時代のことの全てを失いプリキュア達に襲い掛かる…
その後は倒すなり説得するなりして解決! めでたしめでたし!
…というベタな展開を予想していました。こういうアニメならそういう展開も多いだろうし。
いや、むしろ先の展開のことを思うならこの方が良かったのかもしれない…
しかしノイズは小鳥の姿でもなお「音楽を消す」という信念を失ってはおらず、
アコや他のプリキュア達と混じって様々な策を練っていたのです!
相手は真の黒幕。これ以上無い悪いヤツです。一体どんなことをしたのか… 以下挙げてみました。
ノイズ(ピーちゃん時代)のやったわるいこと!
・プリキュア達の持っている音符を超能力でこっそり奪い取った
・奪い取った音符をわざわざ瓶の中に入れておいた
・音吉さんが製作中のパイプオルガンのネジを何個か外しておいた
むむむ… どれも陰湿! 尚且つなんかセコい!
それにどれもこれもレベルが低くて黒幕級のキャラがすることじゃない!
しかもノイズがいそいそと音符を奪ってマイナーランドに速達で送ってる間、ファルセットは玉座にふんぞり返ってるだけ。
う~む、本当にノイズの部下でいる気はあるのか… ある種、ノイズが行動派な上司に見えなくもないですが。
流石に度が過ぎたのか、40話(パイプオルガンのネジを外した事件)で遂にピーちゃん(=ノイズ)にも疑いの眼が。
音吉さんは「確かノイズは鳥の姿をしていた」と話し、「ピーちゃんはノイズなのではないか?」という疑問が出てきますが、
音吉さんはアコの祖父であり、つまりアコの次にピーちゃんと接触する機会が多かった人物です。
それなのに何故今になってピーちゃんを疑うかなぁ?
ピーちゃんの正体を確かめる為にクレッシェンドトーンがピーちゃんの心を読もうとしますが、
クレッシェンドトーンは「心が読めません!」と断言。あんたら過去にノイズと戦った面子やろ!? しっかりせい!
すると今度は「ピーちゃんの瞳に一瞬悪の心が浮かんだ」と言った響が未完成のパイプオルガンを弾いてみることに。
未完成でありながら効力を持つパイプオルガンのメロディに、思わずもがき苦しむピーちゃん!
最早メイジャーランドの英雄コンビ形無し。響きも何かチートすぎる気もするがこの際気にしない。(´・ω・`)
こうしてモロ正体がバレてしまったピーちゃん。そこへやってくるアコ。
唯一現状の事実を知らないアコにピーちゃんは誤魔化そうと必死に甘える姿勢に!
あんたにゃラスボスというプライドは無いのか!? …無いんだろうな。きっと。
結局アコは音吉さんを信じ、ピーちゃんの見苦しい芝居も見苦しさだけを残して失敗しました。
遂に正体がバレたノイズは本来の理性を剥き出しに! 最初からそうしろよ。
やがてファルセットも加勢しネガトーンを召喚されますが、プリキュアに変身して3分ぐらいで撃破。
そのままノイズも一緒に始末しようとしましたが逃げられてしまいました。
一応ピーちゃんとは、つい最近まで(プリキュア側から見れば)仲良く触れ合っていた仲なのですが…
いざ敵と分かれば「オラァクサムヲムッコロス!」と言わんばかりの敵意剥き出し。ちょっとは躊躇しないのかなぁ。
アコだって一番ピーちゃんと仲良くしてた筈なのに、躊躇の欠片も無い。
まあネガトーンと聞けば所構わず浄化しようとする連中だし、そもそも触れ合う描写がそこまで多かったわけでもないし…
う~ん、こうなるとアコ及びプリキュア達とピーちゃんの触れ合いのシーンを書く意味はあったのでしょうか…?
ちなみにこの40話はアコと音吉さんとの間の絆を描いたお話でもありました。
その肝心の中身はわりとクセが無い方なのですが、如何せんノイズの正体発覚の展開もあってイマイチ印象に残らず。
結果この回を見た感想としては、「何だったんだろう…?」と、後味が皆無な気持ちでした。
絆の話ならそれだけの話、ノイズの正体だけならそれだけの話、と分けるべきだったと思います。

41話。
こうしてノイズはマイナーランド側に移りました。後に待つ展開は「ノイズの復活」です。
伝説の楽譜の音符は既にほぼ全てがマイナーランド側が掌握しており、プリキュア側が持つのはたった1つ。
先の戦いでネガトーンを倒した時に入手した音符をフェアリートーンのファリーが持っているものだけです。
「これだけは奪われてはならない!」そんな決意をしたプリキュア達のとった行動は…?
・成り行きで街中の人を騙して偽ファリーを増産させた。
・街中を偽ファリーだらけのカオス状態にした。
・結局音符を取られるも、開き直って皆で笑いあった。
何じゃそりゃ!? 街中騒ぎを起こして迷惑かけてにも関わらず、結局音符を取られた挙句本人達は笑顔!
最後に笑ったのは街から聞こえるオーケストラを聴いて「皆を守ろう!」と決意したからですが、
今回ばかりはその守るべき街を巻き添えにした挙句本来の目的も達成できなかったわけです。
そんな状況で「皆を守るぞ!」宣言は偽善者以外の何でもありません。都合の良い解釈もいい加減にせい!
第一なんでこんな切羽詰った状況でギャグ回やるんだ!?
「プリキュア」なら何でもしていいんでしょうか? たとえ結果を出せずとも…
脚本書いてる側としてはきっとそうなんだろうなぁ。仮にも正義のヒロインなのに。
こうして不幸の音符は揃いましたが、楽譜はまだ完成してません。
楽譜にはト音記号が必要であり、そのト音記号はプリキュアの変身アイテムであるキュアモジューレ。
そういうワケでトリオはプリキュア一行からモジューレを取り上げようと色々と画策します。
洗脳された和音や聖歌先輩を使う姿勢には唖然としました…
いや、その作戦の残酷さというより、2人のあまりの不憫な活躍っぷりに…
まあ色々あって結局モジューレを奪うことは失敗しました。かくなる手段はただ1つのみ!

43話。
ある日メイジャーランドにやって来た一人の謎の女騎士。話によればトリオの内のバスドラとバリトンを捕まえたという。
詳しい話を聞こうとアフロディテは彼らを招きますが、なんと騎士の正体はファルセット!
隙をついたファルセットはアフロディテを捕らえ、マイナーランドまで連れ去ってしまう。
おいおい、玉座の周りなんだからありったけの警備兵ぐら就けなさいよ。見知らぬ連中が来てるワケなんだし。
FEなんて玉座に近づく度にジェネラルとか黒魔道士のオンパレードで待ち構えてるぞ。
後にファルセットはプリキュア一行に連絡。アフロディテとモジューレの取引を持ち出してきたのだ。
(いいんじゃね? ほっといて。元はといえば大体この人が悪いんだし。)プリキュア一行はメフィストと協力し、モジューレを渡さずアフロディテを救出することを決意。
取引場所であるマイナーランドに現れたプリキュア一行。案の定そこにはトリオと捕らえられたアフロディテが!
運命の取引シーンでプリキュア達は肝心のモジューレをどういうワケかプリキュア達とトリオの間の中間地点に置く。
響の言ったことを要約すると、
「モジューレが欲しいならアフロディテを解放して自分達で取りに来い。
もし馬鹿な真似をするなら私達がモジューレを取り、プリキュアに変身する!」とのこと。
…凄まじく
微妙な作戦です。今後の展開を左右する大事な時期なのに、何でこんな小ざかしい真似を…
早速ファルセットは響の想定していた「馬鹿な真似」を仕出かし、力ずくでモジューレを手にしようとしますが、
ハミィのアシストによりモジューレはどうにかプリキュア達の元に。逆ギレした響達はプリキュアに変身!
いや、そりゃ敵も敵なんだから汚い真似してくるよ。それをよく知ってんのは最前線で戦ってきたあんたらだろうが。

プリキュアへ変身を遂げた一行は全力でメフィストとノイズをムッコロそうとします。そういうとこだけ本気出すんだから。
久々に技バンクを披露するも、ファルセット&ノイズは無傷! ノイズの力でファルセットもより強化されてるようです。

この騒ぎに乗じてアフロディテを救出したメフィストもノイズによって強化されたバリトンとバスドラの魔の手が。
一度はバリトンとバスドラを攻撃しようとするメフィストでしたが、どういうワケか攻撃を中止。
どうやらトリオの3人は元々メイジャーランドの三銃士で、メフィストの洗脳によりマイナー側に移ったんだとか。
せめてこの2人だけでも救いたい。意を決したメフィストは2人から感じるノイズの悪の力を自らに注ぎ込み、
自らの持つ光の力と中和して相殺。しかし自らに強力な力をぶつけ合ったせいか、メフィストはもう虫の息に…


元の姿に戻ったバリトン、バスドラにファルセットはアフロディテの始末を命じますが、当の2人はたじろぐばかり。
痺れを切らしたファルセットが直々にアフロディテを攻撃するも、間一髪でバリトン、バスドラがアフロディテの盾に!
2人はメイジャーランド時代の優しい心を取り戻し、三銃士としての使命を真っ当したのです。
2人の苦しむ姿に耐えられず、遂にプリキュア達は白旗を上げ、とうとうモジューレにある音符を渡してしまいました…
ええいまたか! このボンクラ共め! そのオチは前々回でもやったわい!第一この回で、プリキュア達は全く戦おうとしてない! 技バンクの後はメロディがちょこっと抵抗したぐらい。
メフィストの決死の行動も、バリトン、バスドラの身を呈した行為も、
ず っ と 傍観してただけ!
そんな状況で
「仲間の苦しみの上に、幸せの世界なんて築けない!」なんてカッコいいことを言って降参しましたが、
あんたらがちったぁ抵抗してれば少しはそのお仲間の苦しみもマシになっていただろうよ! 都合のいい解釈も勘弁してくれ…
そもそも身を呈して頑張ったバリトン、バスドラにとって、ロクに戦おうとしていないプリキュア達は「仲間」なんでしょうか?
ああ、どう見てもプリキュア達が正義のヒロインに見えない… どうして? 話は佳境に迫ってるというのに…

結局モジューレにある音符を抜き取られ、モジューレは石化状態。変身なんて、夢のまた夢です。
季節はもうクリスマスでしたが、当然4人全員落ち込むばかり。街の平和な姿も何時まで続くことやら。
そんな中音吉さんだけ妙にハイテンション。
「もう大丈夫じゃ!」と皆を励まします。
遂に対ノイズ用のパイプオルガンが完成したそうです。いや、何か視聴者側としてはあんまり喜べないんですが。
第一プリキュアがいない状況で「大丈夫!」ってことはプリキュア<パイプオルガンってことですよね? 何だそりゃ。
響達も安心しちゃったみたいで、クリスマスに調べの館で開催するコンサートの準備を皆ですることに。

そしてコンサート当日。街中の人々で賑わう調べの館にファルセット&ノイズが!
ファルセットは人々の前で完成した不幸のメロディを歌い、ノイズはそのエネルギーを吸収しパワーアップ!
完全体となったノイズはその力を解放し、周囲の人々を石に変えてしまう!
どうでもいいけど完全体の頭部アップがモロにレウス。部位破壊ができるかも。
唯一音吉によるパイプオルガンの演奏で石化を免れた響達でしたが、プリキュアの力を失った彼女達には成す術も無し!
加音町の音楽を消したノイズは更なる音楽を消そうとメイジャーランドへ飛び立つ!
後を追うファルセットは置き土産として、用済みになった伝説の楽譜をネガトーンに!
そこで問題だ!この圧倒的不利な状況をどうやって乗り切るのか?
3択―ひとつだけ選びなさい
答え①ハンサム響は突如生身で反撃に転じる
答え②過去作の仲間が助けてくれる
答え③乗り切れない。現実は非情である。
答えは③だ……現実はあまくねーぜ やつの執念の……勝ちってとこか
あばよ 音吉…とならないのがスイプリクオリティ。
持ち前のクオリティで我々の予想を斜め上に越える答えを叩き出してきたッ!

響が突然自らの力の無さを認め、ネガトーン…ではなく、伝説の楽譜に
謝罪。
するとどういうワケかネガトーンが動きを止め、伝説の楽譜に新たなページが開く!
曲が無いなら新く作ればいい! 新たな楽譜に反応してか、響達の胸から再びト音記号のマークが…
ト音記号のマークはモジューレに移り、4人はプリキュアに変身! 伝説の楽譜を取り戻すべく、ネガトーンを倒すのでした。
ああ分からない意味が分からないよ本当に何なんだこれ何だこれ
ネガトーンと聞けばチャー研の如くボコスカ撲殺を試みる響達が、どうして説得に転じるかなぁ?
大体この唐突なシーンで
「響の優しさがネガトーンを変えた!」なんてものを見せられても感動もクソッタレもありません。
第一謝るくらいなら、
前回で最初から全力で戦ってくれ!そもそもあんたが説得してるのは伝説の楽譜じゃなくてネガトーンよ! ヒステリーでも起こしたのかしら。
敵を説得する姿勢は結構。新たな音楽を作り出す、という展開も良いでしょう。
でもそれらを話の前後も考えず、何の脈略も無く繋げるのは勘弁です。シリーズ構成さん。
ああ、せっかくのクリスマスの話なのに全く盛り上がらない。話の本筋も暗いばかりだし。
スーパー戦隊とかではクリスマスからお正月にかけては年末年始の大騒ぎっぷりで、
その後展開が動いていくっていう流れだったんですけどね。まあスイプリの場合、尺が足りないのもそうなんですが…
それにしても…彼女達のやること成すことは大体想定しうる最悪の事態を招いているわけです。
「音符は渡さない!」 → 「奪われました」
「最後の音符だけは渡さない!」 → 「それすら奪われました」
「モジューレは渡さない!」 → 「ト音記号を抜かれました」
「皆を守る!」 → 「石になりました」どうしてこの作品における「決意」はこうも脆くも崩れ去ってしまうのでしょうか?
そしてこれが幼児の見るアニメの正しい方向性でしょうか…?

何だかんだでプリキュアの力を取り戻した一行はノイズを追うべくメイジャーランドを目指すことに。
パイプオルガンも一緒に持っていかなければいけないので、調べの館周囲の地形を戦艦の形に切り取った、所謂フロートテンプル(笑)で移動。
通称(命名)音吉戦艦でメイジャーランドへまっしぐら。
遂にお話も終盤。この先お話がどのような動きを見せるのか? それもまた別のお話。
ラストパートはその4で集中的に語ろうと思います。
どうかお楽しみに。