Arkham Horror

一度はやっておきたかった長時間ゲームをプレイ。原型は20年ぐらい前か、リメイクされて随分処理がスマートに/或いは煩雑になった。
アーカムの住人として町を探索し、異界への門を閉じ怪物を倒して進むゲームである。効率良く手掛かりを入手するとか能力を駆使して助け合うような部分はあるものの、ほとんど運のみで展開するゲームであり頭を使う要素は少ない。むしろロールプレイを楽しむものと考えるのが妥当だろう。


英語版だがルールの不明瞭さ/解釈のブレを避ける目的か、非常に平易な英語で書かれており、単語さえ調べれば中学生程度でも理解できそうに思う。エラッタを修正した説明書がPDFで公開されているので文字を拾って機械翻訳したが、これで概ね意味が掴める。
とは言え訳すべきテキストが膨大だったので全部は訳し切れない、というかルールさえも全部訳さずに臨むという無茶をしたわけだが、その割にはスムーズに進行した。
やることは単純で、

  1. アーカムの町をうろついて「手掛かり」トークンを集める
  2. 次々に異界への門が開いて怪物が出てくるので
    1. 門に飛び込み異界を探索して戻ってくる
      1. 「戦闘力」か「知識」判定に成功すると門が閉じる
      2. 閉じた上で「手掛かり」トークンを5消費すると封印できる
    2. 怪物を倒す
      1. まず「意志」で恐怖判定、失敗するとSANにダメージを受ける
      2. その後「戦闘力」で戦闘判定、成功すると(多分)ヒット数だけダメージを与え、失敗するとダメージを受ける
  3. すべての門を閉じ怪物を退治すれば人間の勝利
  4. 一定数の門が開くと旧支配者復活

施設に入るとカードを引いてイヴェント処理。全部英語で書いてある。
異界に飛ぶとカードを引いてイヴェント処理。全部英語で書いてある。
イヴェント結果次第でアイテムや魔法を入手。全部英語で書いてある。
終了時には「神話」カードで門や怪物の処理。全部英語で書いてある。
平易とはいえスピーディーに処理というわけにも行かない。日本語ルール+シール付きで販売されたことはあったらしいが、できれば完全日本語版が欲しいところだ。