携帯の乗り換えを考える

結果発表・携帯料金、何をどのくらい安くすべき? (1/2) - ITmedia Mobileで携帯料金の話が。auとDoCoMoは他キャリアに比べ高いようだ。
あくまで平均であって、私が今払っている料金が割高ということにはならないが、現状夫婦二人分(同一キャリア、家族割適用)で月額1万ほどかかっている料金をなるべく安く抑えたい、というのは当然出る話だ。
現在のプランが合っていない可能性というのも考慮せねばならないが、月によって無料通話分で足が出る程度だからどう変更してもそう大きくは変わるまい。
現状、通話の殆どは妻への帰宅通知(10秒〜1分以内)である。つまり毎月20分程度しか通話していないことになる。電池切れなどで通じなく自宅の固定回線へかける時を除き、ほとんど同一キャリアへの通話しか行なっていない。
この条件で現在のキャリアのまま料金プランを見直してみると、月あたり500円ばかり基本料を下げることができそうだ。しかし逆に言えば、1万円が9千円にしかならないとも言える。
そこで、平均利用料金の安いらしいツーカーとウィルコムで料金を検討してみる。

シンプルのツーカー

ツーカーの料金プランは至ってシンプルだ。基本料金別に5パターン、それぞれ基本料金と同額以上の無料通話分がつく。オプションはたった1種類、家族用副回線のみ。これには専用に基本料金の安いプランが用意されている。
シンプルで解り易い点には好感が持てるものの、料金は決して安くはない。一番下のプランで3500円、これはauやDoCoMoの最安プランとほぼ同額である。このことから、ツーカーで平均利用料金が安い理由は利用料の安さではなく、安さの他に何も求めないユーザーの多さであると考えられる。

安さと固定料金のウィルコム

携帯各社と比較しているが、ウィルコムは唯一のPHSキャリアである。一時期は携帯に対する安さでそれなりの人気を集めたPHSだが、現在生き残っているのは僅かにウィルコムのみとなってしまった。
当時の携帯に比べデータ通信速度が速かったことでPCと接続してのモバイル通信用途として人気を集めたキャリアだが、それ故にデータ通信系の料金が強い。携帯でのインターネット利用によるパケット通信の定額制はauが先鞭を切って既に実現しているが、PC接続まで含めた定額制は唯一ウィルコムだけである。料金も1050円〜(10万パケット(12.5MB)を超えると一定額まで従量課金の2段階定額制)と安価である。毎月のようにそれを超えて利用するヘヴィーなモバイルユーザーならば、オプションで月額2100円のデータ通信完全固定料金も用意されている。
また、基本であるウィルコム定額プランで2900円(家族割で2台目から2100円)という料金も他社に比べ20%ほど安い。ウィルコム同士なら通話料がかからないから、うちの場合なら(毎日充電されている前提で)月額5100円のみ:インターネット利用を含めたとしても6150円で納まってしまう。
安さの上では圧倒的なウィルコムだが、PHSだけに都市圏以外での通話性能にやや不安があるという意見もある。
客観的なデータは無いが、ウィルコムの主張に拠れば人口カバー率99%。余程の田舎でもなければ受かる……筈である(それだけの田舎ならば携帯とてそうそう受かりそうにないが)。また地下にもアンテナを多数配備、広範囲で利用可能である。ついでに周波数特性の違いから医療機器などへの影響も無い。


というわけで、調べの限りではウィルコムに乗り換えるのが最も適切だと思うんですけどどうですか>id:fumine。
個人的にウィルコムを推す理由の一つには、近い将来サブノートに乗り換えた暁には気軽に通信が可能なように……という目論見もあるわけだが。