気仙沼市とは (ケセンヌマシとは) [単語記事]

気仙沼市とは、日本有数の港町である。

基本データ

人　口：約61,100人（※2020年 10月現在）
- 世帯数： 24,520世帯
位　置：宮城県の北東端、太平洋沿岸の三陸海岸に位置する
総面積： 333.37㎢（※2009年9月1日現在）
市の花：ヤマツツジ
市の鳥：ウミネコ
市の木：クロマツ
市の魚：カツオ
市　長：菅原茂（すがわらしげる）（※2010年 4月30日第2代市長就任）
姉妹都市・友好都市：一関市（岩手県）、栗原市（宮城県）、目黒区（東京都）、プンタレナス市（コスタリカ共和国）、
　　　　　　　　　　　　　　　舟山市（中華人民共和国）、吉林市昌邑区（中華人民共和国）、シアトル港（アメリカ合衆国）

産業は水産業と観光業が中心。

気仙沼湾はリアス式海岸が特徴。
気仙沼港は、マグロ、カツオ、サンマは全国有数の水揚げ高を誇る。
フカヒレの水揚げ量は日本一である。他にも牡蠣、マンボウ、ワカメ、アワビ、ウニといった水産物が特産品である。

地酒では、「男山」,「角星」の蔵元がある。

大地震によって引き起こされた大津波によって、甚大な被害を受ける。

地震とその後の大津波によって地盤沈下、道路損壊、土砂崩れ、家屋倒壊、広範囲の火災が発生、甚大な被害が出る。

沿岸部の殆どが津波によってさらわれた。車や漁船（20㌧以上の大型漁船17隻、小型漁船多数）、家などがまるごと津波によって流される。その様子の動画はニコニコ動画にも投稿されている。
津波直撃後には気仙沼港口にある漁船用燃料タンクが津波で倒され火災が発生。
その火が漂流物によって燃え移り、市内全域に延焼した。
その時の空撮映像がNHKより全国に放送されていたが、全域で空襲を受けたかのような市街地大炎上の映像があまりにも衝撃過ぎたため、東日本大震災の歴史的一場面として名を残している。