マギー審司とは、日本の手品師、タレント、お笑い芸人、奇術師。
1973年11月11日生、宮城県気仙沼市出身。本名三浦審(みうらしん)。
おしゃべりマジックの第一人者で、80年代から活躍する手品師マギー司郎の三番弟子にあたる。
弟子入り前には単身渡米し、アルバイト先の寿司屋で出会ったプロのマジシャンに教えを請い、帰国までの二ヶ月間彼の下でマジック修行を行っていた。そのため元々は正統派マジックも出来たようで、本人曰く「弟子入りする前の方が(マジックが)上手だった」という。しかし、過去にテレビで本格的なクロースアップマジックを披露していたことがあることから技術自体を失っているという訳ではないようである。
芸風としては師匠マギー司郎のおしゃべりマジックを正当に継承した形で、客席に話し掛けながらわざと下手な手品をしたり、タネの予想の簡単な手品を見せたりする形である。師匠との相違点を挙げるとするなら「一発芸」的な手品やねたが多いことである。また、「横縞のハンカチを縦縞にする」などの師匠の持ちネタを応用した手品を見せることもある。
当初は師匠マギー司郎と共にアシスタントとして舞台に立ち、「移動マジック」と呼ばれる客に中身を見せずに箱の中の玉を移動させ、移動したことを審司に証言させるというコンビネタなどで笑いを取った。そのことにより一定の知名度を獲得してはいたが、NHKの「爆笑オンエアバトル」やテレビ朝日の「笑いの金メダル」などに一人の手品師として出演するようになったのが切っ掛けでテレビなどに単独で呼ばれる機会が増えるようになった。
主な持ちネタとしては「でっかくなっちゃった!」のフレーズで有名な「耳が大きくなる」または「五百円玉が大きくなる」手品、「卵や棒、みかんなどを宙に浮かせる」手品、フェレットのようなぬいぐるみ(「ラッキー」「アンラッキー」「モーラー」)を生きているかのように動かすネタなどがある。
薄型の携帯電話の色を変えるマジック(ネタの終わりに1つ手に隠し持ち、2つ重ねるだけのトリックだとネタばらしする)を鏡の前で練習していた時、師匠の司郎が「え、何それ?どうやったの?どうやったの?」と食いついてきたことがある。
また、マジックだけでなく物まねも得意で、和田アキ子や伊東四朗などのモノマネもよく披露する。
意外にも柔道の有段者(二段)であり、ボウリングの腕前もプロ並みと多才な人物である。
余談であるが、所属するマギー一門が「オフィス樹木」所属であるのに対し、審司は「マセキ芸能」所属となっている。これは審司が一門だけではなく単独で舞台やテレビの仕事を任されることが多いためだといわれている。
アニメ「とある科学の超電磁砲」のOP曲で、2009年11月4日に発売されたfripSide「only my railgun」のPVに出演し、PVの中で持ちネタを披露した。しかし、あまりに唐突な審司の登場に多くの視聴者が度肝を抜かれた。
他の出演者が目からビームを放つなどの離れ業をやってのける中、正体を明らかにした審司は彼等に普段通りの持ちネタで対抗した。その存在感の大きさに視聴者は賞賛の声を送り、敬意を表して彼自身や彼の能力に二つ名を贈った。代表的なものとしては「腹筋崩壊(アブドミナル・ブレイカー)」「仮面投擲(ペルソナ・マギー・ファイア)」「強制詠唱(スペルインターセプト)」などが挙げられる。 ネタだからな!
このPVのインパクトの大きさから公式blogにコメントが殺到し、審司は翌日の日記で以下のように記している。
昨日はたくさんのコメントありがとうございましたm(__)m
二件から百件と急激な跳ね上がりだったので、全部同じ人かなぁ(・・;)と、思ったんですけど…(中略)
もはやマギー審司のPVである
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最終更新:2025/01/11(土) 08:00
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