動物園前駅とは (ドウブツエンマエエキとは) [単語記事]

概要

大阪市高速電気軌道（OsakaMetro）御堂筋線・堺筋線が通る駅で、全線地下駅。駅名標には近隣にある（新世界）が併記されている。駅名の由来は隣接する天王寺動物園であるが、天王寺駅の方がアクセスが良い上に入口も駅から近いため、駅名に反して当駅から天王寺動物園へ向かう乗客は少ない。

駅名は異なるが、JR西日本・南海新今宮駅、阪堺電気軌道新今宮駅前停留所は徒歩圏内であり、乗換が可能。ただし南海とは、御堂筋線の場合はなんばウォークで地下接続するなんば駅、堺筋線の場合は1駅隣で改札フロアが直結する天下茶屋駅の方が乗換利便性は高い。

御堂筋線ホームの壁には天王寺動物園にちなんで沢山の動物が描かれている。同様の例は名古屋市営地下鉄東山公園駅や京成博物館動物園駅（廃止）などがある。2023年には駅リニューアルが完了し、動物が描かれた壁をそのまま活かした明るい駅に生まれ変わった。

ちなみに、駅名標は全て柱に設置されているため、御堂筋線ホームの駅名標はとても小さいものばかりである。

1	御堂筋線	天王寺・長居・あびこ・なかもず方面
2	御堂筋線	なんば・梅田・新大阪・箕面萱野方面

路線名	隣の駅	当駅	隣の駅
■御堂筋線	大国町駅（M21）	動物園前駅（M22）	天王寺駅（M23）

1面2線島式ホームの地下駅。1969年 12月6日開業。当駅は開業時から長らく堺筋線の終着駅であったが、1993年 3月4日に隣の天下茶屋駅まで延伸し、現在は途中駅である。その名残か、66系には現在もリニューアル車を含め動物園前表示が残る（片渡り線が設置されており、異常時に折り返し駅として想定されている事も理由か）。

開業当時は、駅の南側に東吹田検車場の予備施設として動物園前検車出張所が存在したが、延伸時に天下茶屋駅南側に移転し廃止されている。

1	堺筋線	天下茶屋方面
2	堺筋線	日本橋・天神橋筋六丁目・北千里・高槻市方面