ミニ四駆 単語

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ミニ四駆とは、タミヤより発売されている自動車模型である。

概要

モーターを搭載した四輪駆動模型であり、日本で一番売れた自動車模型である(たぶん。ていうか他にこういうカテゴリってないし)。タミヤの登録商標なので、他社は「ミニ四駆」を名乗る事は出来ない。スケールは一部を除いて32分の1サイズ。この理由は、単3乾電池2本が入りやすいサイズである為。

基本的にはニッパーカッターナイフプラスドライバーなどがあれば組み立てる事ができるが、「抜き」などを行う際にはドリルなどの工具や間接着剤なども適宜必要。

動画としての概要は、基本的には以下のように分けられる(と思われる。)

技術部員にも子供時代に熱中した人がそれなりに。

先祖としてはモーターライズのスケールモデルと、1970年前後にブームとなったスロットレーサーがあるわけだが、「ミニ四駆」の名が誕生したのは1980年代初期である。切り離し用のニッパー以外に工具や接着剤は必要ない、というコンセプトはその頃から一貫している。当初はSUVラインナップしていたが、大塚康生アドバイスデザインにより「コミカルミニ四駆」が誕生。種もホンダシビックなどコミカルデザインマッチしたラインナップとなり、ちょっとしたヒットとなった。

ブームになったのは、当時人気だったラジコンジュニア版を向した「レーサーミニ四駆」であった。過去スロットレーサーブームにおいて、過熱した改造子供の手の届かないレベルになってしまったことへの反省から、ミニ四駆では、子供でも手の届く範囲の創意工夫が活かせるよう、大会ルールなどでは苦心している。

過去2回の大ブームは以下の通りで、いずれも、コロコロコミック漫画と連動している。

これらの世代に相当する、現在の2030代前半の人間には染みの深いものである。

そして、これら2度の大ブームべればまだまだ幾分下火であるといわざるを得ないものの、2000年代後半になって再びブームが起こっている。

ターゲット子供のみならずかつてミニ四駆に熱狂した世代全てに広げ、往年の人気種を復刻する、大人でも参加できる大会などをタミヤ公式に整備するなどしており、タミヤによれば、売り上げや大会参加者は順調に増加中だという。

逸話

タイプ2シャーシ(アバンテJr)以降で、特殊な加工なしに取り付けられるようになったボールベアリングだが、

ミニ四駆のベアリングの逸話。当時、外径6mmの極小ベアリングは特注で1個千円した。タミヤが「子どもの買えるものを」と、メーカーとの間で量産ラインごと契約する挙に出て、価格を1/10に抑えた。これを機に極小軸受の市場向け量産が始まり、今も日本トップシェア

http://twitter.com/shine_sann/status/265107494601367553exit より

シリーズ一覧

オンロードタイプ

レーサーミニ四駆シリーズ
オンロードタイプの先駆けで、第1次ブームの牽引役でもある。2003年より一部を新シャーシへ変更して発売している。種はRCバギーをスケールダウンしたもの(ゆえに、初期のものの見たオフロードタイプであった)に始まり、『ラジコンボーイ』に登場したドラゴンシリーズのスケールダウンモデル、中期からは『ダッシュ!四駆郎』に登場したダッシュシリーズが中心となった。
スーパーミニ四駆シリーズ
レーサーミニ四駆の後継シリーズ。軽量な大径ホイールなど競技仕様でもある。登場種は漫画レーサー侠』と『ダッシュボーイ』に登場したものである。(ちなみに『ダッシュボーイ』は、後述の『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』と同時期に、小学館の学年雑誌にて連載されていた。)
フルカウルミニ四駆シリーズ
スーパーからの生で第2次ブームの牽引役。種は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』に登場したものである。
エアロミニ四駆シリーズ
フルカウルの後継シリーズ。『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』の登場種がメインとなっている。
マイティミニ四駆シリーズ
スーパーの後継シリーズ。シャーシはエアロと同一。種は漫画『新世紀レーサーミニキッズ』、『未来レーサーブイイン』に登場したもの。
ミニ四駆PROシリーズ
「ミニ四駆をえたミニ四駆」として登場。新規機種だけではく、レーサーミニ四駆やフルカウルミニ四駆リババルも存在する。
ミニ四駆REVシリーズ
ミニ四駆30周年記念として発表された最新シリーズ
トラキンミニ四駆シリーズ
オンロードタイプではしくピックアップトラックを模したデザイン2種のみ発売してシリーズ打ち切り
干支ミニ四駆シリーズ
1999年以降発売されている限定仕様シリーズ。基本的にはレーサーミニ四駆がベースとなっている。

オフロードタイプ

ミニ四駆シリーズ/コミカルミニ四駆シリーズ
原点。リアルデザインだったがコミカルデザインへ変更された為シリーズ名も変更となった。
ワイルドミニ四駆シリーズ
シンプル且つ丈夫なシャーシと非常に大きなタイヤを採用している。『ダッシュ!四駆郎』の登場種、ワイルドザウルス以外は、ビッグフットタイプのRCカーをスケールダウンしたものが中心である。

ディスプレイタイプ

リアルミニ四駆シリーズ
ケールモデルとして楽しむシリーズ。ボディは基本的にトラキンミニ四駆以外のオンロードタイプのシャーシに載せ替え可種は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』に登場したもので、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の登場種、スピンコブラが第1弾である。
詳細は「リアルミニ四駆」を参照。

番外編

ミニシリーズ
一次ブームの頃に当時大人気だったF1を1/28にしたシリーズである。当時の子供向けスナップフィットキットにしては再現度が高く、普通に組み立てて付属のシールを貼るだけでもそれらしくなるほどだった。 しかし強度も見た通り少なく、特にフロントサスペンションアームにあたる部分は1度のコースアウトで壊れそうなほど細い。駆動方式は二輪駆動。
残念ながら現在は生産停止品である(一応、過去に一度再販されたことがあるが組み立て済みの完成品で、おそらく権利上の関係で当時と同じシールは付属しなかった)。
ちなみにミニFの公式レギレーションもちゃんと存在しているが、現在公式大会は開かれていない。
ラジ四駆シリーズ
ミニ四駆よりもダンガンレーサーメインだったころに発売されたシリーズである。アクセル操作が可なミニ四駆として一時は注されたが、従来のミニ四駆よりも値段が高く、当時の最大サイズシャーシであったスーパーXシャーシよりもさらに長く重いTR-1シャーシ、そして肝心のアクセル操作が送信機のボタンON/OFFの切り替えのみだったこともあり、すぐに人気が落ちてしまった(しかも初期の送信機は混線しやすい。後期は改善済みではあるが更なる出費ががが)。
シリーズ最大の特徴は実在するのボディが採用されている点である。WRC&JGTCのレーシングカースポーツカー、さらにあのポルシェ911が使用できる。ボディ面積が広いので大デカールも貼りやすく、キャラクターデカールを貼って痛車にするレーサーも。タミヤオリジナルボディも一応あるにはあるが、如何せん影が薄い。また、デメリットのひとつである重厚長大なシャーシも言い方を変えれば安定性が非常に高いということであり、アップダウンしいコースでは他のシャーシと互に戦うことが可だ(もちろん、セッティング次第ではあるが)。
当たり前だが、公式大会に出場するにはシャーシから受信機を外さなければいけない。

関連動画

関連静画

個別記事のあるマシン一覧

ミニ四駆 ウニモグ
レーサーミニ四駆 ホーネットJr.
エンペラー
バーニングサン
アバンテJr.
グラスホッパーⅡJr.
ライジング・バード
シューティングスター
キャノンボール
ダンシングドール
ウイニングバード
プロトエンペラー
エアロソリチュード
スーパーシューティングスター
ワイルドミニ四駆 ワイルドザウルス
フルカウルミニ四駆 マグナムセイバー
ビクトリーマグナム
サイクロンマグナム
ビートマグナム
ソニックセイバー
バンガードソニック
ハリケーンソニック
バスターソニック
ブラックセイバー
トライダガーX
ネオトライダガーZMC
スピンアックス
プロトセイバーJB
ビークスパイダー
ブロッケンギガントブロッケンG
レイスティンガー
シャイニングスコーピオン
ディオスパーダ
ガンブラスターXTO
ベルクカイザー
ファイヤースティンガー
リアルミニ四駆 スピンコブラ
スピンバイパー
プロトセイバーEVO
バックブレーダー
ディオマース・ネロ
エアロミニ四駆 マックスブレイカーZナンバーズ
ストームクルーザー
ライジングトリガー

関連項目

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