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タミヤ(田宮模型)とは、日本の模型メーカーである。本社所在地は静岡県静岡市駿河区。
ミリタリー、モータースポーツを中心としたスケールモデルやRCカー、模型関係の各種ツールを販売している総合模型メーカーである。製品クオリティの高さに定評があり、「地球上のどこであれ☆★のマークがある店は模型店だと一目で分かる」と言われる程に世界的にも高い知名度を誇っている。企業理念は「First in Quality Around the World(品質世界一)」
品質は総じて高く、完成形のみならず制作過程までの全体を初心者から熟練者まで楽しめるよう細部まで計算されている。「上場すると製品がつまらなくなるからしない」など強いこだわりを持つが、一方であまり尖った方向は避ける傾向もあり、外れの少ない非常に安定したブランドである。模型メーカーの中で最も王道を行く企業ということは誰もが認めるところであろう。
タミヤの思想が顕著に現れているのがデフォルメについての考え方である。業界随一の資料力を持つタミヤはその気になれば非常に正確なスケールの模型が作れるが、必ずわずかにデフォルメを加えて実物の単なる縮小版を避ける。これは実物を見るときは数メートルの距離から広角気味に見る形になるのに対して、模型は上から望遠気味に見る形であり、そのまま縮小版を作ると受ける印象が変わってしまうからである。タミヤが提供しているのは模型体験であって数字を正確に写すことではないという考え方は、設計がCAD化した現在でも変わっていないそうである。
前身は田宮商事。創業者の田宮義雄が1945年の静岡空襲で営んでいた運送業の事業基盤を喪失した際に、終戦後の復興需要を当て込んで建築資材中心の製材業に転業した。しかし1951年の工場火災による経営悪化が原因で建築資材事業からも撤退。以降は、1947年から参入していた木製模型を本業とした模型専業メーカーとなった。
木製模型の事業はとても好調だったものの、1950年代後半から少数では有るが海外製プラモデルが輸入される様になってからは、木製模型の売り上げが減少。経営も傾きはじめた。そこでタミヤもプラモデル製造に進出し、60年に戦艦大和のプラモデルを発売した。しかし当時日本製プラモデルのリーディングカンパニーであった日本模型(現:ニチモ)が発売した同型の戦艦・武蔵と発売時期がバッティング。これに対抗して本来より低い価格設定を行うも、売り上げは相手にまったく及ばず惨敗。しかも資金回収のめどが立たなくなった事から、一旦はプラモデルの製造から撤退した。が、他社が製作した玩具用の金型を再利用した安価なレーシングカーのキットが意外にもヒットする。
資金的なめどが立った事から、1961年に田宮模型は再び本格的なプラモデルキットの製造に参入。社運をかけたプラモデルとして選ばれたのは、WW2で活躍したドイツのパンサータンク(パンター)だった。金型製作に多額の費用をかけ、戦記イラストなどで絶大な人気を誇る画家の小松崎茂にボックスアート(箱絵)を依頼したこのキットは、果たして起死回生の大ヒット。小松崎画伯の手による迫力あふれるボックスアートはもちろん、キットについても丁寧な組み立て説明書・パンターについての解説・組み立てやすさ・よく走ることから模型ファンから好評を得た。
このパンサータンクはモーターライズ(モーターで走る)キットのため、電池やギヤボックスなどを入れるスペースから逆算して設計された。完成した模型の大きさを計ってみると、これがだいたい実物の1/35に近いサイズであったので、戦車模型キット第4弾のスコーピオンから1/35スケールとして発売。遡って第1〜3弾のパンサータンク・タイガータンク・ロンメルも1/35スケールとされた。この後もタミヤは続々と1/35スケールで戦車模型を発売したため、スケールモデルの世界では1/35がスタンダードなスケールの一つとされるようになった。ただし古いキットはモーターライズ機構を搭載するために、実際の縮尺とは異なるサイズで作られるようなことはしばしばであった。
その後 戦車模型ファンの「走らせるよりもリアルで精巧な模型を飾る」「ジオラマを作って飾る」という嗜好の変化に対応して、ミリタリーミニチュアシリーズ(MM)を開始。ジオラマ作りに便利な歩兵フィギュアのセットや非戦闘用車両のキット、モーターライズ機構を省いた戦車キットなども発売するようになった。現在では、ほぼ全てが始めからディスプレイ専用のキットになっており、より実物に忠実な模型になるよう設計されている。
1971年には太平洋戦争に参戦した旧日本海軍の軍艦を1/700で模型化するウォーターラインシリーズ(WL)を開始した。これは、静岡県内に本社を置く青島文化教材社・田宮模型・長谷川製作所(現:ハセガワ)・フジミ模型の模型メーカー4社合同企画として始まった。ウォーターライン(喫水線)の名の通り、喫水線より上のみをキット化しており、フルハルモデル(底も含めて船体全てが作られている模型)よりも海上に浮かぶ艦を再現しやすくなっている。
ウォーターラインシリーズは、一部の軽巡洋艦や改装空母を除いた日本の軍艦の製品化が実現すると、外国の軍艦の製品化に着手した。しかし、売り上げの不振から1970年代半ばに新製品の開発が停止し、休眠状態になってしまう。
1979年にホビーショップ・マックス(現:グリーンマックス)の1/700船舶模型への参入に刺激される形で、上は原子力空母から下は補助艦艇までと言った新製品を企画中、とてこ入れ策の予告が行われたが、当時の主な購買層である若年層がガンプラを始めとするキャラクターモデルに奪われていたこともあり、一部の製品が発売されただけでシリーズの新製品の開発は再び休止状態となった。
このような例はWLシリーズに限らない。プラモデルの需要は70年代後半よりスーパーカーやアニメなどのキットに奪われ、ミリタリー冬の時代と呼ばれる時代が来てしまったのである。
しかし1990年代に入ってからWLシリーズは第二次黄金期を迎える事となった。
そのきっかけは1992年にフジミ模型が静岡模型教材共同組合を脱退したことだった。フジミは脱退と共に、WLシリーズから自社製品を引き上げた。これによりフジミ模型の担当分を補完する形で、WLシリーズの新製品開発が再開された。このWLから抜け落ちた製品の開発が潜在需要を掘り起こす事となり、市場からの要望ですでに製品が存在する艦艇のキットのリニューアルへと発展する事となった。
しかし、ハイクオリティーの装備品と言う形でWLシリーズに対抗していた模型メーカー・ピットロード(グリーンマックスより金型を譲り受け、1/700の船舶模型を発売していた)はこのリニューアルに危機感を持ち、暗黙の了解を破る形でWLシリーズで製品化されている艦艇の模型を発売したり、WLでは企画のみで終わったアメリカ海軍の原子力空母のキットを発売すると言った積極的な攻勢に出た。
また、WL再活性化の直前には、市場の要望によって行なわれたタイガーIのリニューアル(1989年)や湾岸戦争(1990~1991年)による戦争特需、海外メーカーであるドラゴンモデルズの1/35スケールAFVキット参入によって、MMシリーズも再活性化されている。
1970年代後半には、従来存在した1/50の航空機の模型シリーズの規格変更と言う形で、1/48航空機のプラモデルシリーズである1/48傑作機シリーズの発売を開始したが、これまで1/32の大型キットや1/72のコレクションサイズの航空機の模型をメインとしていたハセガワの本格的な1/48の航空機のプラモデルへの参入や、スケールモデル冬の時代と呼ばれた1980年代にミニ四駆やRCカーに設計部門の人手を取られた事、そして、航空機の模型の設計で中心的な役割を担ってた人物が、実物の航空機の事故で急死した事でこちらも休止状態となった。
1990年代に入ってから傑作機シリーズの新製品の開発が再開され、OEM供給された1/72のイタレリ製キットをメインに幾つかの自社設計の製品をラインナップに加えた新シリーズ・1/72ウォーバードコレクションも発売された。しかし航空機模型市場を主戦場とするハセガワやレベルグループといったライバルメーカーの壁に阻まれ、MMやWLのように市場をコントロールできるほどの支持を得る事が出来ないでいる。
1982年から発売されているモーターを搭載した四輪駆動の自動車模型。
開発が始まった際の
・四輪駆動の動力模型であること。
・価格は子どもの小遣いで買える金額(数百円)に設定すること。
・パーツはできるだけ少なく。組み立てはすべて、はめ込み式であること。
の三つのコンセプトは今も変わっていない。
詳細は「ミニ四駆」を参照。
多岐にわたるモデルをリリースしている。1/10スケールのツーリングカーカテゴリの火付け役である一方、「再販祭り」をよく行う一方、現行GTカーのモデル化をまったくやろうとしない。その割にガライヤやVemacを出すあたり、厚木の某メーカーと少しだけ違うところがある。
なお、シャシーナンバーは大半が後付けなことが多いが、ここ数年はハイエンドブランドとしてのTamiya Racing Factory(Tetsuya komuro Rave Factoryではないので注意)の名を取った競技用モデルも出している。その割に、世界基準サスペンションを固定できないように皿ネジ加工を意図的にしていないことも…。
自社でラジコン用サーキットを静岡と掛川の2ヶ所に設置しているが、なぜか「自社製品」以外の走行に縛りを入れている。前出の某メーカーがかつて運営していたサーキットでも同様な縛りがあった。
主催レースではイコールコンディションの旗の元に、「世界標準」から外れたLi-Feバッテリー・指定ブラシレスモーター・自社製ESCが必須なので注意。
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※F1カーモデル・楽しい工作シリーズ・ソラえもん・各種マテリアル・塗料・工具など、様々なタミヤ製品について、または実車取材などについての加筆希望。
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ピットロードが多くの模型メーカーにとって最悪の敵とも言えるトランぺッターとの提携と、トランぺッターに企画を持ち込んだミニスケールAFVの自衛隊の戦車で、タミヤの製品のコピーを黙認した事が、業界のドン田宮俊作の逆鱗に触れる事になり、ピットロードとトランぺッターの輸入代理店であるインターアライドが、静岡ホビーショーから追放された。
その後に、過去にいろいろやらかしたアカデミー科学の輸入代理店であるGSIクレオスも追放される事になったが、追放基準が不透明な部分が有り、機甲師団シリーズや銀河鉄道999、ベストメカ・コレクションの金型の貸し出しやガンプラの韓国向け代理店として、アカデミー科学と密接な関係にあるバンダイ、改悪コピーにも定評のあるイタレリ(代理店がタミヤ)は、何故か不問とされた。
※この時発売されたミニスケールAFVは、2010年現在、模型専門誌でも鬼門となっており、タイアップ商品やバリエーション製品が発売される際に、新製品紹介コーナー等で、一応紹介されるが、陸上自衛隊のAFV特集的な記事では、存在自体なかった事になっている。
/⌒ヽ
/ =゚∀゚) 「TAMIYA」 日本を出身とする妖怪
[◎]⊂|☆★/つσ 小さいころ親にプラモを勝てもらえなかった子供の無念が
( ヽノ 結集して生まれたと言われている
ノ>ノ ヒタヒタ 軍事博物館・陸空海軍基地等に潜むとされ、全世界で目撃されている
. 三 しU 夜な夜な兵器を測定しどこかに送信していると言われているが何処に送っているかは
田宮模型の社員しか知らない
様々な秘密ももって行くため軍関係者からは恐れられている
民明書房刊:「日本列島ゲゲゲのゲ 第3章 世界を駆ける恐怖の妖怪」より抜粋
掲示板
55 ななしのよっしん
2023/09/15(金) 08:30:19 ID: U2/g7/5HOu
食玩レベルのコレクション商品も出して欲しいが、比較的低価格帯で言えば1/48MMの商品展開があるしなぁ
タミヤがその下のグレードを展開するとは思えない
出来良いし手ごろだし、1/48MM大好き
1/48MMでもビッグショットとか出ないかな
56 ななしのよっしん
2024/05/28(火) 17:21:57 ID: nKAt/JBpeb
新橋の新店舗、ヘビーユーザーをがっつり切り捨てる方向に改悪(特にRCとミニ四駆)されてて最悪だわ
ライトユーザー入れたい気持ちもわかるけどあれじゃ本末転倒
57 ななしのよっしん
2024/09/14(土) 11:29:12 ID: TUepGdQqvc
いつかタミヤのラジコン&ミニ四駆のスケールモデル出して欲しい
1/24くらいで、ラジコンはオリジナルのキットそのままのデザイン。ミニ四駆はそれ用にアレンジしたやつで。
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最終更新:2025/01/09(木) 07:00
最終更新:2025/01/09(木) 07:00
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