現場代理人 道路工事の現場代理人って、全くの素人の何も知らない人でも出来るのですか？ 昔、広島の橋桁落下事故で現場代理人に実刑判決が出てましたが、この現場にも全くの素人が工事に携わってた様です。 ここの現場代理人が素人か経験者か資格者がわかりませんが、全くの素人が工事現場の現場代理人になれるのですか？ なれるなら全く意味がないと思いますが、実刑受けるくらい大事な役割と思います。

現場代理人は、建設工事現場において施工管理や安全管理などの責任を負う重要な役職です。法的には、建設業法において「主任技術者」または「監理技術者」の配置が義務付けられており、これらの技術者が現場代理人を兼ねることが一般的です。 全くの素人が現場代理人になれるかという点については、原則として以下の理由から難しいと言えます： ・主任技術者になるには、一定の実務経験や国家資格（1級・2級施工管理技士など）が必要 ・監理技術者になるには、さらに厳しい資格要件と監理技術者資格者証が必要 ・工事の種類や規模によって必要な資格や経験が定められている ご指摘の橋桁落下事故のような重大事故が発生した場合、現場代理人は工事の安全管理責任者として法的責任を問われることがあります。これは現場代理人の役割が単なる名目上のものではなく、実質的な技術的判断と安全管理の責任を伴う重要なポジションであることを示しています。 建設業法の趣旨からも、適切な資格や経験を持たない人が現場代理人として配置されることは本来あってはならないことです。