回答(2件)

リーマンショック以降、世界中で行われた金融緩和政策の主軸が、大規模な量的緩和(QE)に移行したことで、市場にマネーが大量に供給され、法定通貨の価値が相対的に低下したことが大きいです。 特に2020年以降のコロナショックにより、再び各国で大規模金融緩和・大規模財政出動が実施され、法定通貨の価値低下に拍車がかかります。 2021年以降は、世界中でインフレに悩まされることになり、金融引き締めに転じることになりますが、もはや世界中に溢れかえったマネーは、従来的な金融引き締め政策では市場のマネーを吸収することはできず、各国の中央銀行は、法定準備金に付利を課す(つまり市場のマネーを吸収しない)方法で、金融引き締めを行いました。 結果、金融引き締め局面においても、市場に供給された大量のマネーは残されたままになり、気づけば米国や欧州ではすでに金融引き締め局面は終了し、再び金融緩和を舵を切り始め、再び市場には大量のマネーが供給され始めています。 これがゴールド価格が上昇を続ける要因になっています。

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ドル離れが一つの原因と考えられていて各国中央銀行がドルを売って金を買っています。 ドルが基軸通貨ではなくなりつつあるのかな。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB062G00W5A001C2000000/ 引用 >昨年末比で51%の大幅高となり、世界の中央銀行が外貨準備で保有する金の総資産価値は、米国債の規模を上回ったもようだ。 この動きを主導しているのが中国で 中国人民銀、11カ月連続で金購入 ドル離れ加速との声 https://jp.reuters.com/markets/japan/H6TFS3U4XNO7NN3EXN6IRLJPCE-2025-10-07/ アメリカ国債売って金を購入し続けています。 中国の米国債保有額、英国下回り3位に 3月2.8兆円減少 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1700W0X10C25A5000000/ カードとしてアメリカ国債売りを中国保持していたハズなんですがカードですらなく実利的な理由で国債売り払っていますね。 その金が金購入使われており、同じ流れで各国政府が金を購入し続けています。 中国に関してはいろいろ事情複雑で 元安に対応したドル売り元買い介入もしていてアメリカ売り一辺倒というわけではないのですが ダブルで効いています。 中国が国有銀行に為替介入の強化指示、急激な元安阻止-関係者 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-17/RZJ58NDWX2PS01

一般的に 株価と金は逆相関するのですが しないのがトランプ政権の特徴で。。。 金と株価はなぜ逆相関するのか?お金の流れと両者の関係 https://nanboya.com/gold-kaitori/post/correlation-gold-stockprice/ 引用 >細かな変動はあったものの、これまでは逆相関していた株価と金の価格。 しかし2017年に入りますと、両者の関係性には変化が見られるようになります。 株価が上昇するとともに、安全資産であるはずの金の価格も上昇したのです。 好調な株式市場への期待を込めた資産の動きと、米国のトランプ政権を中心とする世界各国の、不測の事態に備えた動きが関連していると言われています。