中身が男
というよりも
「責任感が強い」
って事だと思いますよ。
名前を挙げた女優さんはすべて「主演」をはるようなスターですよね。
って事は
一家の大黒柱みたいなもんです。
映画は主演がいなきゃ、成り立ちませんから
その主演俳優が責任感をもって仕事に挑まない事には
映画が成立しない。
皆の思いやプレッシャーが一身に集まるとなれば
生半可な気持ちでは仕事ができない。
つまりは、徐々に(たとえ新人時代はなかった人でも)責任が強い人になっていくという事。
日本の撮影現場では特に「個人の事情」があまり考慮されません。
体調管理、身内の不幸、
普通に生活していれば個人の事情で休む必要性が出てきます。
でも、芸能界では個人の事情で休むことがほぼ無理です。
「責任感」という名の下に
身内の最期を看取る事ができない
とか
自分の親の葬式に顔を出す事すらできない
とか
病気になっても倒れない限り撮影続行!
とかね。
一般人の感覚で考えれば
なんでそこまで!?
と思える仕事に対する姿勢も
彼ら彼女らの世界では、仕事に穴をあけない
って事が「責任感」の実行でもあるわけです。
男の中にも「女々しい」人間はいっぱいいますので
女優の中身が「男みたい」って事は一概にいえません。
でも
女優さんの多くが(というか芸能界で成功した多くの俳優さん、スタッフが)一般人より、より強固な責任感を持っているとは思います。
※今でも人気の松田優作は膀胱ガンである事を隠したまま映画の撮影をし、結局そのまま亡くなってしまいましたね。これも映画人、俳優としての責任感として命がけで仕事をした、という事でしょう。