回答(2件)

コメント致します、元証券マンです。 結論から言うと、税制上のきまりに左右されるためです。 ソニーFGの株価はソニーGの株価の数%にとどまるものの、「税務上の純資産額などから求める簿価の比率」が高いため、ソニーFGの簿価はソニーG株を取得した価格の20.6%(見込み値)になるようです。 ソニーG株を購入した時期によって異なりますが、受け取ったソニーFG株が含み損になっているケースも出てきます。例えば、ある株主がソニーG株を3000円で買っていたとすると、20.6%をかけた618円がソニーFG株の簿価となり、含み損になります。 一方、ソニーG株を3000円で買った株主は、スピンオフ後のソニーG株の簿価は79.4%をかけた2382円となり、大幅に下がる計算になる為、含み益が跳ね上がります。

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