一部のカトリックは 死刑制度に反対してます。 マニフェストをかかげ選挙に出ないのでしょうか？ 制度を変えようと参政しようとしないのでしょうか？

日本のカトリック教会は、死刑制度に対してはっきりと反対の立場を取っていて、実際に抗議声明や要望書を発表しています。 たとえば、2025年6月の死刑執行に対しても、日本カトリック司教協議会の社会司教委員会が「命の不可侵性」を理由に強く抗議しています。 教皇フランシスコは2018年に「カトリック教会のカテキズム」を改訂して、「死刑は人格の不可侵性と尊厳への攻撃であり、認められない」と明言したんだってこの改訂は、世界中のカトリック教会にとって大きな指針になっていて、死刑廃止に向けて積極的に働きかける姿勢が示されています。 ただし、政治参加のスタイルは国によって違うみたい。たとえばアメリカでは、カトリック信者が議員として死刑反対を訴えることもあるけど、教会組織として政党を作ったり選挙に出たりすることは基本的にありません。 代わりに、声明を出したり、ロビー活動をしたり、教育や啓発を通じて社会に影響を与える方法をとっています。 つまり、カトリック教会は「命の尊厳」を守るという信念を世界共通で持ってるけど、制度を変えるためのアプローチはそれぞれの国の政治文化に合わせてるって感じです。

当選の事や将来的な事を考えるとそんな少数を対象 にしたマニフェストなんて使えないでしょう。 使えないから今後も選挙に出てこないと思います。

第二バチカン公会議以降の教えに基づいていて、信者が「キリスト教的良心」に従って政治参加することが、社会の倫理的健全性に寄与するという立場です。 ですので、カトリック教会が特定の政党や政治的立場に直接関与することは避けており、あくまで信仰と道徳の観点から社会に働きかけるというスタンスです。