回答(2件)

紙幣はインフレで価値が下がるだけ。

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現物とペーパーゴールドの差ですね笑 本来、金ETFは資金流入量に応じてマーケットメイク、 つまり運営側が金価格の応じてETFの基準価格の調整を行います。 たとえばiシェアーズ(314A)はペーパーで調整するだけなので、BLACK ROCKが組成したETFの買い付けを行うだけです。 ですから価格調整は瞬時に行えるわけですよ。 ところが三菱純金ETF(1540)は、 資金流入→現物購入→発行数の増加→市場で売却 このプロセスを経て、はじめて価格が調整されます。 マーケットメイクする側にしてみれば、現物の入手が完了していないのに 容易にETF発行数をふやすことはできないんですね汗 現物の購入方法ですが、今までは主に3通りの入手方法がありました。 ①LBMA(ロンドン貴金属協会)から現物を買う ②COMEX(NY商品先物取引所)から現受けする ③スイスの精錬所から直接、買う ちなみに①はブリオンバンク(HSBC、ゴールドマンサックス、JPモルガン・・・)などの専門業者が取引可能です。 つまり一般投資家が足を踏み入れることのできない世界です。 中国や中央銀行は主に①③などを利用して購入していますが、当然あいだにブローカーを挟んでいますので、 WGC(ワールドゴールドカウンシル)の統計データに載らない取引も多数存在しています。 トランプ政権になり、①②で現物を調達しようとしても2か月程度、待たされるようになりました。 要は現物が不足しているわけですね。 このような状況で、三菱とはいえ、金現物を入手するのは困難なわけです。 この金現物の優位性を理解している投資家は、当然、ペーパーアセットを敬遠し、 きちんと現物を保管している1540に資金を振り分けます。 その結果、1540は先物価格以上の上昇率が実現したわけです。 なお、現物はペーパーゴールドの100分の1以下の量であることは下記のリンクにあります。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13319989443 ちなみにバーゼルⅢ規制は、ファンド経由のETFであっても適用になるため、 すべてのETFはバーゼルⅢを批准していくことになります。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14320949124