あなたが説明している現象は、「セカンドウィンド」と呼ばれるものです。長距離走などの持久的な運動を行っている際に一時的に呼吸が楽になる状態のことを指します。 セカンドウィンドが起こる理由は以下のように考えられています。 ・運動を始めると最初は糖質が主なエネルギー源となり、乳酸が蓄積されて呼吸が苦しくなる ・しかし時間が経つと脂肪がエネルギー源として利用されるようになり、乳酸の蓄積が抑えられる ・その結果、一時的に呼吸が楽になる状態(セカンドウィンド)に入る セカンドウィンドは個人差があり、誰もが経験するわけではありませんが、長距離ランナーの多くが経験する現象です。呼吸が楽になれば、ペースを上げられるチャンスでもあります。