親たちは、離島留学制度をどう思いますか? こんな記事がある。 ↓ 《壱岐市高校生が遺体で発見》 虐待疑惑の里親を「みんなで支える」 教育長の聞き取りに複数の実親が出していた答え 3/23(木) 16:30配信 NEWSポストセブン 長崎県警は3月21日、前日に壱岐市の海岸で見つかった遺体が壱岐高校2年生の椎名隼都さん(17才)であることを発表した。 隼都さんは茨城県出身。長崎県の「離島留学制度」を使って中学2年生のころに島に移り、里親Aさん宅でほかの留学生たちと共同生活をおくっていた。 3月1日の午後4時半ごろに里親宅で姿を確認されたのを最後に行方不明になり、17日から長崎県警の公開捜査が行われていた。 『週刊文春』は公開捜査に先立つ3月15日、里親Aさんの虐待疑惑を報じ、ほかの里親による「隼都さんはAさん夫妻から日常的に叩かれたり、怒鳴られていた」などの証言を取り上げた。地元住民が語る。 「Aさんは地元のイベントやメディア事業に関わっていて、ちょっとした有名人。以前から島で里親をやっています。椎名くんが行方不明になり、虐待疑惑が報じられてからも、ほかの小中学生の里子たちは、Aさんのところに住み続けています」 Aさん宅には、壱岐市が行う「いきっこ留学制度」を通じて島にやってきた小中学生たちが今も身を寄せている。この子どもたちの状況について、壱岐市教育委員会に問い合わせた。以下の答えは全て3月17日に返ってきたものだ。 ──里親Aさんの虐待疑惑については把握しているか? 「里親の虐待疑惑については、教育長自ら当該里親(Aさん)の聞き取りを実施し、そのような事実は確認しませんでした」(壱岐市教育委員会の担当者、以下同) ──Aさんのもとには里子がまだ6人いるそうだが、別の里親のもとに移す予定はあるのか? 「聞き取りの結果、『問題なし』と判断しており、別の里親へ移す予定はありません。また、計6人の小・中学生も引き続きお世話になることを希望しています」 ──当該里親のもとにいる里子たちへの聞き取りは行っているか? また、聞き取りの予定はあるか? 「市教委としては、直接留学生への聞き取りは実施していません。該当する留学生である中学生2名への聞き取りを壱岐警察署が実施しており、その結果は市教委に報告され、共有しています」 ──虐待報道の事実関係をどのように捉えているか? 「当該里親が現在預かっている留学生の実親に対しても、教育長自ら状況説明と聞き取りを実施した結果、問題となるような事実はありません。実親さんから『今回の(虐待疑惑の)記事は事実と異なり、不愉快に思っている。実親みんなで当該里親さんを支えていこう』という言葉を頂き、当該里親に厚い信頼を寄せていることを確信しています。 当該里親のもとに現在いる留学生たちは、制度を継続している方々で、もし虐待を受けているなら市教委や学校に相談しているはずです。留学生や実親から虐待の訴えは何もありません」 ──里親が里子たちを適切に世話しているか、市はどのようにチェックしているか? 「“いきっこ留学コーディネーター”を配置し、関係者(里親・実親・留学生・学校)と定期的に情報交換することで、困り事などを聴き出し、必要に応じて適切に対応しています」 ──制度の不備や、それを見直す予定はあるか? 「これから『いきっこ留学制度』をさらに充実させるために、必要に応じて見直しをして整備していきます」 市教委の見解は「問題なし」。留学生たちの島暮らしは、これからも続く──。 https://news.yahoo.co.jp/articles/0f995cfc7f4e203ed345c5473dd9c959c74dc272 〈壱岐市・男子高校生死亡〉 “虐待疑惑報道”の里親の激白150分 「留学生受け入れはお金目的?」「台風のなか正座させた?」 「亡くなる直前の動向」…疑惑・誹謗中傷についてすべて話した 3/31(金) 20:07配信 集英社オンライン “里親ビジネス”の被害者なのか、元々心に深い闇を抱えていたのか――。離島留学制度の先進的な取り組みをしてきた長崎県の壱岐島で、茨城県出身の「留学生」が失踪の末に遺体で見つかった。 発見時の状況などから事件性はないとみられるが、里親の「虐待疑惑」を巡ってメディア同士が報道で応酬を繰り広げるなど、周囲は騒然としている。 渦中の里親は集英社オンラインの電話取材に応じ、150分にわたって激白した。留学制度の功罪を含めて、検証の扉を開く。 https://news.yahoo.co.jp/articles/78a45567d9fe3c8477e766c31fb674fdc5a853ed
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