ル・コルビュジエ
、1980年、85ページ
ISBN=4785101105
[論考]
序─低い声 四本の柱が立ち、そこに屋根を架けた小屋は住宅の原型なのだろうか? [〈それ〉溝は作動している]あるいは、一本の柱が太古の平野に立てられた瞬間に構築が... 実は新しいテクノロジ−の賜物である例えば、小さな家には古い暖炉とブルーの絨毯と子犬と〈あなた...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.130-145
[論考]
...取り残され、薄暗い環境の中で孤立化していく小さな家。小さなスケールをもったこの家を振り返る者... ...うときに、そもそもの所有者の孫子が現われ、小さな家を丸ごと郊外へと曳き屋して保存。元通りの幸...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.104-111
[批評]
...モースが指摘するように、「ピュリスム」、「小さな家」、「三〇〇万人のための現代都市」、「パッ... ...計画[図4a・4b]については、後に出版された『小さな家』(一九五四)というコルビュジェ自身の著作...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.123-128
[論考]
...三疊の臺所を茶の間と呼んでゐた。このやうな小さな家に二夫婦が住むこと自體、たとひ母がいかにし... ...く」なった忸怩としてまずある。そしてその「小さな家」に「二夫婦が住むこと」は無理だった、と柳...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.154-161
[密集市街地論 2]
...と細い道が曲がりくねりながら続き、道沿いに小さな家がぎっしりと建ち並んだ典型的な密集市街地で... ...暮らしぶりが浮かび上がってくる。木造の古く小さな家に住みながら、隣近所との付き合いを楽しみ、...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.154-161
[1990年代以降の建築・都市 6]
...坪の吹抜をもつた九─三=六坪の二階、という小さな家であるが、全体が一空間的に構成されているの... ...はなく、「適正な住居の大きさ」があり、この小さな家において「贅沢ではなく身の丈にあった暮らし...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.184-193
[現代住宅研究 8-1]
果汁一〇〇%、ビーフ一〇〇%など、食品には一〇〇%という表示がよく見られる。純粋な材料から混ぜ物を作ることは容易だが、混ぜ物から純粋な材料を抽出するのは難しいか...はないが、予算がない施主には予算に合わせて小さな家を作り、お金を貯めてまたこいと、はっぱをか...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.12-15
[インタヴュー]
「アーキラボ」について 今村創平──マリ=アンジュさんは「アーキラボ」展に関連して多くのインタヴューを受けられ、すでに質問されることにはうんざりされていることと...村──ただ、私は時々思うのですが、例えば「小さな家」がとても面白いことは確かですが、ヨーロッ...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.150-158
[フィールドワーク]
Google Maps やGoogle Earth で、ある1 地点に求心していくとき、先端のとがった錐で地面に突き刺さっていくように感じる。同時にその地点に立...ややかな緑のなかで、青いシー卜で構築された小さな家が溶けこんでいて、これがいわゆる定住する家...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.121-128
[部屋の文化研究 7]
今、小さい家が注目されている。戦後の住宅はひたすら部屋数をふやすことと、大きな家になることを目指してきたのだが、家族数が減れば方向転換がありうる。小さい家は一室...が、その昔、大きな家のまわりにあった無数の小さな家は時間の経過とともにはやばやと消え去ること...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.33-34
[都市の傷痕とRe=publik 8]
二年間にわたった連載も今回で最終回となった。都市がすべての者に対して開かれてあること。そのためには、「非病理的な」建築、われわれをもう一度デラシネとするような建...BFによるダイマキシオン・ハウスは、「荒野の小さな家」という、アメリカ人のどうしようもなく古臭い...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.31-32
[トーキョー・建築・ライナーノーツ 8]
内側から見る都市 昨年から今年にかけてヨーロッパの都市を訪ねたときに、いくつかおもしろい都市ツアーを経験した。 はじめは昨年七月にミュンヘンを訪れたときのこと。...月にミュンヘンを訪れたときのこと。「日本の小さな家」の展覧会をキュレーションした建築家ハンネ...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.29-32
[対談]
多木…神戸の地震についてはすでに多くの言説が飛び交いました。しかし今日はもう少し違った方向で考察できないだろうか。これまでの言説では語られていないものがありはし...力学的な構造として破壊されたものと、路地の小さな家が無残に崩壊しているのと、もうひとつは、半...
『10+1』 No.04 (ダブルバインド・シティ──コミュニティを超えて ) | pp.204-227
[日本]
1962年生まれ。写真家。84年、日本大学芸術学部写真学科を中退しライトパブリシティ入社。91年の退社後、ロンドンに滞在。帰国後、広告写真や雑誌などで活躍する。...一八坪ほどの土地に建築予定のプロジェクト《小さな家》の多数のマケットや、予定地に立つ妹島のポ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.168-169
[オランダ]
ヨープ・ファン・リースハウト Joep van Lieshout:1963年生まれ。 主な作品=《本棚ユニット》(1989)、《「天窓」ダッチ・ハウス》(OMA...にその名の由来をもつこの作品は、「大草原の小さな家」部分と、それぞれアルミ製、FRP製の移動装置...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.94-95
[論考]
ミニ・ハウス Mini House 主要用途 専用住宅 家族構成 両親+子供二人 構造・構法 LSG(軽量鉄骨)造塚本──《ミニ・ハウス》は、敷地面積がだいたい...ほど家自体は街から遠ざかる。でも、施主も「小さな家だから、塀はいらない」と考えていましたし、...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.91-99
[批評]
1:「初めての」絵画 発端となる絵画[図1]では、画面を水平に二分するような明暗の中にいくつかの物が配されている。表面の艶やかな水平面に置かれた一つの白いキュー...──同、一七七頁。 ★一八──レマン湖畔の「小さな家」に設置される「窓」が、それである。「サヴ...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.77-94
[批評]
ル・コルビュジエが白い服をたえず褒めたたえたのはもちろん、色彩の過剰を攻撃していたからである。『今日の装飾芸術』で彼は白く塗りつぶすことを実に熱心に宣伝し始めた...入りました。私たちはここヴォークレッソンに小さな家を建てたいのです。しかしほとんどまったく予...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.95-112
[部屋の文化研究 1]
昨年末に『借家と持ち家の文学史──「私」のうつわの物語』(三省堂)という本を出した。日本近代一三〇年のあいだに書かれた大量の文学作品を、「私」と家族の容器として...ある。一軒の大きな家のまわりに無数にあった小さな家、もっといえば小屋のほうが今生きている私た...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.33-35