余市 ドメーヌ・タカヒコで収穫ボランティア初体験
(記2021年10月9日)
ドメーヌ・タカヒコのメール会員になったのは2〜3年前のこと。いつだかはっきりは覚えていないけど、多分マガッツィーノでドメーヌ・タカヒコ Yochi Nobori 2013を飲んだあとのことだと思われる。
ドメーヌ・タカヒコのワインを飲んだのは、おそらくその1回限り。
会員登録後から収穫ボランティアの募集メールはきていたのだけど、そのうちいつか、みたいに思って流していた。
今年は随分余市・仁木に行って、余市まで行くことの自分の中のハードルがぐっと下がり、勝手にワイナリー巡りでドメーヌ・タカヒコの場所も分かったしで、初めてボランティアに応募してみた。
ボランティアも超人気なんですね。10日間の日程で募集していたのが、募集開始から数時間で全日程定員に達して締め切られた。
作業終了後は簡単なワイナリーツアーとテイスティングがあるとのことで、当然公共交通機関&ランで行くことにした。当日は13時集合。11時過ぎに余市駅に着いたときは結構な雨。駅前で食事をとり、空の様子を伺い、雨が上がったときを見計らってタカヒコまでランスタート!
余裕をもって到着のはずが、道を間違え3kmほど余計に走ってギリギリ到着!
着いたと同時ぐらいで、また強い雨が降り出して、みなさんワイナリーの中に待避して、作業の説明を受ける。
雨雲レーダーを見ると、14時ぐらいにまた雨が来そうだ、ということで天候状況を踏まえ、作業の前にテイスティングとなった!
まあそれはいいんだけどさ、なんか難しそうな作業ペーパーが配られ、ムムムとなる。
ブドウの房をチョッキンして、カゴに入れていく、という単純作業を想像していたのだけど、どうやらそうではなさそうだ。
ナナツモリのブラン・ド・ノワール。やや赤みがかった白ワイン。
グラス片手にタカヒコさんの収穫の説明を聞く。貴腐菌(灰色カビ)の付いたブドウと付いていない健全果を分けて収穫するようだ。
それで貴腐菌の付いたブドウで造られるのが、ブラン・ド・ノワールってことらしい。いや〜ちょっとは調べてくればよかった。
家に帰ってからいろいろ調べたら、タカヒコさんのインタビュー記事があったので、リンクを貼っておく。貴腐菌の付いたブドウでワインを造ることになった経緯も載っている。
これを読んでから、ボランティアに行けばよかった。
曽我貴彦インタビュー「日本は世界的にみてもどこにもない味わいのワインができる」
それでタカヒコさんのお話しが面白い。農家のワイン造りなので、基本的に自然に任せて造っている、だからなるべく仕込みは遅くして、気温が下がってからであれば、自然と発酵はゆっくりになる。
雪が積もるまでは、ブドウの剪定で忙しいから、その間はワイン造りに手を掛けられないとか。
もっと手を掛ければ、もっと素晴らしいのができるのかもしれないが、それは弟子たちに任せる。うちのワインは最底辺のワインですとか。
ナナツモリのピノ・ノワールもテイスティング(^^)うれすい!
さて、予報通り雨も上がったので、畑へ。いざ収穫!
貴腐菌が付いたブドウ。
これをハサミを入れながら、貴腐ブドウと健全ブドウに分けてコンテナに入れていく。結構実が密についていて、表面からは見えなくても、ハサミを入れると中の方に菌が付いた粒があったりもする。貴腐ブドウは房からポロポロと落ちていく。
黙々と作業を続ける。途中「休憩しましょう〜」と声が掛かってお茶タイム!
畑のこともいろいろ説明してくれる。ピノ・ノワール、糖度が23度ぐらいあるそうだ。ただ粒が小さく種の周りの酸味でそれほど甘くは感じないとのこと。ハイ、一粒口に入れましたが、そんな感じでした。
本日のみなさんの収穫成果!白いビニール袋がついたコンテナに入っているのが、貴腐菌の付いたブドウだ。
作業が終わり、解散した後はまた駅まで走って戻る。駅近くに銭湯があるので、そこでひとっ風呂浴びる計画だった。
だったのだが、暖簾が掛かっていない。寿湯さん、今日はお休み!?
風呂上がりに余市駅周辺でちょいと一杯計画もここで頓挫。
仕方あるまい、小樽の柳川湯で汗を流すことにしよう。
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ドメーヌ・タカヒコのメール会員になったのは2〜3年前のこと。いつだかはっきりは覚えていないけど、多分マガッツィーノでドメーヌ・タカヒコ Yochi Nobori 2013を飲んだあとのことだと思われる。
ドメーヌ・タカヒコのワインを飲んだのは、おそらくその1回限り。
会員登録後から収穫ボランティアの募集メールはきていたのだけど、そのうちいつか、みたいに思って流していた。
今年は随分余市・仁木に行って、余市まで行くことの自分の中のハードルがぐっと下がり、勝手にワイナリー巡りでドメーヌ・タカヒコの場所も分かったしで、初めてボランティアに応募してみた。
ボランティアも超人気なんですね。10日間の日程で募集していたのが、募集開始から数時間で全日程定員に達して締め切られた。
作業終了後は簡単なワイナリーツアーとテイスティングがあるとのことで、当然公共交通機関&ランで行くことにした。当日は13時集合。11時過ぎに余市駅に着いたときは結構な雨。駅前で食事をとり、空の様子を伺い、雨が上がったときを見計らってタカヒコまでランスタート!
余裕をもって到着のはずが、道を間違え3kmほど余計に走ってギリギリ到着!
着いたと同時ぐらいで、また強い雨が降り出して、みなさんワイナリーの中に待避して、作業の説明を受ける。
雨雲レーダーを見ると、14時ぐらいにまた雨が来そうだ、ということで天候状況を踏まえ、作業の前にテイスティングとなった!
まあそれはいいんだけどさ、なんか難しそうな作業ペーパーが配られ、ムムムとなる。
ブドウの房をチョッキンして、カゴに入れていく、という単純作業を想像していたのだけど、どうやらそうではなさそうだ。
ナナツモリのブラン・ド・ノワール。やや赤みがかった白ワイン。
グラス片手にタカヒコさんの収穫の説明を聞く。貴腐菌(灰色カビ)の付いたブドウと付いていない健全果を分けて収穫するようだ。
それで貴腐菌の付いたブドウで造られるのが、ブラン・ド・ノワールってことらしい。いや〜ちょっとは調べてくればよかった。
家に帰ってからいろいろ調べたら、タカヒコさんのインタビュー記事があったので、リンクを貼っておく。貴腐菌の付いたブドウでワインを造ることになった経緯も載っている。
これを読んでから、ボランティアに行けばよかった。
曽我貴彦インタビュー「日本は世界的にみてもどこにもない味わいのワインができる」
それでタカヒコさんのお話しが面白い。農家のワイン造りなので、基本的に自然に任せて造っている、だからなるべく仕込みは遅くして、気温が下がってからであれば、自然と発酵はゆっくりになる。
雪が積もるまでは、ブドウの剪定で忙しいから、その間はワイン造りに手を掛けられないとか。
もっと手を掛ければ、もっと素晴らしいのができるのかもしれないが、それは弟子たちに任せる。うちのワインは最底辺のワインですとか。
ナナツモリのピノ・ノワールもテイスティング(^^)うれすい!
さて、予報通り雨も上がったので、畑へ。いざ収穫!
貴腐菌が付いたブドウ。
これをハサミを入れながら、貴腐ブドウと健全ブドウに分けてコンテナに入れていく。結構実が密についていて、表面からは見えなくても、ハサミを入れると中の方に菌が付いた粒があったりもする。貴腐ブドウは房からポロポロと落ちていく。
黙々と作業を続ける。途中「休憩しましょう〜」と声が掛かってお茶タイム!
畑のこともいろいろ説明してくれる。ピノ・ノワール、糖度が23度ぐらいあるそうだ。ただ粒が小さく種の周りの酸味でそれほど甘くは感じないとのこと。ハイ、一粒口に入れましたが、そんな感じでした。
本日のみなさんの収穫成果!白いビニール袋がついたコンテナに入っているのが、貴腐菌の付いたブドウだ。
作業が終わり、解散した後はまた駅まで走って戻る。駅近くに銭湯があるので、そこでひとっ風呂浴びる計画だった。
だったのだが、暖簾が掛かっていない。寿湯さん、今日はお休み!?
風呂上がりに余市駅周辺でちょいと一杯計画もここで頓挫。
仕方あるまい、小樽の柳川湯で汗を流すことにしよう。
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