富山・総曲輪「51 Cinquenta Uno」　酔いどれた数日間

　最近は飲食の話しはコトバが出ないので止めている。備忘のため少しだけ。（実は閲覧数の相応の部分が、かつての飲食ネタのようだけど）

　冬の富山に仕事で出かけた。幾ばくか前、酔いどれた数日間を過ごした。昼間は仕事、夜はうろうろ。結構美味しい寿司とか、洋食とか、和食とか頂いて、かなり満足度の高い滞在。金澤以上に水浸しの路面には参ったけど。それに福井とか富山に行くと、空が広い。米軍機からの焼夷弾で焼かれた街は。城趾の堀端に立つと、なんとなくスカスカした感じで、きっと金澤と同じような風情があったのだろうが、面影はない。何となく哀しい思いになってしまう。

　そんなことはともかく、富山・総曲輪のホテルに居たのだけど、近所のワイン・バー「51 Cinquenta Uno」がなかなか良かった。出張で一緒の同僚がみつけた店。ボクは食べ物屋とか呑み屋のよさを語る語彙がなくて、とても残念なのだけど、ゆっくりと寛げて呑めたのでよかったな。外には静かに、大きな雪が落ち続けていたのだけど。

　ちなみに店主と話しをしていて、金沢のワインバーと云えば照葉ですね、って云われて驚いた。

　まあ、また富山に行きたくなった。