カジュアル面談を全部自分でやる活動

とある職種の採用優先度が高まっていたことを受けて、自分もこのポジションの採用にフルコミットをするぞと決めた。

いろいろな工夫をして、結果的に成果も出たのであるが、個人的に今回の活動でやってよかったと思えたのが、タイトルのとおり。「カジュアル面談に全件出る」というもの。

CTOや現場メンバーなど、同席するメンツは毎回少しずつ変わっているが、どんなケースでも自分は全部参加した。

やってみて、以下のような感想を得た。

  • 同席者と、候補者さんとの対話を繰り返し観察することにより、現場の課題などに関する解像度があがった。結果、現場に近い立場の同席者がいなくても自分だけで同じ粒度で候補者さんと対話できるようになった
  • 自分たちの事業や、課題についてどんな話をすると相手に興味をもってもらえるのかがわかってきた
  • 自分自身の、上記のような事柄への理解が深まったことで、どのような人に来てほしいかの人物像についてのイメージも深まった
  • 最終的に採用注力期間において一貫性のある面談が行えるようになった(それによって候補者さんに満足してもらえてるといいな)

ということで、入社半年のEMとして明らかにやってよかった。

カジュアル面談の候補者さんには、毎回アンケートをお願いしているのだが、アンケートのとある項目のスコアが、自分がカジュアル面談を全件やるようになってから、満点近いスコアに上昇した。

直接的な因果関係はわからないが、カジュアル面談が採用アトラクトを得るために重要なポイントであることを考えると、この活動は成果に効いているのではないかなと思う。