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NIH(米国国立衛生研究所)

米国国立衛生研究所(NIH)、新たなパブリックアクセス方針を発表

2024年12月17日、米国国立衛生研究所(NIH)が新たなパブリックアクセス方針“2024 NIH Public Access Policy”を発表しました。現行のパブリックアクセス方針“2008 NIH Public Access Policy”に代わるもので、新方針では、これまで認めてきたNIHの助成を受けた研究成果に対する出版後最大12か月のエンバーゴを設けないこととしています。この方針は、連邦政府から助成を受けた研究成果の即時公開を求める米国大統領府科学技術政策局(...

米国国立衛生研究所(NIH)、パブリックアクセス計画を公開:意見募集を実施中

2023年2月21日、米国国立衛生研究所(NIH)が、パブリックアクセス計画“NIH Plan to Enhance Public Access to the Results of NIH-Supported Research”の公開を発表しました。発表によると、米国大統領府科学技術政策局(OSTP)が2022年8月に発表した政策方針を踏まえて作成されたものであり、NIHのパブリックアクセス方針“NIH Public Access Policy”に基づいています。公開された計...

米国大統領府科学技術政策局(OSTP)、連邦政府全体でのオープンサイエンスの推進を発表:2023年を「オープンサイエンスの年」と位置付け

2023年1月11日、米国大統領府科学技術政策局(OSTP)が、オープンで公平な研究を推進するための連邦政府全体でのアクションを発表しました。また、2023年を、連邦政府全体でオープンサイエンス方針を推進する「オープンサイエンスの年」とすると述べています。発表されたアクションは、助成金の新設、研究インフラの改善、早期キャリアの研究者の研究参加の拡大、一般市民の関与機会の拡大に関するものです。例えば、OSTPと国家科学技術委員会(NSTC)が、米国におけるオープンサイエンスの公...

E2564 – 米国・OSTPによる研究成果公開に関する政策方針について

カレントアウェアネス-E No.449 2022.12.22 E2564 米国・OSTPによる研究成果公開に関する政策方針について 国立情報学研究所・脇谷史織(わきやしおり)●はじめに2022年8月,米国大統領府科学技術政策局(OSTP)は,連邦政府から助成を受けた研究成果の即時公開を求める覚書を発表した。覚書は,連邦政府機関がパブリックアクセスの方針や計画を更新するための指針を示すものであり,納税により研究資金を提供する米国民が研究成果を自由,即時,公平に利用できることを目...

米国国立医学図書館(NLM)、米国国立衛生研究所(NIH)の試行プロジェクト“NIH Preprint Pilot”を拡張:NIHからの助成を受けた全ての研究を対象に

2022年12月14日、米国国立医学図書館(NLM)が、米国国立衛生研究所(NIH)の試行プロジェクト“NIH Preprint Pilot”を拡張すると発表しました。同プロジェクトは、NIHから助成を受けた研究の成果物の早期提供を目的としたものであり、2020年に第1段階が開始されました。2年間で、新型コロナウイルスや新型コロナウイルス感染症に関する3,300件以上のプレプリントがPubMed Central(PMC)に追加されたと述べられています。NLMは第1段階の成果を...

北米研究図書館協会(ARL)ら、データ管理・共有に関する米国国立衛生研究所(NIH)の新たな方針への対応に関するレポートを公開

2022年10月18日、北米研究図書館協会(ARL)が、米国医科大学協会(AAMC)と学術医学図書館協会(AAHSL)と共にレポート“Institutional Strategies for the NIH Data Management and Sharing Policy”を公開したと発表しました。米国国立衛生研究所(NIH)は、研究者と機関に対して助成申請時のデータ管理・共有計画提出を求める新たな方針を、2023年から適用します。同レポートには、この方針に各機関が対応す...

米国国立衛生研究所(NIH)、生物医学分野におけるデータ共有・二次利用の実践を表彰する“DataWorks! Prize”を実施

2022年6月6日、米国国立衛生研究所(NIH)、生物医学分野におけるデータ共有・二次利用の実践を表彰する“DataWorks! Prize”に関する記事を掲載しました。記事によると、研究コミュニティを支援し、学術的発見におけるデータ共有・二次利用の役割を強調するものであり、NIHの“Office of Data Science Strategy”と米国実践生物学会連合の協力により実施されます。2つの大賞を含む12の賞が選ばれ、合計50万ドルの賞金が授与されるとあります。5月...

米国国立衛生研究所(NIH)、NIHが認証した共通データ要素のコレクションを公開

2022年4月21日、米国国立衛生研究所(NIH)は、NIHが認証した共通データ要素(Common Data Elements:CDE)の最初のコレクションを、“Common Data Elements Repository”で公開したと発表しました。同リポジトリは、NIHのセンター・研究所やその他の機関が推奨・要求する、構造化されたデータ要素へのアクセスを提供しています。今回公開されたコレクションは、新型コロナウイルス感染症の臨床・応用研究やトランスレーショナル・リサーチを...

E2462 – 米・医学分野データリポジトリの評価指標に関する調査

米国国立衛生研究所(NIH)は2021年10月,NIHのワーキンググループ“Lifecycle and Metrics Working Group”(以下「WG」)およびサブグループの“Metrics for Repositories Working Group”(以下「MetRe」)による報告書“Metrics for Data Repositories and Knowledgebases: Working Group Report”(以下「本報告書」)を公開した。本稿では,その概要を紹介する。

米国国立衛生研究所(NIH)、生物医学のデータリポジトリにおけるメトリクスの現状に関する報告書を公開

2021年10月14日、米国国立衛生研究所(NIH)が、NIHのワーキンググループ“Lifecycle and Metrics Working Group”およびサブグループの“Metrics for Repositories”により、報告書" Metrics for Data Repositories and Knowledgebases: Working Group Report"が公開されたと発表しました。同報告書は、生物医学のデータリポジトリにおけるメトリクス(指標)...
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