前回の記事:どうにかして余暇を効率化したい - 一詩人の最初の歌
こういうときに頼れるのはやっぱりウェブだよね!!ってことで、ウェブを使ってやれることはある程度やってみたのでまとめメモ。
余暇用ToDoリストをつくる
余暇といえど、やりたいことを優先順位付けてテキパキこなしていかなくては、無為にその時間を過ごしてしまうことになってしまいます。そんな風に肩肘張って過ごすものが余暇と言えるのか?という気もしますが、やりたいこと溢れてていつの間にか余暇が終わってしまっている状態の僕にとっては結構重要な問題。というわけで、なによりまずは「余暇用ToDoリスト」をつくりたい。
けど、仕事用のToDoリストに余暇の予定まで書き込んだら訳わかんなくなっちゃう!だからと言って複数のToDoサービスを使うのもめんどい!……と、悩んでたわけですが、Google Taskで普通に解決しました。複数のToDoリストを作れるんですね、これ。
はい、こんな風に。他のToDoサービスがどうなっているのかは知りませんが、Google Taskだと目的に応じてリストを使い分けられて便利ですね。また、ウェブサービスでToDoを管理していると、「外出時にどうやって確認するか」が重要となります。が、この点はGtasksというAndroidアプリが非常に軽くて使いやすいので、特に不満は感じていません。
時間制限のあるコンテンツを優先的に消費する
仕事はデッドラインが近いものから優先的にこなしていくように、余暇も時間制限(会期)があるものを優先しないと後でめちゃくちゃ後悔することになります。行こうと思ってていつの間にか終わってた展覧会が今までにいくつあったことか。
美術館などの展覧会情報を定期的に入手したいならば、東京アートビートというサイトが便利。はてブが1000も付いているので、結構有名なサイトなんですかね。東京周辺のアートイベント情報をまとめてくれています。特筆すべきは「最も人気」「もうすぐ終了」「スタート間近」という3つのカテゴリでRSSを吐いてくれていること。小さな個展から国立美術館まで、かなりの情報が掲載されているのでさばくのは大変ですが、使いようではかなり使える情報の宝庫です。
続いて映画。映画の公開日程は映画館によって異なるのでなんとも言い難い部分はありますが、僕がよく行く立川シネマシティは上映終了間近作品の情報を公開しています。残念ながらRSSは流していませんが、そこはPage2RSSを使ってちょちょいと。あとは「午前十時の映画祭」の上映情報が欲しいところなのですが、今のところ上手いものは見つかっていません。Twitterの@asa10eigaが一応使えますが。
最後にテレビで放映される映画の情報。普段アニメとニュース以外にテレビを見る習慣がないので、金曜ロードショーとかよく見逃すのです。使えそうなサイトの筆頭としては、映画ぴあの今週TV放映予定の映画というページ。これまたRSSはありませんが、1週間分の放映予定を一覧して見られるので使い勝手は良いです。
これらのサイトを経由して得た情報は、すべて日付を付与して前述のGoogle Taskにぶち込みます。あとは定期的に見直して忘れないようにすればおk。Google Taskにリマインダ機能が付いていないのが痛いところではありますが。
欲望を可視化して並べておく
時間と同様に制限があるのがお金です。本屋に行くとつい目についたものを端から買いがちですが、その後家に帰ってから「そういえばあの本の下巻欲しかったんや!!」と思い起こすことがしばしば。効率化が必要です、はい。
これについてはブクログとAmazonの「ほしいものリスト」が大いに役立っています。欲しいと思ったものはすべてこれらの中に入れてしまい、買い物するときはここから候補を選ぶようにする。衝動買いはなるべく控える。感覚としては、ブクログの「読みたい」と「ほしいものリスト」を真っ白にすることを目指す感じ。
本棚サービスは様々なものがありますが、中でもブクログを選んだことには一応理由があります。一つ目に、機能面で最もバランスが取れていたのがブクログだったこと。メディアマーカーは設定項目が多すぎて挫折したし、一方で読書メーターはあまりにシンプルすぎて使いづらかった。ブクログはタグ、メモ、レビュー、読了日と、登録項目がほどほどなので取っ付きやすかったのです。二つ目に見た目が綺麗。最近は読書メーターも本棚表示を始めたようですが、ブクログの綺麗な本棚表示には敵わないなーというところです。そして三つ目、なによりスマホアプリが使いやすい。買い物時の参考として本棚サービスを使っている以上、出先で簡単にリストをチェックできるか?というのは重要なポイントです。ブクログのAndroidアプリはそれなりに軽いし、バーコードスキャナも付いているし、僕としては満点に近い出来栄えでした。
Amazonの「ほしいものリスト」については言うまでもないと思います。Amazon以外のショッピングサイトの商品を登録できる、「何でもほしい物リスト」という機能もあるので、ウェブショッピングへの欲望をすべてここにまとめることができます。ブクログは本、DVD、CD。ほしい物リストはそれ以外のガジェットや食品、家電という形で使い分けています。