マンガ
ユリイカで好きな作家が特集されているとだいたい買ってしまう。僕の好きな作品の好きなところを、いろんな人が本当に上手いこと言語化してくれているので純粋に嬉しいのもあるし、そうか自分はこの作品のこういう部分が好きだったのか、と改めて気付かされ…
kashmir『ぱらのま 6』白泉社 2023 p.26 旅先にはだいたい常に文庫本を1冊持って行っている。Kindleユーザーだから、スマホさえあれば本は読めるのだが、なんとなく物理的な本が1冊は欲しい。これを減らせば多少なり荷物が軽くなるのも、結局のところそこま…
dailyportalz.jp デイリーポータルZの記事がふと流れてきて、あれ、この本文フリで買ったやつじゃん、と思った。 文学フリマ東京36 - the world was not enough の中でもバッチリ言及している。それもそのはずというか、著者の 玉置標本 さんはDPZでもライタ…
僕が2022年に見た・読んだ・聴いたコンテンツの中での話なので、2022年の新作とは限らず載せている。今年は1つずつ丁寧にエントリーを書くリズムが取り戻せればよいのだが。 panpanya『模型の町』 www.hanmoto.com 表現が難しいが、独特の味わいを持った短編…
www.youtube.com 近年のアニメ化報道の中でも随一に嬉しいと同時にびっくりする発表だった。『ぼくらのよあけ』ですよ。『ぼくらのよあけ』ですよ? 良いマンガだし大好きだし、『アリスと蔵六』をヒットさせている今井哲也のネームもあるとはいえ、10年近く…
趣味ってわりと「連鎖」によるところがあると思っていて。一時期ミニシアター系の映画をよく見に行っていた時期があったんだけど、あの頃は一度映画を見に行くと、シアターで予告編やフライヤーを見て「あ、次これ見よう」っていう気になってまた見に行って…
ゴールデンウィークと言っても特にやることなくて、去年の GW は何やってたっけなって思って日記開いてみたらやっぱり何もやってなかったな、みたいな感じ。温泉ぐらいどこかのタイミングで行きたい、そろそろ、って思う。 4月。アニメの開始月ですね、って…
顔のいい女2人が会話して生活しているっていう、それだけでマンガは面白いんだよね、という1冊。 あらすじも何もなくて、どんなマンガなんですかと聞かれると、本当に↑この1文で終わってしまう。会社員で真面目気質な「先輩」と、パティシエの卵で楽天的でち…
ブログを書くにあたり、腰が重かった3か月。前から感じていることではあって、タイトル考えるの面倒くさいとか、月別のエントリーで複数の作品をまとめて感想を書くときにも、それぞれ結構細かく感想書いてて時間かかっちゃうとかなんかいろいろあって。月別…
マジカルミライ 2020 in TOKYO 元がバーチャルな存在なので、配信ライブのようなバーチャルなイベントにはうってつけのはずの初音ミクなのだが、しかし元がバーチャルだからこそ、国内では1年に2、3回程度しかない、リアルに「顕現」する機会の重要性が強い…
COMITIA 134 今年最初で、おそらくは最後になるであろう同人誌即売会への参加。直前になって開催に気付き、そしてカタログ購入が入場には必須であり、すでに各書店からは在庫が払底しつつあることにも気付き、ダメ元で当日のカタログ販売に頼ってみることに…
最近マンガを読む頻度が増えたような気がするのは Stay home 故か。小説も読んではいる(今は飛浩隆『零號琴』を楽しく読んでいる)んだけど、個人的に小説って「よし、読むぞ〜〜〜」ってちょっと構える必要があって、その気力がないけれど何か読みたい夜と…
パリで『MANGA ⇔ TOKYO』が開かれていた2018年当時、なぜこれを日本国内でもやってくれないのだろうと純粋に思っていたのだが、実際に足を運んでみると、これは国外向けに作られたイベントであったのだろうという、至極当たり前のことに気付かされた。 イベ…
最終話ネタバレを含めた『ハイキュー!!』の話を最後に配置しているので、ご注意を。 デカダンス TVアニメ「デカダンス」本PV 2話が分水嶺で、そこまで見ればハマる人はハマるし、ハマらない人はハマらないだろう。とにかく損はないので2話見てほしい。1話で…
サカナクション『#夜を乗りこなす』 新型コロナウイルスの流行以来、家でも楽しめるようにとコンテンツを無償公開する動きが相次いでいる。アーティストによっては、今は売上が苦しくてむしろお金が欲しいときだろうにとも思うのだが、そんな中で無償で、と…
COVID-19 の影響でチケットを取っていたライブは2本中止になり、行きたかった東博の『出雲と大和』は会期途中で中断され、まぁなんとも散々だった3月。家での読書やゲームが捗りそうな一方で、よく行く映画館、ライブハウス、カフェなどが経営危機を迎えない…
肋骨凹介『宙に参る 1』 宙に参る (1)【電子版特典付き】 (トーチコミックス)作者:助骨凹介発売日: 2020/02/27メディア: Kindle版 現代で言うセスナ機のレベルで、つまり個人が保有できるレベルで宇宙船が普及した時代の話。病死した夫の遺骨を地球にある義…
単独エントリーで書きたいと思っている爆弾コンテンツが年始から多くて大変。 Tokyo 7th シスターズ EPISODE 5.0 『Season of Love』だいぶ大変なことになってません??というのは来週完結次第書く予定。テッド・チャン『息吹』は全然まだ途中なんだけど今…
2000年代は宇野常寛『ゼロ年代の想像力』のヒットなどもあってそれなりに10年単位での振り返りがあったように思うのだけど、2010年代(テン年代と一部で呼ぶみたいだけど)はあんまりそういう機運がないままサクリと終わってしまって少しおぼつかなさがある…
愛蔵版機動警察パトレイバー (1) (少年サンデーコミックススペシャル)作者:ゆうき まさみ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2019/11/12メディア: 単行本 今年一番のめりこんだコンテンツが『機動警察パトレイバー』になってしまった。令和だぞわかってんのか。…
Tokyo 7th シスターズがサブスク解禁されて、最近は Spotify でそればっかり聴いている。好きな曲をポチポチと Like して、それを頭から順にずっと。もちろん CD は持っているんだけど、 CD の音源は Google Cloud Music に上げているので、アプリを使い分け…
今年は NARUTO / BORUTO シリーズ 20 周年らしくて。それで先月『NARUTO to BORUTO THE LIVE 2019』というシリーズ総決算みたいなイベントがあって、行ったんですよ。別に特に NARUTO 大好きというわけではなくて単なる付添いで。自分はジャンプ派なので子ど…
楓と美兎 VTuber の動画、特にライブ配信の動画はテンポ遅めでテンションも常に高いわけではない場合が多くて作業用BGMとして適しているなと思うことが多い。と言ったところでそこまで見るわけでもないし Spotify 聴きながら作業していることのほうが圧倒的…
クリスチャン・ボルタンスキー『Lifetime』 ボルタンスキーを見に行くのは3回目だった。最初が2016年に東京都庭園美術館で行われた『アニミタス ー さざめく亡霊たち』で、2回目が同年開催の瀬戸内国際芸術祭で訪れた「心臓音のアーカイブ」。後者のリハーサ…
過去の10選。 いま購読している漫画10選(2017年夏版・前編) - the world was not enough いま購読している漫画10選(2017年夏版・後編) - the world was not enough いま購読している漫画10選(2015年夏版) - the world was not enough いま購読している…
なかなかにドタバタしている最近で、6月まとめエントリーを7月半ばになってようやく出すという体たらく。最近は見たい映画が多すぎるけど時間が取りづらかったりとかそういうのが多くて、6月からで言えばこの後書く『ゴジラKOM』に、有楽町のヒューマントラ…
ここ数年ぐらい、週刊少年ジャンプは『HUNTER×HUNTER』が掲載されているときだけ買うという習慣を続けていて、『アクタージュ』は見かけては面白いとは思ってはいたものの「単行本を買う」閾値に至らず、それが一気に閾値を爆発的に超過したのがこの見開きで…
今期は『キルラキル』と『けいおん!』の再放送があり、渡辺信一郎監督作品があり、幾原邦彦監督作品があり、というところで4枠も埋まってしまったので以上です、ありがとうございました、という気分です。この2監督の新作が見られて、再放送とはいえ TRIGGE…
平成から令和の変わり目にかけては東北をぶらぶらしていました。青森と福島と仙台。メインで据えていたのが弘前で。というかさくらまつりで。というか桜ミクで。 初音ミクブログ更新 【その他(お知らせ)】桜ミクが「弘前さくらまつり」公式応援キャラクタ…
今季は何年ぶりかにアニメは一切完走しないシーズンになりました。とあるアニメが非常に評価されていたのは知ってたんだけど、どうも作品自体の評価よりも政治的、感情的な声が大きく聞こえてしまって近づき難くなってしまって色々残念だったなぁと思ってま…