『夜光の階段』松本清張

夜光の階段 (上) (新潮文庫)
ドラマになるというので本屋に並んでいたのを買った。松本清張はいくつか読んでいる。数が多いし片っ端から読むというのはできないので、話題になったりしたものをぽつぽつと。話は野望を抱く青年美容師がのしあがっていくという話。悪い人が主役というパターン。すごいところはいろいろあるが、女性雑誌の編集という女性キャラがすごい。どーしてこんなにぐろい女心がわかるんだ清張っw。主人公のキャスティングは藤木直人らしいが、印象薄い美形っつーのはなかなかむいているかも。女性陣はどうかなあ、と思っていたら、割と手堅い感じである。見れたらみたいというか、松本清張だときっかわれいでもみてしまうw。米倉はもうあんまりやらないほうがいいと思うけどねー。
 松本清張の小説をドラマ化するとき、現代に焼き直しが多いのだけど、その時代のまんまをみてみたい。予算が一気に跳ね上がるのかもしれないけど。