中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

上海で茶花:芙蓉とセイタカアワダチソウ

炉開きの茶室にて。

むくげと芙蓉はいつも迷うのですが、これは芙蓉かな。

夏の終わりから先始めて、まだ咲いていますね。

中国語でも同じく芙蓉 [fú róng]。

公園などでもよく見かけます

花入れの足元を見てみたら…

鮮やかなセイタカアワダチソウ(背高泡立草)。

外来種なので、茶花ではないのでしょうが、秋の色どりでいい感じです。

 

中国語の名前は「カナダ一枝黄花」なのだそう…

カナダってついてますね。


セイタカアワダチソウが日本に入ったのはウィキ情報だと明治時代末のようですが、中国でも観賞用に1935年に輸入されたのだとか。生命力が強く、周りの植物を枯らしてしまうことがあることから、外来種の「悪性雑草」とみなされると紹介されていますね。

そうした生命力の強さから「覇王花」と呼ばれることもあるのだとか。

他には「黄鶯」、「麒麟草」などの名前もあるそうです。こうした名前だと茶味があるかな…

上海で茶花探しは難しいですよね。