もうだいぶ前の話になるが、昨年の9月末に、渋谷で開かれた、NPO法人日本独立作家同盟主催のイベント「デジタル読書ってこんなに楽しい! ライトニングトーク大会」に参加した。
日本独立作家同盟は、主に作家が集まって作った組織で、今のところ電子書籍自主出版の啓蒙、普及に力を入れているようだ。
今回のイベントも、KindleやKobo、iPhoneやパソコンで電子書籍を読むことが、紙の書籍に比べてどう楽しいかということを、みんなで語り合うイベントだった。
ライトニングトークというのは、主にコンピューターのコンベンションで使われる言葉だが、稲妻のように短い時間(おもに5分ぐらい)で言いたいことをババッというイベントだ。
ぼくは頼まれたわけではなく、自分で話したいから参加しますと言ってエントリーした。
しゃべると入場料が無料になる。
茶菓もついて、他の方のトークも聞けて、大変楽しかった。
この日のトークの内容を、すべて書き起こししているサイトがあるので、興味ある方はお読みください。
濃いよ。
第1回 デジタル読書ってこんなに楽しい! ライトニングトーク大会書き起こし
読み返して思うのは、カバンが軽くなる、古い本が絶版せずに残っているという「総論」から、Kindleがいい、Koboも意外にイイという「各論」まで、いろいろな視点があって面白いということだ。
一人の人が全部語ろうとしても、けっきょく偏ってしまうので、だったら大勢の人が5分ずつ、10何個も論を戦わせたほうが、全体像が浮かび上がってきて面白い。
ぼくはというとこのブログ「イジハピ!」でも何回か語っているが、「自炊」について語っている。
上のブログでも文字起こしされているし、YouTubeに動画も上がっている。
暇でしょうがなかったら見てください。
「自炊している本をどうしているか教えたい」 深沢千尋 第1回 デジタル読書ってこんなに楽しい! ライトニングトーク大会
自炊、それは一人暮らしの人が自分用にごはんを作ること、ではなく、本を断裁機でバラしてスキャナーで電子化し、強引に電子書籍にすることだ。
以前は本を千冊以上も所有していて、壁一面本棚で、部屋が狭くてひいひい言っていたが、全部自炊してしまった。
今も電子書籍で出ない本というのはあって、買ったら断裁してスキャンしている。
アマゾンなどで古本が1円で売っている。
じっさいには送料が掛かって3百円デコボコだが、それでも安い。
そんなの、いぜんは買っても読まないし、置き場所がないし…と思っていたが、今は「なくなる前に…」と思って買い込んで、バラしてスキャンしてしまう。
クラウドに何千冊も本がある。
楽しい。
この「自炊」、昔は一時的に流行っていたが、さいきんは下火だそうだ。
まあそうだろうな、と思う。
まあメンドクサイし、こんなこと変わった人しかやらないのだ。
どうせ本は電子が中心になるので、過渡期の、うたかたの趣味であろう。
でも、この過渡期がそうとう長くなると思われる。
電子書籍も思ったほどブレイクしないから、紙でしか出ない本が多いのである。
では紙書籍は売れているかというと、そっちもすごいスピードで売り上げが落ちているそうだ。
どうなるんだろうね。
なんか期せずして暗い文章になってしまったが、たまにイベントなんか参加すると、面白い人がいっぱい集まってきて、みんな本好きだし、本当に楽しかった。
日本独立作家同盟は、主に作家が集まって作った組織で、今のところ電子書籍自主出版の啓蒙、普及に力を入れているようだ。
今回のイベントも、KindleやKobo、iPhoneやパソコンで電子書籍を読むことが、紙の書籍に比べてどう楽しいかということを、みんなで語り合うイベントだった。
ライトニングトークというのは、主にコンピューターのコンベンションで使われる言葉だが、稲妻のように短い時間(おもに5分ぐらい)で言いたいことをババッというイベントだ。
ぼくは頼まれたわけではなく、自分で話したいから参加しますと言ってエントリーした。
しゃべると入場料が無料になる。
茶菓もついて、他の方のトークも聞けて、大変楽しかった。
この日のトークの内容を、すべて書き起こししているサイトがあるので、興味ある方はお読みください。
濃いよ。
第1回 デジタル読書ってこんなに楽しい! ライトニングトーク大会書き起こし
読み返して思うのは、カバンが軽くなる、古い本が絶版せずに残っているという「総論」から、Kindleがいい、Koboも意外にイイという「各論」まで、いろいろな視点があって面白いということだ。
一人の人が全部語ろうとしても、けっきょく偏ってしまうので、だったら大勢の人が5分ずつ、10何個も論を戦わせたほうが、全体像が浮かび上がってきて面白い。
ぼくはというとこのブログ「イジハピ!」でも何回か語っているが、「自炊」について語っている。
上のブログでも文字起こしされているし、YouTubeに動画も上がっている。
暇でしょうがなかったら見てください。
「自炊している本をどうしているか教えたい」 深沢千尋 第1回 デジタル読書ってこんなに楽しい! ライトニングトーク大会
自炊、それは一人暮らしの人が自分用にごはんを作ること、ではなく、本を断裁機でバラしてスキャナーで電子化し、強引に電子書籍にすることだ。
以前は本を千冊以上も所有していて、壁一面本棚で、部屋が狭くてひいひい言っていたが、全部自炊してしまった。
今も電子書籍で出ない本というのはあって、買ったら断裁してスキャンしている。
アマゾンなどで古本が1円で売っている。
じっさいには送料が掛かって3百円デコボコだが、それでも安い。
そんなの、いぜんは買っても読まないし、置き場所がないし…と思っていたが、今は「なくなる前に…」と思って買い込んで、バラしてスキャンしてしまう。
クラウドに何千冊も本がある。
楽しい。
この「自炊」、昔は一時的に流行っていたが、さいきんは下火だそうだ。
まあそうだろうな、と思う。
まあメンドクサイし、こんなこと変わった人しかやらないのだ。
どうせ本は電子が中心になるので、過渡期の、うたかたの趣味であろう。
でも、この過渡期がそうとう長くなると思われる。
電子書籍も思ったほどブレイクしないから、紙でしか出ない本が多いのである。
では紙書籍は売れているかというと、そっちもすごいスピードで売り上げが落ちているそうだ。
どうなるんだろうね。
なんか期せずして暗い文章になってしまったが、たまにイベントなんか参加すると、面白い人がいっぱい集まってきて、みんな本好きだし、本当に楽しかった。