■単行本まで何マイル?(仮)

漫画家・由伊大輔のblog
mail : super-hibase☆mail.goo.ne.jp(☆→@

◆ 過去作品・掲載スケジュール

NEW!! 『弓塚いろはは手順が大事!』単行本4巻、発売中です

集英社・ジャンプ+にて試し読み公開中
『弓塚いろはは手順が大事!』
読切版→ 『弓塚さんは今日も的外れ』

・ 『温泉幼精ハコネちゃん』2巻とアニメの続きの6話分を常時掲載中!
・その他、過去作品は こちらを参照ください。

初掲載の時の日記を発掘

2017å¹´04月29æ—¥ | â—æ¼«ç”»åˆ¶ä½œ

突然ですが、部屋を片付けていて昔の日記の束を発見しました。その中に、学生時代の初掲載原稿(別名義)を描いている最中の記述があったのでちょっと書きます。

日記によると、20日に提出の7ページの原稿があって、下書きを6日頃に終えてます。で、そこから2週間かけて7ページのペン入れ・仕上げをし、しかもラスト3日はドリンク剤を飲みながら睡眠時間を削って描いています。いくら初商業だからって、時間かかりすぎです・・・!!

しかも、この数ヵ月後に更に長い漫画が載る機会を得るのですが、もうおわかりのようにこのときはもう時間が圧倒的に足りなくて、最後は漫画研究部の後輩に家に来てもらってトーン貼りを手伝ってもらうというド修羅場でした。これではとても連載などできない、と修行を決意し、アシスタントに応募したというのは時々お話している通り。

で、アシスタントを4年ほど勤める間に、いつのまにか一般的なペースで描けるようになり、しかも未経験から完成原稿ストック無しで月刊連載を開始しても問題なくこなせてしまった(『ぺろわん!』)のですから、アシスタントというのはすごいものです。特にその間、速度を上げる努力をした記憶もないので、まさに「いつの間にか」です。

結局、アシスタントに行く前の自分は口だけ漫画家志望でした。プロ志望だと言ってはいるものの、持ち込み用の漫画は完成させられませんでした。結局アシスタントに行ってる間にも完成させられませんでしたが、それでもアシをやめた直後には1本完成させ、初持込を達成しています。アシスタントこそが自分の漫画家志望としてのスタートだった、と言えるでしょう。

以上、唐突に面白い日記が発掘されたので書いてみました。当時はまさか、こうして漫画家として活動しながらこの記述を読み返すとは思いもしないで書いてるからまた面白いです。今こうして書いているブログ記事も、後で読み返すと面白いと思うので引き続きちょくちょく書いていければいいなと思います(このブログもなんだかんだで9年目に突入してます、、、長いですね)。

四輪を買います

2017å¹´04月01æ—¥ | â–¼è»Šã®è¨˜éŒ²

ちょっと間が空いてしまいました、ちょっとまた連載企画の準備でてんやわんやという感じでした。

さて、今日は久々の日常話。実は人生初の四輪を買おうと思っています。ここ数年、ずっと欲しい欲しいと思っていたのですがなかなか買うきっかけを得られなかったものを、ついに買うことに決めました。これで最近滞りがちだった旅行趣味を復活させられたらいいなとも思っています。あ、今回はクルマに興味のない人は読み飛ばしてもらって大丈夫です(苦笑)。

今回いざクルマを買おうと思った時、選択基準がわからないことに気付きました。所有歴がないので、自分がクルマに何を求めているのか、何が重要なのか実感でわからないのですね。1台目なのでどのくらい乗るかもわからないし、まずは中古かな、、、と考えて探し始めます。経験が無くても判断できるデザインから攻めることにして候補をいくつかピックアップ。自分の好みはレトロ風なので、日産・フィガロ、現行Fiat500、三代目マーチあたり。軽自動車だと四角さがレトロな初代アルトラパン、と絞っていきました。この時点でエアバッグもABSも無いフィガロと、お値段も維持費もそれなりにお高い500はあまり1台目のクルマとしては現実的ではないため、事実上マーチとラパンに絞られました。

そんな感じでデザイン重視でレトロなのを買うつもりだったのですが、気付いたらマツダ・デミオ(DE型・三代目)の試乗に行ってました。何故か近年、周囲にマツダ推しの人が増えてきていて興味自体は持っていたのですが、デザイン的には今時過ぎてレトロ感のレの字もないので今回は候補に入れないつもりでした。しかし軽よりコンパクトカーのほうがいいかな、と考えたとき、三代目マーチの対抗に二代目フィットと三代目デミオも自然と候補に入ってきました。その上でネットのレビューをみていると、どうやら走行性能的にはデミオが一番良さそう(席の広さや使い勝手のパッケージング、総合力はフィットが一番、デザインはマーチが一番)。二輪でSR400に乗っていて、やはり運転自体の楽しさが重要であると学んだ私ですので、四輪もその基準で選びたいなと思い、とりあえずデミオの試乗に行ったわけです。

で、そのデミオ(三代目)、とにかく圧倒的な身軽さで驚きました。これは普段運転している実家のクルマが1.5トンもあるのが主な原因なのですが、1トン未満のデミオの軽さは感動モノでした。そしてステアリングも軽い、とにかく軽快、信号でクイックに曲がる、そしてこの感触が実に気持ちいい。短い試乗ですっかり魅せられてしまい、フィットやマーチに乗ることなく、自分の中ではデミオでほぼ決定となりました。デザインも特有の「美点」に気付いたら一気に魅力的に見えてきて、レトロ感にこだわることはないな、という結論に達したわけです。個人的にはボンネットが絞られている部分と、リアの造型の立体感になんともいえない色気を感じました。そのぶん車内は狭いけど、どうせ後席はほぼ荷物置き場なので良いです。そんな感じで、購入を決断いたしました。

納車はまだ先ですが、初四輪なので全てが非常に楽しみです。まあ基本は漫画のブログなのですが、時々は車と旅行レポも入れていきたいなと思います。